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 ひどく僕の指先が透明になる気がした


 記憶の中の君は後ろ姿ばかりで
 どんな表情だったかも思い出せない
 ぼくは少しぬるくなったコーヒーを飲みながら
 君がいつ帰ってくるのか、こっそ ....
あぁしたい
こおしたい

ダダをこねる僕を

下から僕は見つめていた


手を伸ばすと
冷たい

土の匂いがした


全てがもどかしくて
そう

もがけばもがくほど
 ....
昨日もまた
日めくりの暦が一枚消え
昨日を生きた言葉たちが
静かに眠る

昨日一番生きた言葉は
空だった
そこには故郷がいた
忘れていた思い出が
空の中に浮かんでいた
みんな幸せそ ....
小さな一本のカーネーションをあげたころから

私はずいぶん大きくなりました

おこづかいが増えたり

バイトを始めたりで

年々プレゼントも 豪華になりました


でも 一番嬉し ....
朝日さえ当たらぬ 
この長い廊下 
軋みだけが
響き渡る



売られて連れられ
廓の網 
格子窓から
手を出して
遊客に色を売り 遊客に色を売り

組み敷かれ色声
漏ら ....
曇った空の中で
光を探したけれど
どこにも見当たらず
心の中までもが
曇り始める
花も下を向き
自分もどこなくうなだれる
アスファルトの道が重い
自分が重いのかもしれない
進む道は常 ....
賽は振られた
目が六では足りないから
賽を追加

きっちりと納まる
そう、確率の問題なんだ
一番出やすい目で
一番望まれる数
二つの賽を手放す前後
前には出目の総てを握り
後には ....
南風に乗って、夏が
駆け込んできた

いつだったか あなたは
疑いなく寄せるそれを
レモンの光、と呼んで
指先で掬い上げて口付けをした

透明な時軸につかまって、僕は
ひとま ....
あなたが わたしを
過去のこととして
話すときがいつか
くるのかな。
だった・・・だった・・・だったって。

時間は無限に循環しているといいます。
じゃあ、この風はどこからきたの?
 ....
個室のテレビで 
モノクロの映画を見ていた 

画面に映る
その古びた部屋には 
一台のストーブがあり 
上に乗せた{ルビ薬缶=やかん}の口は 
いつまでも湯気を昇らせていた 

無 ....
あまえるなら もっとじょうずに
I want you
I want you

すなおになってよ もっとさあ
I want you
I want you

おとなになんかなんないで
か ....
考えながら眠りこける 考えてたこと忘れてる
農薬まみれのリンゴを洗わずに囓る

走り出したら止まりません 止めたいときは覚悟して
愛の言葉も銃声も ときには役立たず

いつも最新の情報は  ....
 赤い糸が見えるなら 黙って斬って
 脈が打つままに 起こして狙って

 眼鏡をはずしたほうが 視界がぼやけて
 あのひとのこと 想像しやすいでしょう

 誰かの代わりでも あなたなら構わ ....
かすかな朝のハジマリを 
食い入るように見つめてた
温めなおしたもやもやで
ほつれたシャツが膨らんで

春影 遥かげに 響きだけ求めて 
君ん家の前まで 花を敷き詰める

全て話したい ....
さらば地球よ

我が生涯に一片の悔い無し

夢のまた夢

ドラえモ〜ん

死ねばいいのに

どうにもこうにもまこっちゃん

一人はみんなのために、みんなは一人のために

死 ....
記憶のかたわらで
あの人の奏でる、ヴィオロン

夜想曲は、もう
恋のできない私に似合いね
と わずかに唇をゆるめてから
伏目で弾いた鳴きやまぬ、旋律
それはどうしても、波としか呼べなくて ....
もっともっとメを開いて ずっとずっと僕を見てて

君がスキだよ 他の誰かの代わりじゃ厭だよ 代わりじゃヤだよ

 君に逢いたくて 逢いたくて 逢えなくて Ah... 辛い
 君が好きなのに  ....
もう飛べる翼はない
星の足跡 ここで、途切れた
出逢うまでの道も忘れて
広い空をただ見上げる

水平線に夕陽が溶けて
紫色の夜がまた、来る
やさしさ、だけ
欠けたパレットを ....
人は屋根をつくった
雨から家族を守らなければならない
自らの肉体を守らなければならない
濡れてはならない
濡らしてはならない
壁も柱もつくることを忘れ
屋根だけがどこまでも広がっていった
 ....
空の、あまりの青さが
出逢った日と同じ色をしていたから
なんだか違和感を覚えてしまって
それを誤魔化すように
むきになって笑ってみた

ここは夜景もいいけれど
飾り気のない素顔の街が見え ....
撫でないで欲しい
その手で撫でられると
心が
毛羽立ってしまうから

今は少し
そっとしておいて
欲しい

声をかけることも
なるべくなら
控えて


下を向いた途端
ぽ ....
窓際の花瓶に挿した花を想うと
降る雨の着水点はまあるくて
本当にまあるくて
揺れる心も
みずたまりの世界の中だけでも
空から降る生命の一滴

内側からでしょうか
包まれたいと
願う湿 ....
「きゅらりん」

私は本当にあなたがそう言ったのか、
はたまた、驚いた。

「きゅらりんってなんだよ。」

けれどもあなたは、なにも教えちゃくれない。
沈黙に陥った。

「だからさ ....
気になる  光

サイン

重い
傾向
思考

パターン


あと少し
あと少しで
楽になる

苦しみ
悲しみ
憎しみ

足に絡みついた
重り
自分で外す ....
冬は終わった。
輪転する季節。
陽だまりの中、わたしは想う。
春がきたのだ。
すべてが萌えだす春が。
 

わたしは青い空の下に広がる池を観るために庭へでる。
わたしの愛しい金魚と鯉 ....
●【interviewer】--------。


「詩ですか。  書いたことないですねぇ。」


●【interviewer】--------。


「私が書いてるのは ....
あんたと話してると
そんな子どもじみた愚痴でも
言っていいんだと
収穫した
これも
コミュニケイションなんだね

お別れしたい
飽きちゃった

だけど
ちょっとだけ
また逢いた ....
夜空に見える、という
星座ってやつが
点在する星をつないで
こころでみる絵画だった
とは、しらなかったころ
僕は君の名前を
まだしらなかった

君の名前を
まだしらなかったころ 僕は ....
あわせ木材の
硬質な床の
ブーツで歩くと
カツカツというような
壁は白く
地中海の日差しを
思い出させるような
家具は猫足で
懐古趣味宜しく
アンティークな匂いが
ほんのりと漂うよ ....
町田、下北、練馬、目黒・・・ホテルに、旅館に、誰かの家に、

家はないのか

一箇所に留まらないのはなぜでしょう?

家を借りないのはなぜでしょう?

毎日飲んでるよ、お金がな ....
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