すべてのおすすめ
しかしまあどうだ今朝のこの赤ん坊っぷりは
何にも考えてない
何にも考えてないで
シャウトしてるぜ
オパポー
オパポー
おぱぽう
おはようじゃなくて
おぱぽうだ
 ....
今日の空が知りたくて
朝から空を見上げれば
昨日と同じ秋の空

でもどこかが違う
昨日はつぼみだった山ゆりが
白く大きく咲いている
今日の空は少しだけ
昨日の空より白かった

今日 ....
十月の
夕刻にしては
あたたかい風が
秋の
冬の
装いを始めた草の
乾いた匂いを運んでくる

霞がかった空は
穏やかな表情で
まだ染まるには早い
青く連なる山々に添う

静か ....
詩の中に
僕もいなければ君もいない
いるのは僕と君


僕の前には
大きな壁が立ちはだかる
それは僕が必ず
乗り越えていかなければならない


君の前には
大きな壁が立ちは ....
本当の暗闇と出会う
それって
なかなか難しい
ひとつひとつの灯火を消しても
寝付けぬ夜に何処より話し声が漏れて
この街の闇は仄かに明るい
本当の暗闇
それは遠い日の感触
胎内にいたとき ....
わかったことは
たくさんあるけれど
わからないことのほうが
わかったことよりも
ずっとずっとたくさんある

わかったことは
たくさんあるけれど
できないことのほうが
わかったことより ....
■ 置き忘れた5つの願い

01.過ぎた日の幸い
     
     あの頃、あたりまえだった会話
     なんてことない仕種、見せた表情
     日向ぼっこしてるみたいな、
   ....
通りゆく
たわわな枝の柿の実は
豊かな秋と心実らす

歩みゆく
連なる虫の声を聞く
奏でる秋と心響かす

鳥が舞い
遠い空へと消えてゆく
秋の広さに心飛び立つ

木の葉揺れ
 ....
空に想いは寄せる
いつの日もいつの日もみつめた
あの青さだけが私の願いなのだ

{ルビ天鵞絨=ビロード}のような雲の浮かぶ
平和で満ちあふれたあの空へ私の心は向かうけれど
我が蒼穹よ 私は ....
自分というものに
気がつき始めたこの頃は
どこか落ち着かなくて
みんなと同じことをしていても
同じではなさそうで
みんなと違うと思われたくなくて
同じことをしている自分が
自分ではない気 ....
光が流されて行く
風にあおられて
時間が溶けて行く
あなたの瞳の中に

風が太鼓をたたく
よく晴れた青い空
こんな日は何か
素敵なことが起こりそうだわ

坂道を駆け上り
海が見え ....
?.


朝風呂が好きだった
その朝もおまえは
俺たちの小さな家の小さな風呂に
窮屈そうに仰向けになって
顔を沈めて
水の中で
目は見開いて
くちびるが
SEE YOU って
 ....
       一

観葉樹が、かぜに揺れて、嬉しそうに笑いかける。
笑いは葉脈のなかに溶けて、
世界は無言劇に浸る。
映像のように流れる無言の織物。
かぜが、喜劇に飽きるまで、永遠を飽きる ....
今日あなたが
やりたいことをできたのは
昨日あなたが
やりたいことをできたから

今日あなたが
やりたいことをできたなら
明日もあなたは
やりたいことができるでしょう

やりたいこ ....
雲ひとつない秋晴れの中
海に向かって歩き始めた
理由はない

心地よい秋風が
海から吹いてきて
正面に向かっていくかのように
歩いていった
理由は必要ない

海は輝いていた
きら ....
日曜の午後 
立川のカレー屋で行われる結婚式で 
新郎新婦に贈る小さい花束を傍らに 
大船駅から乗った東海道線に揺られている 

向かいの席に座った空色の服の女は 
携帯電話を鞄の上に持っ ....
ぼぼ


ぼぼってなんだか
可愛らしい
でも
ちょっと恥ずかしいことば



りんご


秋は実りの季節だね
りんご
とか
いい感じ
りんご
って禁断の果実
アダ ....
ふと目にしたその分野が気になって
足を踏み入れたら楽しくなって
いつの間にか
一通りを知るようになっていた
学んだことは正しかった
考えることも正しかった
気がつけば背中に
「初心者マー ....
棍棒を
作った
オークの
頭四キロの

素振りを
ずっとしてた
だってお前が
怖がるから

引っ越した家は
夜少し静か過ぎて
お前が怖がるから
まあ実は俺 ....
日常の規則正しい生活や
心が乱れて疲れてしまった時
詩の泉を求めて
旅に出る

詩の泉は
混沌と湧き出てくる詩の言葉を
両手ですくって心に流せば
心の渇きを潤わせ
明日への希望となる ....
嵐の去ったその森は
かろうじて残った者たちが起き上がり
皆で互いを確認しあい
それぞれがその生をいそしむ

弱きものは流される
自然の厳しい法則は
世界の大小に関わりなく
適用されてゆ ....
 
