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あなたを通り過ぎた風は
凪いで
睫の高さで追いかけていた
ニ歩先の肩甲骨と
くしゅん、と鳴った鼻
とのあいだに、置いていった

指先にのせて飛ばした
内緒のくちづけの形をした
ふ ....
嬉しかった


あなたが私に気付いてくれて



初めて私が

私という存在が

認められた気がしたんだ





ありがとう


嬉しかった



 ....
何回占ってみたところで
どうも結果は変わらないらしい
それは今までの歴史を見れば分かる
決して短くは無い道を歩いてきた二人
分かり合おうとしない僕と
それを知ってて手を繋ぐ君
ならもう少し ....
七夕の笹

願いごと書かれた短冊いっぱい

欲望のかたまり
越えて、いた。
つまらなく思えて、
そしたら分かった。

大きいと感じてて、
まだまだ下だと。

意外と、知らなかったみたい。
たくさん言葉があること、
気付いていないみたい。

 ....
他人と自分の狭間で揺れていた

子供のころ、話を聞いてもらうのが好きだった
子供のころ、嫌がられるくらいじゃれることが好きだった

あのころは他人を思っていた
自分の存在意義がそこにあるよ ....
 


 一


日々を連写して
間違い探しをする

遠浅の青に
いつもの魚が溺れている
鱗がまた一枚なくなったこと
それを除けば
昨日と今日の境界線はゆるい

魚は、な ....
きみと今日はどこへ行こう
みかんの木のあるあの公園がいいかな
ときどきすれ違う人と挨拶したりして
歩きながらアイスでも食べようか
くすっと遠くで笑うきみを見つけ駆けた

きみを誘ったあたた ....
時が吹いてる

風が経つ

風が吹いてる

時が経つ

なんの違いがあるだろう

おんなじ力の連鎖だろう


一生という時間を想うとき

一生という風を観てしまう

 ....
通り過ぎた列車の
なごりの風が、引き連れる
潮のにおい
線路沿いにこの道をまっすぐ行けば
ほら、海が近づいてくる

そう言ってふたり、短い影を
踏み合いながら走った日
無人 ....
地球から1光年離れたなら

一年前の地球が見えるのだろうか

見えるなら

500万光年離れて

人間がどこで道を間違ったのか

見てみたいんだ

そしてついでに  ....
くるくる 廻る 。
ギコギコ 廻る 。
じょうずに 廻る 。
廻らなくても かんがえる 。かんがえたさきには かんがえた みらいが 埃っている 。みらいを 夢みて ぐるりと 廻る 。       ....
やってみたいことはたくさんある けれど、
やっておきたかったことも、たくさんあった

高く、空に流れていった最後の校歌と
旅立ちの、握りしめたら少しだけ痛い
金釦のような歌
それらをいいわ ....
          北風の冬より春の
    光風が待ち遠しいねとAはいう
         でもその春より夏の
  しらはえのほうが快適だとBはいう
        いやそんな夏より秋の
 ....
なぁ、ガよ。
今お前が見ている空はニセモノだ
お前がいくら羽をばたつかせようが
りんぷんまき散らせようが
そこに空は無い

お前はそんなこともわからないのか


(窓ガラスは ....
てのひらに乗った 雪が
溶け出して、僕の
一部になってゆく
降り始めに気がついたのが
どちらだったか
もう忘れてしまった

雪は
これで最後かもしれない、と
最初に言ったのは君の ....
ゆるぎない願いは炎の如く燃え続けている。

いつまで続くんだろう。
この道は。
そろそろ歩くのも面倒になってきた。
自分の周りは漆黒の暗闇が、でこぼこ道を飲み込んでいる。

後ろを向くの ....
つないだ手を
そっ、と離して
春までの距離を
歩数で測っていた君は
三十一歩でくるり、と振り返って
僕に何かを伝えてきた

如月駅を走り出した始発列車が
僕を追い越して
君を ....
   一   秘密の楽園

二人の世界の入り口は
いつだってこの実験室
あなたはそっと私を呼んで
脱いだばかりの白衣を着せた
袖の長さが余っていて
なんだかとても不恰好なのだけど
 ....
どれか一つ 選んだとして
見間違うことも 多い
その時は 輝いて見えていたのに
今はもう 鉛色に濁って横たわる

だからといって 今 どうやって過去に探す?

