むかしむかし

   {引用=(少し長く眠りたいんだ)}

めでたしめでたしにはなりません



『姫君と王子』



その日の姫君は
黒いシックな
ショートドレスに
本 ....
フライングで駆け出したあの 太陽を
追いかけてみようかと 君は言った


暗闇の中



何も見えないのに 走れるわけないじゃないかと
嘲笑って僕は

その場に座り込む ....
 
黄昏の席から
いつも見ていたプール
その底に沈んだ石を
誰にも内緒で拾いたくて
夜中に学校に行った
天気予報は雨
錆の味がする梯子を
黒豹になって昇る
銅鑼の満月灯り
忍び足
 ....
今年のファーストキスは、
誰のモノになるのかな。

手を繋ぐ人は居ないから、
そのまま、そっと抱き寄せることないし。

淋しく、空を見上げても。
どうしようもないんだね。

誰にあげ ....
今日夢を見た
内容は思い出せないけど
でも、あったかい夢


君の笑顔を
見れた気がした


ねぇ、もう一度
夢見ていいかな
勘違いしてもいいかな



君は僕がすき
 ....
おばあちゃんが倒れた
おじいちゃんが死んだ年だった
一年に二人も愛しいヒトを亡くしたくなかった
おばあちゃんは助かった
お見舞いに行った
見たこともない親戚が沢山いた
病院の匂いは嫌いだ
 ....
「寒い」
と言って俺の袖を引っ張る君の手を握り返す
「あ、別にそういう意味じゃないの」
振り解かれる手
お前は平気でそう言う事を言う奴なのだ
年の瀬に電話をかけた
君の声が聞きたくて
何気ない会話
何気ない時間
それじゃと言う
電話の向こう
次に話すは誰の声

今年という
新しい光が大地を照らす
白い土から黒い土へ
今までの土に
さらに新たな土へと変わる

大地
今年という
新しい風が空へと舞い上がる
平らな丘から深い森へ
今までの ....
断言しておけば
とてつもなく格好悪いんだ
おれたち
ぶかぶかの
三年前の服を着て
審美眼なんてものを
とっくの昔にわすれてしまった
それでも新年を
どこで迎えるかというのは大切で

 ....
 人は傷つきやすく寂しい流れ雲
 目的地への旅は続く
 あなたの涙あたたかく
 コンクリートは冷たい感触
 胸にも刺さる
 いったい俺達の熱い雪をも溶かす想い
 どこで報われるのか
 生 ....
 万華鏡 手にとりて
 万華鏡 覗きし{ルビ快楽=けらく}
 
 低き満月 血の香り
 赤き万華鏡に 見えしもの
 
 遠雷のくらき咆哮
 蒼き万華鏡に 見えしもの
 
 接吻の憂鬱 ....
人を蹴落としてまで天国に縋り付いた奴等が
今度はヘラヘラ笑いながら
「こっちに来いよ」
何て言いやがる

しんがり
ケツ持ち
誰がやるってんだ
背中を見せたら終わりだぜ
人に手を預け ....
いつもの夜と同じだけれど
今夜はどこか違う
いつもの星が違って見える
いつも風音が違って聞こえる

時は新しい年を越えてゆく

時は時の山を登り
その頂から
新しい時を見下ろす
 ....
信頼を損ねぬように
しなくては
ならないと思いました。
ごめんなさい。

苦しかったのです。
不安で不安で
心配で心配で
許して下さい。

私が悪いのです。
もっともっと
愛し ....
1月
行ってしまいました
2月
逃げてしまいました
3月
去ってしまいました
4月
兄が大学生になりました
5月
ゴールデンウィークに喧嘩しました
一生赦さない程の憎悪と愛で以って ....
時間は、時計のようにまき戻らないから。

聴いた唄は、流れて行くから。

キスは、一回目が肝心のような。


うん。だから、戻れない道を一歩、歩こうか。

幸せを、触りに行こうか ....
たとえば空が
海から生まれたものだとしたら
鳥はおよぐものたちで
魚は羽ばたくものたちです


たとえば光が旅人ならば
わたしたちも、風
無理のない
ながれ



 吹雪 ....
 燃料係の私は、シャベル一杯に盛った 
  古すぎた印鑑を釜の中に放り込み、
   列車は走り続けた。煙は花びら舞うように、
    かかる風景を山間を 町を 空を
   紅く染めた―そこから ....
毎年、大掃除をするたびに
部屋が窮屈になっていく
捨てるつもりでいた物が
捨てられない物に変わるから
高校時代に詩を書き溜めたノートは速攻で捨てたけど
久しく読んでいなかった本とかエロ本とか ....
マリン・スノウが 結晶するように

思い出は いつか降り積もる


 (人はただ)

 (生きるだけの事ではない)


それが本当なら
君は帰ってくるだろうか

こんな僕の思 ....
今日で一年が終わってしまいます
贅沢できなかった日の方が多いけれど
笑えた日をたくさん思い出しています

今日で一年が終わってしまいます
慎ましく生きた日の方が多いけれど
喜んだ日をたくさ ....
午後に吠え夜に己れの洞に哭く肉の{ルビ葛=かずら}に囚われし我




消えてゆくひとりの時間ゆうるりと道に{ルビ描=か}かれた雨音のよに




午後に墜ち静かに ....
仕事納めの年末に 
1月から他部署に移動するAさんと 
老人ホームの風呂場を{ルビ掃除=そうじ}した 

「 わたし家では掃除なんか
  ろくにしないんですよ〜  」 

とにっこりほほ ....
純白の雪舞い降りて新年は清らかに唯幸せよ降れ 【春】
雨上がりの桜並木を駆け抜けたフロントガラスにピンクの水玉
 
 
【梅雨】
ロックした車のシートに置き去りの鏡が空の顔色伺う
 
 
【夏】
トランクに放り投げて乗せたのはビ ....
バックドロップの様なバク転をした記憶があるのはなぜですか。






喧嘩十段なんてそんなおもしろいこと言わないでくださいあはは。


回し蹴りの恍惚は止 ....
幸せって何ですか?って
細木和子に聞いた時点で
お前の幸せTHE END

夢見てんじゃないよ
なんなら空でも飛びますか?
イヤならがんばれ
もっとがんばれ

あと朝飯はちゃんと食え ....
 息を飲む
 この瞬間にもハイエナは
 俺の蜜を奪おうと目を光らせている
 人と人との出会いの物語
 いずれエピソードになり
 別れが待ってる
 一粒の涙を残し
 静かに愛する人と過ごせ ....
寒いですなぁ。師走ですなぁ。
坊さんも走りますなぁ。
走りますわなぁ。
感情論のスピンアウトですなぁ。
流体力学的ワガママなんですなぁ。
結局なんですな。
行き着く先は
結局そうなんです ....
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