すべてのおすすめ
この日のために用意した
黒いミディアム丈のドレス
トルソーに着せてみる
そして
足が少しでも細く見えるよう
一時間マッサージ
ベッドに寝そべって
ナイトテーブルにグラスを置いて
就眠の ....
沈みゆく刻、
夜を想い。

海は光と戯れ、
波を奏でる。












           了。
自らを
道化に例える人がいるけど
そんな勇気は
私にはない

アルルカン
存在するだけで
笑ってくれるそんな場所なら
私は
いつまでそこに立つ

いまや
私そのものが
風前の ....
あおむけになって寝て
しゃべって笑って
ふっと黙って

あおむけになっているところだけ舟

ひとりぶんの

ちいさな


{引用=
私は目をつむり、水のゆらめきに合わせた動きの ....
くちびるは濡れるから
ことばもいつか
濡れてしまう

めぐみと呼ぶには
砂ぼこりが多すぎる



古びてゆく壁に耳を寄せたら
わからない音だけが
あふれて

古びていたの ....
かたたん かたたん

夜のようだ

かたたん かたたん

まだ夜のようだ

かたたん かたたん
かたたん かたたん

いくつもの夜を越えて
目覚めても
やはり夜だった
眠る ....
どうして夢の中でも走れないんだろう

いつも足がもつれてしまう

あれってほんとに歯痒いよね

せめて夢の中でくらい颯爽と走りたいものだ、、、
病院の古い長椅子は
もうすっかりガタがきて
座るとギシギシと
独り言でも言ってるみたいだ

そこにはいつも
お爺さんやお婆さんが座るから
僕はめったに座らないのだけど
ちょっと興味があ ....
まだ 行ったことのない 場所
静かに 雪の落ちる 北の国

広場に 夢の イルミネーション
降り来る 聖霊と 光のつぶて

夕の祈りを告げる教会の鐘
聖夜に降り来る雪を震わす

生か ....
うすきみの森へ入ると
なぜ うすきみの森へ来たのか

六つ辻の小道を通ると
左右振り返って 迷子になる

あしたの沢 の水をすくえば
きょうの日付と曜日を忘れる
きのうの小石に蹴つまづ ....
 草の葉を噛みながら進んだ
 狡猾な蟐蛾の三日月の下
 浸潤する夜の裳裾とたわむれ
 潮風に臭気をさらして干乾びる
 蛇行する隘路の果てには
 屠られた白き幽愁
  
 高波に洗われるト ....
献血に行ったら
貴方の血は夕焼けなので
輸血用には使えません

断られたことがある

16歳の頃の話だ


『血液奇談』


今は何の因果か
私は血液職員として献血車に乗り ....
ほつれた糸はよるをゆく

いつか
余裕をうしなえば
たやすく降られてしまうから
どの肩も
つかれつかれて
しなだれてしまう


うらも
おもても
やわらかいのに
ひとつの ....
火星と木星の
間の小惑星で君に会いたい

そしてそこから
地球を見たい

地球はどんなに小さいのだろう
宇宙空間は
どんなに青いのだろう
世の中に横行する
様々な言説
人はそれぞれの物語を
生きている


星はまたたいて
夜の闇は
いやがおうにも澄んでいく

心は澄んでいくのに
内部は充実していく
ほとんどの言 ....
おしまいの日がくるから
もういかなくちゃ
たくさん あそんだ

散らかったカード
クレヨン
すべてが
中途半端に微笑んで

楽しい時は
だけど
いつかは終わること
いったい
 ....
{引用=リトル・ミスに出会った}

*********************************************************************


{引用=彼 ....

青く
触れると
消え入りそうな


ここ
我らが母体
青の時間船
地球号

ここ
こころと
からだを
養う

青の
時間船
地球号
 *
大航海時代・・・ ....
 