今宵十五夜の月を
楽しみにしておりましたのに
朝から硝子窓を濡らす雨は
一向に止む気配を見せません

花器に
手折った数本の芒と一枝の萩を
無造作に入れ
恨めしげに外を眺めており ....
人は生まれた時に
自分の地図を渡される

自分を見失った時に
確かめるために
自分が進むべき道を選ぶ時に
その地図を見るために
誰もが一枚ずつ渡される

そこには宝の場所も記されてい ....
雨の日の冷蔵庫は
扉を開けるのが
いつもよりもどこか重たくて
暑い日よりも
その冷たい空気が肌に伝わる

建物の中の
頑丈なまでのその箱は
激しく雨が降ろうとも
そのリズムを変えるこ ....
  冷たい雨が染み込んでゆく{ルビ苔=こけ}の
  やさしい沈黙に
  身体を重ねたくなる夜は

  窓ガラスに青いセロファンを貼りつけて
  閉じ込めた気泡の膨らみを
  指先でなぞって ....
パン屋で晩ごはんに
パンを買ってたらさ
雨降ってきて
俺のほかにお客さん三人
雨宿りだ
このパン屋は引っ越してからよく来るようになった
おいしいし
お姉さんがきれいだ ....
剥いてしまってください
私のからだを
   のように
剥いて食べてしまってください

甘くて柔らかいって
思ってみてください
切ってみてください
銀の冷たいナイフで

泣いてもいい ....
すこし冷たく

すこし切なく


雨音だけが響いて


静かに

とても静かに


夜を抱きしめる
とにかく上に進むこと
蟻地獄のように
もがけばもがくほど
下がってしまうこともあるけれど
きっと何かをつかめるはずだから
悲しくても
続けてゆくしかない

とにかく前に進むこと
迷路 ....
僕らの闘いは
風の名残にすぎないのだろうか
苦しいけれど この道をゆこう
昨日までの限界を彼方へ殴り捨てながら

((もっと巨きな存在が いざなっている
  その枯れることのない千の眼差し ....
杉菜 晃さんの自由詩おすすめリスト(973)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
かがやき- 水在らあ ...自由詩41+*06-10-13
明日の空が知りたくて- ぽえむ君自由詩12*06-10-12
サンセット- LEO自由詩22+*06-10-12
詩の中に僕も君もいない- ぽえむ君自由詩7*06-10-12
永遠ということ- 恋月 ぴ ...自由詩43*06-10-11
わかったことは- ぽえむ君自由詩7*06-10-11
■_置き忘れた5つの願い- 逢坂桜自由詩6*06-10-11
歌は詩となり詩は歌となる- ぽえむ君自由詩10*06-10-11
蒼穹- 未有花自由詩10*06-10-11
教室の窓から見える雲は- ぽえむ君自由詩10*06-10-10
海が見えたその一瞬- 未有花自由詩8*06-10-10
子羊- 水在らあ ...自由詩34*06-10-10
浄夜——遊戯する断片_デッサン- 前田ふむ ...自由詩18*06-10-9
今日あなたが- ぽえむ君自由詩5*06-10-9
秋の自分も生きてゆく- ぽえむ君自由詩7*06-10-9
「幸せの花束」〜奥主榮・白糸雅樹さん結婚の日に〜- 服部 剛自由詩7*06-10-9
秋の日に想うこと- 恋月 ぴ ...自由詩21*06-10-8
気がつけば背中に- ぽえむ君自由詩7*06-10-8
棍棒- 水在らあ ...自由詩26*06-10-8
詩の泉- ぽえむ君自由詩9*06-10-7
嵐の去ったその森は- ぽえむ君自由詩8*06-10-7
雨降り十五夜- LEO自由詩23*06-10-7
自分の地図- ぽえむ君自由詩5*06-10-6
雨の日の冷蔵庫- ぽえむ君自由詩8*06-10-6
そして、いつか猫になる- 佐野権太自由詩18*06-10-6
雨宿り- 水在らあ ...自由詩31*06-10-6
主人がオオアリクイに殺されて一年が過ぎました- ふるる自由詩15*06-10-6
秋雨- ささやま ...自由詩3*06-10-6
とにかく上に進むこと- ぽえむ君自由詩6*06-10-5
風の軌跡- 水無瀬  ...自由詩5*06-10-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33