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わたしはさがしているのです

この世に生まれおちる
その前の

母のナカで見た
あの光を



わたしはさがしているのです

わたしが生まれおちる
その時の

慈愛に満ち ....
あなたのすべての瞬間が

たのしいものであったらと

祈ってみてもいいですか


きのう

またとおくへ

ふたりで

べつべつに漕ぎだした


あなたのすべての瞬間が ....
ふだん
ねむっているひとに
いきなりの乗馬は
たぶん
きびしいから
南瓜に
窓を




そのままいのちのような
生ぬるい 風はまだ 
うすまった春を連れていて
や ....
  一 「ミッシング・ピース」

手渡されたたった一枚の
欠けた切符のように
行き先でもなく
日付でもなく
空白のはずなのに
それ以上に大切なものを
どこかに忘れたまま
 ....
遠く見えていたはずの あれは
きみの思い
いつも 通り過ぎてゆく 雲のようだね
世界が終わるとき
君になにを言ったらいいんだ

来世説も
終末論も
信じていないから
もう会えない気がするのに

僕らを構成する
小さなが世界が
陰った瞬間
君は
なん ....
「観月橋」

せせらぎの音は
いつのまにか、ざあざあと鳴り
錆び付いた欄干が
しとどに濡れる紫陽花の、夜

ここには愛づる月もなく
ただ名ばかりの橋が
通わぬこころの代わりに、と ....
碧いカーテンの中に入って
僕を探して
とクスクス泳ぐ

すいみん
すいみん

君に許した部分が冷たくなる日が
ふと考える
非日常の中の非通知が鳴るみたいに

すいみん

くび ....
あの人が
死んだ
という報せを聞いて

青い河を小さな舟で
ゆっくりと
ゆったりと
流されるよに下ってゆく
あの人の姿が目に浮かんだ

櫂もなく
舵もなく
しかし
流れに
 ....
長い長い 
夜が明けてゆくよ 
夜行列車で目覚める 
旅先の朝だよ 

寝ぼけ眼を手でこすり 
車窓の外へ目をやれば 
松林の向こうに 
只静かな海は広がり 

振り返れば 
雲 ....
そんなこといくら思っても 口には出せないから
あなたの横顔を覗き込みながら、願う

あたしの胸に顔をうずめてすやすや寝息を立てるあなたを
いつから当たり前のように見つめられるようになったのだろ ....
高原そだちの想い出は

娯楽施設はスキー場

テニスコートとゴルフ場

スキーとテニスをしてました


ちかくに牧場があったのです

みんなで牧草にジャ〜ンピング!

牛の大 ....
満員電車の中のつり革を
片腕を伸ばしたまま
必死になって握り締め
このつり革は自分ものだと
態度で主張する
そんなわずかな場所が
そんなに欲しいのかい
数分後にはみんな降りてしまうよ
 ....
目の前に落ちてきたのは
蒼い羽を生やした一匹の蝶
僕のように立ち止まり
何も見えない瞳は
堕落して泣いている

翼を捥がれた蝶は空に飛べないで居る

「同じようになりたく ....
新宿駅からの
都庁を目指す道は
緑の多い道
街路樹や植え込みが多い
道沿いのビルにもツツジや何か
ビルの中には流れや滝もある

道の突き当たりは
新宿中央公園
こんもりと盛り上がる緑 ....
夜の飛行場には
サヨナラが点在する
携帯電話のキーのような
小さな光の形をして

滑走路を疾走するもの
引き離されるもの
雲に呑まれるもの
星になるもの
僕らの住む街 ....
臆病な渓流の魚
生息の影 秘密めき

見上げる
木々の陰影
木漏れ日のわずかな流れ

遡行する 記憶の面影

二千五百年前 仏陀と
七百五十年前 日蓮と

この滝の巻き道をあが ....
 雨が決して止まない学校の教室
 曜日は無い暗い廊下の突き当たりに集まって怪談話をしている
 この空間は永遠だ
 無限に続く5分休み 僕らの後ろに先生はいない
 教卓やテストのプリント用紙に暖 ....
誰かの今を

