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もういいかい?
まだだよ
なんて二人して楽しかったね
だけど君に見つかったとき
言えなかったんだ
好きだって事
学生時代みたいに
遠くから眺めてそれだけで
僕ら幸せなのかな
走ってい ....
小さな雪が消えた
春にはまだ少し遠い
小さな六畳間で布団に包まりながら
暖かだった昔を思い出している
子供の頃に感じたより
少し力の弱い空腹の中で
ただ眠れない意識が研がれていく
夢を追 ....
僕に言葉は必要か
僕は詩人と言う訳ではないから
必然僕の言葉は他人に向けられたものである
そうは言うものの
もちろん誰ともがな一人語りも
もちろん有るのだが
大体の言葉たちは現在付き合って ....
ポケットに小さな星を隠して
君に会いに来たんだ


少しだけおっきな夢
いっしょに追いかけたいから
手をつないだまま歩いてね
君の手はちょっと細いけど
私の宝物なんだよ

指輪をあ ....
過去の様々を思い出してしまったらどうにも恥ずかしくなって

穴があったら入りたいと思うのだが見渡す限り穴が無い

仕方が無いので僕は自動販売機の取り出し口を開け

蒲団に潜り込むようにその ....
愛情のひとつまみ
塩をふたつまみ
今日もあなたは笑顔で笑う
一。

僕はにはかない重さなど無い
そう思うから
語りつくされることも
例えば僕が空に消えても
君は行方を見失ってしまう事も無いだろう
過去にいく事も未来に行く事も
記憶に残る事も忘れ ....
パサリと乾いた音がした



遠くに何かが有るのだろうが
僕にはそれが何なのかは見えない
夜中の公園のような気もするし
昼間のようなな気もする
それは随分と昔に見たような
初めて見る ....
溶け出した日々の力は
透明な糸巻きに絡め取られ
季節の風景を作る
色の音は季節ごとに変わり
風を数えながら進む
恋の、ささっやき、始、めましょ
小さ、なリズ、ム、で始、めましょ
1、2、3、1、2、3
1、2、3、1、2、3

夢みっる、ささっやき、始、めましょ
小さ、なトイッキで、重、ねましょ
 ....
ふるえている足音
ふるえている声
ふるえている空
ふるえている大地
ふるえている命
ふるえている
ふるえている
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・




{画像= ....
UFOニサラワレテミタイ
そんな事を考えながら
グジグジと鼻の脂をティッシュでふき取り
ぼんやりとした
雨に霞んだ夜の街に手を伸ばしながら
ああ、雨
なんて当たり前の見て判るような反応しか ....
殺していい
そう聞いたら
やだ
笑いながら答えた君が
僕の首を絞めながら
笑っている
ちょっと切なくて
ちょっと幸せ
大好きだよって
あはは
揺れているから

ほら
僕はここだよ
抱きしめて!
愛について
優しさについて
僕は何もいえないし
本当の事なんて何も知らないから
僕は君を抱きしめたんだよ

伝わればいい
ただ
僕のぬくもりとか
それだけでいいから
君に伝わればい ....
会社のトイレの窓から下を見ると
目玉がポロリとふたつ
これはいけないと
同僚を巻き込んでの大捜索
どうやら落とし所が悪かったのだろう
見つかった目をはめ込むと
六角形の世界が並んでいる
 ....
ルラララと歌う君のその声に
少し混ざった泣き声は
線香花火と記憶の残り香
お金持ちのという程でなくても
普通に生活ができて
少し裕福な家庭に育った
そんな奴らが僕は嫌いだ
いや妬ましいのか
羨ましいのか
そんな話を兄貴としていた
どうやら兄貴も
思うところが ....
突然の夕立に君の髪が透けるから
僕は君が消えないように
抱きしめる事しか出来なかったんだ
始まりの雨は容赦無い美しさで
僕の意識をもぎ取って言った
これで悲しくなどないだろう
そうして溺れてしまいそうな涙を
拭うことなく包み込んで
泣き声すら包み込んで
暗い夜に薄鼠色の夜明けを ....
記憶の中でざわざわとゆれる
届かない手のひらを裏返す
もどかしい程に幼い記憶
それはいつまでも声になる事無く
心を刈り取って行く
まるで古びたロープが
音も無く千切れゆく様に
静かに
 ....
必死で追いかけてくる夏に
ついに追いつかれてしまった
逃げ切れると思ったのに
逃げ切れなかった