あしどり たんたらら、た


あさって 泣いてしまったら
よぎって つばさが抜け落ちる


たらた らたた たら、たた、たた


ねむりは あさく とてもまぶしい
ひつ ....
唇噛んできみは
嘘つきだね
本当は泣きたいくせに

街灯りに雨は白く煙って
アスファルトに伸びた
影を揺らしてる

黙ったまんまで
何を見てる
何を探してる
言葉に出来ない
夜 ....
ああ見えていつも

甘いモノを欲しがっている人だった

それなのに結局

私が差し出したものは選んでくれなかった

だから あの夜飲み込んだ金平糖は

今もおなかの中でイガイガ ....
あなたのこと あなたの好きなこと あなたの好きなもの

時間の許す限り 私は考える

だけど あなたは あまり考えてくれてないからか

 いつも私ばかり話してる
壁を自在に移動する窓
持ち歩き可能な窓

心臓に取り付けるための窓

蜃気楼だけが見える窓

窓硝子に詩を書くための窓
叩き壊しても何度でも再生する窓

脱け出すためだけの窓
忍 ....
この 響きの 深く 
清めた 場所で
流れる感情の帯 旗として 掲げ

密かに 掲げ 夜を見詰めて
この 夜を祈り通し

星をいだき
星をささえ

深まる 夜ごと 夜ごと
闇が静 ....
きれいな心の人が書いた
きれいな詩は傷つく

死ななきゃいけないって言われてるみたい

あいしても
濁らないひとがいるのはなんでなの

何が違うの


心のきれいな人が作る詩
 ....
この世界はフェイクだ

それなのに

あの人の言葉を信じてしまった

私は正気(ばか)だ
おはよう
明日の光を浴びる観覧車
地軸の傾きに反応したゴンドラが
少うしだけゆがんで

カラ、
ラ、
カラリ

まわりはじめると
冷たい大気に
隠されていた痛みが染み込んでゆく
 ....
       1

十二月の眠れる月が、遅れてきた訃報に、
こわばった笑顔を見せて、
倣った白い手で、ぬれた黒髪を
乾いた空に、かきあげる。
見えるものが、切り分けられて――。
伏せられ ....
嫌われることに震える両手は
ひとを切らずに
済んだかい

置き去りの身に震える素足は
ひとを捨てずに
来たのかい


 おそろしいものは
 いつも
 わからないのに
 
 ....
 
 
プリンタから大仰なオノマトペとともに
吐きだされた紙は
わたしのこころの化身の化身


余白がもう白すぎて
わたしは震えてしまう 指先 くちびる


間のぬけた音がきかい ....
藍静さんの自由詩おすすめリスト(384)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日への期待- チアーヌ自由詩306-12-21
「_波鐘。_」- PULL.自由詩8*06-12-21
アルルカン- umineko自由詩7*06-12-20
あおむけになって寝て- ふるる自由詩19*06-12-20
遠雷- 千波 一 ...自由詩20*06-12-20
金星列車- 肉食のす ...自由詩4*06-12-20
「不器用な足」- 404 not foun ...自由詩4*06-12-20
「長椅子」- ベンジャ ...自由詩7*06-12-20
北の国- アハウ自由詩3*06-12-20
落日- ヨルノテ ...自由詩2*06-12-20
匍匐の夜- 月夜野自由詩20*06-12-19
血液奇談- 蒸発王自由詩14*06-12-19
むらさき刺繍- 千波 一 ...自由詩19*06-12-19
断片- 渡辺亘自由詩3*06-12-19
時の環- 渡辺亘自由詩2*06-12-19
海の終わり- umineko自由詩17*06-12-18
グッバイ_ミセス- 蒸発王自由詩4*06-12-18
アメリカの民衆へ(サイスの神官のごとく)- アハウ自由詩306-12-18
_- 白雨パル自由詩4*06-12-18
song- LEO自由詩22*06-12-18
金平糖の夜- 衿野果歩自由詩6*06-12-17
nod- 北大路京 ...自由詩8*06-12-17
窓のカタログ- 塔野夏子自由詩15*06-12-17
この_響きの- アハウ自由詩606-12-17
フェンス- とうどう ...自由詩13*06-12-17
Real_world- 衿野果歩自由詩2*06-12-17
ゴンドラ- iloha自由詩5*06-12-16
廃船——夜明けのとき__デッサン- 前田ふむ ...自由詩29*06-12-16
チェイン・ア・ラ・モード- 千波 一 ...自由詩21*06-12-16
化身の化身__〜創書日和「紙」- 白雨パル自由詩6*06-12-16

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