どれか一つ なくしたって
 ....
君の誕生日、だとしても
ケーキの苺は譲れない
ぼくはこれでも、苺が好きだ
で、次に
ぼくのじいちゃんは船長だった
海賊船の
もう随分昔のことだけれど

なんて言ったら、笑う?
笑わな ....
もうひとつの空の下には
空想好きの少女がいた
彼女は瞳の中で
小さな星を育てていて
世界からこぼれるように鳴るメロディーに
詞をつけては歌いながら暮らしていた

詞の中では少女は
 ....
つくしの帽子は何色帽子
何を夢見て冬に編む
きのこの襟巻き何ガラ襟巻き
何処に繋がるその首の先
木の芽 木の又 何の殻
硬い木の皮なぜ避ける
今日は日差しの射すがまま
明日は春が来るかし ....
夏の僕らに
色をつけるなら、たぶん
それは透けてゆく、ライトブルー

てのひらに載せた水を打ち上げると
はじける あなたの 歓喜、にも似た
飛沫が 止められない光を集めて
虹を降 ....
見上げる空に鳥が舞う
思いのままのその翼
向かう先には白い雲
遠く果てなく飛んでゆく

空を夢見て眺めつつ
地に立つ我のこの足で
心を定めて歩みゆき
果てなき道を進みゆく

見つめ ....
喫茶店の中は
小さなロッジを思わせた
ランプの橙色の明かりは
それでもやはり薄暗くて
カウンター席の後ろでは
まだしまわれていないストーブ
季節に似合わなくても
この店には似合ってい ....
 待っていたわ

貴方とあたしは 今だけ 絆を持つ


 期待してるの

もう我慢の限界 焦らさないで さぁ


薄い隙間から溢れだした 熟れた果実の香りは

あたしには何も感 ....
あなたのことなんか考えてないわ
ご愁傷様
わたしの頭の中は
ナチュラルパインクローゼットのことで
いっぱいいっぱいなの
19800円
押入れにもどうぞ!!!
そりゃまた豪勢ね
電話は後 ....
 


彼は詩人です

君の恋人である前に
無頼の詩人です




彼女は詩人です

ユーのハニーである前に
ベリーキュートな詩人です




彼も詩人です

 ....
あなたはためすように
月を詠むのです
椿の花が落ちる夜に
闇から色を分かてるのか
ためすように
あなたは月を詠むのです

くれなゐは
いつぞの契り
くれなゐは
今わにみ ....
アイバ シュウさんの自由詩おすすめリスト(249)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春の距離- Rin.自由詩20*07-4-4
あなたに、- 蓮未自由詩3*07-3-31
タロット- イヴ自由詩107-3-31
七夕の笹- 北大路京 ...自由詩7*07-3-25
超越- RIKU自由詩6*07-3-20
帰り道- tatsuya999自由詩207-3-20
輪廻- Rin K自由詩32*07-3-19
散歩- vi自由詩2*07-3-9
時は風のようなもの- 吉岡ペペ ...自由詩607-3-9
夏の切符_〜海岸列車〜- Rin K自由詩48*07-3-8
遠い場所から- maynard自由詩207-3-4
くるくる_。_- すぬかん ...自由詩1*07-3-4
第ニボタン- Rin K自由詩31*07-3-3
閑話休題- 信天翁自由詩2*07-2-25
窓ガラス越しに- うにかぜ自由詩4*07-2-25
ラスト・スノー- Rin K自由詩41*07-2-24
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春の足音、雪のさよなら- プル式自由詩8*07-1-30
蒼透色- Rin K自由詩30*07-1-23
空を夢見て_海を夢見て- ぽえむ君自由詩8*07-1-22
初めての記憶- Rin.自由詩31*07-1-20
甘やかな時間- まりも自由詩4*07-1-18
ナチュラルパインクローゼット- チアーヌ自由詩507-1-17
詩人です。- 橘のの自由詩507-1-17
月を詠むひと- Rin K自由詩39*07-1-16

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