ぼくは知らない

過去のあとだけ

ぼくは知る

そして

相対的に

懐かしくなっている

せつなくなっている


きみはミステリー

ぼくはホー ....
新緑が濃くなると

アバの曲がかかると

なにかしら前向きな

人生への確信と影を与えられる


新緑とアバには

華麗なる哀しみがある

暗くてまぶしい

華麗なる哀し ....
歩き疲れた直線道路で、遠くに見えた小さなコンビニ。二人で買った一つの肉まん。

君は「半分こ」と言ったけれど、僕はこっそり小さい方を食べた。

其れは君の手がとても冷たかったから。それなのに君 ....
ある日の夏
空にできた波紋は
地上のあらゆるものを揺らした
緑豊かな森も
氷で覆われている山頂も
果てしなく続く海も
一日を必死で生き抜く動物も
せわしく生きる人間も
その波紋に包まれ ....
初めて通る道なのに
なぜだかどこか知っている

誰が通るか知らないけれど
笑顔はどこか懐かしい

ここはもしかすると
故郷なのかもしれない

ほんの短い道だけど
本当はものすごく長 ....
今日の風は西から湿り気と
憂鬱の温度を運んで
まだ頑ななガクアジサイの毬に
青、を少しずつ与える

日増しに色濃いぼんぼりを灯して
夏空の予感を語るのは
滲む青と翠と


傘の冷た ....
沈めて
と願ったその刹那
更に深い夜はやってきて
静かな音を立てて流れていく砂時計
目に見えて時が落ちていく

君の指で触れられたうなじが
私の指先までも痺れさせ
それを悟られ ....
鋼鉄を 遙にしのぐ
美しく、強靭な 折り紙細工の船にのり
飴色のラタンの椅子に腰掛けて
今宵もまた 私の人差し指は、
暗く果てしない 緻密な航路を正確になぞる

航行中もドアの向こう側には ....
子供は親の分身ではなく
意思を持った他人と思いたい

と同時に
自分の分身でもあってほしいと
少しだけ思いたい

今自分が死んでも
子供は親の分身であるから
生き続けることができるの ....
風は夢を見ている
ゆらゆらと揺れながら
青い空の夢を
気持ちよく描いている

風は夢を見ている
ふらふらと漂いながら
緑の森の夢を
心地よく遊んでいる

風は夢の中で
自分が風に ....
   一  アンタレス disk1


君と夜の海辺を散歩していた、
はずなのにいつのまにか
空を歩いていた

頭上に、海
でも今日はよく晴れていたから
涙の一滴も落ちなくて ....
私は暗い地面の中にいた

じめじめとして音もなく何も感じない

自分という人間の存在すら分からない

生きているのか死んでいるのか

そんな簡単な事すら実感できずにいる


闇の ....
アイバ シュウさんの自由詩おすすめリスト(249)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さがしもの- 秋桜自由詩8*07-7-2
きのうとおくに- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-17
南瓜の馬車- はな 自由詩15*07-6-17
パッセンジャーズ- Rin K自由詩43*07-6-15
ごらん- ひより自由詩8*07-6-14
終結- 赤月 要自由詩107-6-13
京都三橋_- Rin.自由詩40+*07-6-13
ユラグ- 唐草フウ自由詩11*07-6-13
青い河- 大覚アキ ...自由詩2*07-6-11
旅の夜明け_〜能登号にて〜_- 服部 剛自由詩5*07-6-11
j'ai_envie_de_toi- まりも自由詩3*07-6-10
想い出- 吉岡ペペ ...自由詩107-6-6
悲しい占領地- ぽえむ君自由詩26*07-6-5
Deep_blue_butterfly- 流希-Яuki ...自由詩307-6-5
新宿駅からの- ふるる自由詩13*07-6-5
夜の飛行場- Rin K自由詩43*07-6-5
蓮池- アハウ自由詩1007-6-4
断片的で暗示的な精神内での印象達- はじめ自由詩9*07-6-4
誰かの過去のあと- 吉岡ペペ ...自由詩307-6-4
華麗なる哀しみ- 吉岡ペペ ...自由詩307-6-4
たった一度の・・・- ユキムラ自由詩207-6-3
空の波紋- ぽえむ君自由詩11*07-6-3
懐かしい道- ぽえむ君自由詩15*07-6-2
夏までの波- 銀猫自由詩21*07-5-28
kiss_in_blue- さくらほ自由詩12*07-5-24
宇宙_☆- atsuchan69自由詩9+*07-5-22
意思- 小川 葉自由詩407-5-21
風の夢- ぽえむ君自由詩9*07-5-21
アンタレス_- Rin K自由詩33*07-5-21
アンダーグラウンド- ajisai自由詩6*07-5-21

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