ドレスは黄色い百合の花
プル式

ポケットに小さな星を隠して
君に会いに来たんだ


少しだけおっきな夢
いっしょに追いかけたいから
手をつないだまま歩いてね
君の手はちょっと細いけど
私の宝物なんだよ

指輪をあげる
そういってつないだ手を持ち上げて
小さな星にそっとそえる
やっぱり似合う
きょとんとした君
僕の小さな星

太陽が昇り始めるから
一緒になって手を叩いた
君の左手と
私の右手と
私の左手と
君の右手と
そのまま海を眺めながら

一緒に立ち上がる
同じ時間
同じ呼吸
忙しくても焦らないでね
のんびり出来るまで待ってるから
そんな事を言いながら笑う君
嬉しいのに泣いちゃう僕


あした
あした付き合ってね
いいもの見せてあげるから




なぜ白では無いのかというと元々ドレスは白では無く
云々かんぬん〜というのはさておき。

個人的に人間味のあふれた色だと思うからです。
黄色といいつつ、イメージは淡いクリーム色だったりします。薄黄色。

もうじき30になりますが自身は結婚からは随分と遠そうです。
(作者の余談でした)



自由詩 ドレスは黄色い百合の花 Copyright プル式 2007-09-19 06:42:44
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