見上げると空に大きな鳥が飛んでいた
まるでスタッカートのような声で
何かに叫び続けている ....
銀の矢が放たれる
その先には小さな少女が眠っていた
少女は目覚める事なく
永遠の眠りについた
少女として
人として

男は一生その業を背負い
償いの日々を送った
それは重く
苦しみ ....
彼の歌う声に
やっぱりベティが一等だなぁ、と思う。
彼にそう言う事は出来ないのだけれど
やっぱりそう思う。
いつまでも同じじゃいけないのだと
判っては居るのだけれど。
多分、僕が一番認めら ....
小さな渦にあめんぼが脚を取られていた
男は意味も無く泣いていた

空は薄く曇り
まるで世界中が白い
銀色に染まった朝の事である

コトコトと煮えるシチューの湯気に記憶が奪われていった
 ....
何処に消えて行くのだろう
何をながめているのだろう
憂鬱な言葉の先にあるのは
朝を銀色の風が運ぶ
そっと包まれる静かな時間
繰り返す透明なセンテンス
目に見えないエッセンス

窓越しにすれ違うあの子に
目配せをしながら通り過ぎる
本当は気がついて欲しいんだ
太陽 ....
安らぎを下さいと君が言いました
私はしばらく何と言っていいのか判りませんでした
ただ、黙って君を抱きしめました

もう泣かないで下さいと君が言いました
私は少しも泣いているつもりなどありませ ....
風に流れた手の残像に
小さな思い出が掴まれている
ちぐはぐなパズルを合わせるように
もがくそれを見送る
振り返ることすら出来ない
ここから手を伸ばす事も出来ない
届かない
飛び出した後は ....
路地裏から見上げた天の川は
細く細く区切られた
都会の小川の様でした
折れ曲がり、折れ曲がり進む
その先には

その先には
何があるのだろうか
北大路京介さんのプル式さんおすすめリスト(144)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かくれんぼ- プル式自由詩5*07-9-29
振り子時計と雪の記憶- プル式自由詩3*07-9-27
奇跡的な軌跡とぶどうの香り- プル式自由詩7*07-9-24
ドレスは黄色い百合の花- プル式自由詩7*07-9-19
空は飛べぬが- プル式自由詩2*07-9-19
早路に恋味- プル式自由詩6*07-9-17
十の取り残された意識- プル式自由詩5*07-9-15
淡き明日に月が昇りて- プル式自由詩3*07-9-15
二度と今日に帰ることはない。- プル式自由詩5*07-9-12
最初のキッスは_ないしょのないしょ。- プル式自由詩1*07-9-11
ふるえていないのは心- プル式自由詩1*07-9-6
1_g_の_マトンにかける夢- プル式自由詩3*07-9-6
明日も幸せかしらん- プル式自由詩4*07-9-5
冬草- プル式自由詩1*07-9-5
銀の鐘は空に消える事が出来るのか- プル式自由詩5*07-9-4
飛ぶ事は出来ぬが- プル式自由詩1*07-8-7
明日色の月- プル式自由詩3*07-8-6
だから判るんだ- プル式自由詩2*07-8-6
蝸牛が笑っている- プル式自由詩4*07-8-6
虹色町の入り口辺り- プル式自由詩3*07-8-2
波打ち際のボウタオシ- プル式自由詩5*07-7-31
あいみーむとかへとぴあのの音楽- プル式自由詩3*07-7-28
神様は人に祈りを捧げない- プル式自由詩4*07-7-27
銀色のくもの巣と- プル式自由詩6*07-7-25
黎明の空に浮かぶ光明は儚い- プル式自由詩5*07-7-24
言町〜ことまち〜- プル式自由詩2*07-7-24
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安らぎの鐘は月に浮かぶ- プル式自由詩3*07-7-13
記憶の残像_風の黎明- プル式自由詩3*07-7-13
天の川_満ちたる思いは_とめどなく- プル式自由詩4*07-7-8

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