すべてのおすすめ
遊ぶために生まれてきたんだ
それだけだ
それが人間だ
仲良くみんなで遊べばいい

それなのに俺はここ最近
とらわれてる
檻の中に
自分の模様に

なあ月が 
見え ....
ぼくは輝きたかった
理由は必要ない
何に輝きたいということも
特別に何もない

世の中に錆びたまま
埋もれてゆきたくはない
誰も知られない自分を
知られるのが怖いのかもしれない

 ....
ここまで来られるなら来てごらん
あはははは
お酒は要らないし麻薬だって必要ない
強烈な光線が肉体をつらぬく
飛翔 飛揚 昂揚 上昇
墜ちるまでは飛ぶだけさ

遠く眼下でオレン ....
どこからか流れ始める秋の風
大地を冷ます川が流れる
風の川
降りるよりかは染みてゆく
潮騒のみが海に吹き抜く

秋風の流れる様は見えずとも
草木が癒える姿が見える
風の森
集うよりか ....
水色のキャンパス
白い花びら、ふたつ、みつ
風の描いたような君の唄
軽く手をふるハロー、ハロー


 鉛筆画の微笑みは
 鉛色の雫でできてるの
 はじめから
 うまくのれてなかった、 ....
心はいつも回転扉
くるくる回って踊り子になる
あなたの心を行ったり来たり
赤い靴は止まらない

どうか教えて その一言を
魔法が解ける不思議な呪文
あたしの足は血で滲み
いつしか心の傷 ....
ふと降りた駅の
何気なく立ち寄ったデパート
入ると食品売り場

別にお腹もすいていなし
お土産にする気もない
通路をまっすぐ歩き
突き当たりそうなところで
出くわした
たった二段のエ ....
曇った空の下では
海も鈍い色をしていた
打ち寄せる波の先だけは白く
足元に届けられて

よーく目を凝らして見てごらん
水平線が弧を描いている
停留しているタンカーが遥か沖のほうで
 ....
遠く遠くから満々とやってくる波は
飽きることを知らぬ
続く続くその暗い顔をした波は
引くことを知っている

夏の終わりに
交わした約束は
通り雨が流していく

この手に確かにあった
 ....
一人一人が想う
それぞれの秋

赤と黄色の山道を
静けさと侘びの中に
その身を収め
大自然に心を染める
それぞれの秋

一人一人が抱く
それぞれの秋

満月と星々の夜空を
虫 ....
チーズになった
わたしとあなた
とろとろ
都会を
とろとろ
地球を
とろとろ
つつみこんでいく

やがて
おなかを空かした
とても大きな
ピンク色した怪獣 ....
生きることを考えていたら
世の中が窮屈になった

あれもこれもしなければならないし
この先が重くなってしまう

そもそも生きるという一つのテーマだけを
考えていたら身体がもたない
これ ....
草のしないだ後が 私の靴後
手の中にある と思うものだけ
鍵だから いつまでも開かない

ふさぐ風だけ 私を知ってる
つぶれない 心の輪 とじない宇宙

弾く ひくく
触れさせ ....
あひる


醜いあひるの子は
永遠に醜いままだ
白鳥になんてなれない
なのに誰もそれを口に出したりは


しない





ねこ


ねこのかお
よく見なくても、 ....
ナイチンゲール 
あの人のためなら
ナイチンゲール 
命など惜しくは無いわ

あの人に出会って心震えたの
高鳴る思いに初めて
人を愛すること知ったのよ
もしもあなたが望むなら
この胸 ....
ダンス教室に
あなたとわたし
ふたりきり
今日は教えなくてもいいよ
ダンス音楽消して
ビーチボーイズ流して
たまには決まったステップなんて忘れて
自由に踊ろうよ
本能のままに体を動かそ ....
明かりの消えた教室で、
ひとりふたりと、
席につく。

学籍のないぼくたちは、
幽霊みたいにゆらいでて、
いつも不安で不安定。

黒板のかすれた数式は、 ....
秋の日差しに照らされた
小さい花をただ見つめ
薄くて淡いその姿
はかない生を手で撫でる

やさしい土を踏み歩き
草の匂いか風が吹く
今だけ香るその世界
心とともに響きあう

空を流 ....
まだ9月が始まったばかりなのに
「サンタクロースがやってきたよ」
と、ばあちゃんが言った

耳をすませば

りーん
りーん

鈴虫の鳴き声

りーん
りーん

サンタクロー ....
人は必ず困難という壁にぶつかる
それはとてもつもなく堅く厚く高い

この壁を乗り越えるには
それ以上に心が堅く強く高くなければ
簡単にはできなそう

でも実はそんなことは必要ない
堅い ....
ことばならなんとでも言える
「よく晴れているから…」
そのことばに
あなたは安心したような気配を残し
携帯電話をそっと切る
(雨降りなのさ、ほんとはね
幸せだったひと時は何も言わずに遠のい ....
近所の家で飼っている
犬が「ふぁんふぁん」と吠えている

ふぁんふぁん、ふぁんふぁん
ふぁんふあん、ふあんふぁん
ふあんふあん、ふあんふあん
不安不安、不安不安

こんな静かな秋の夜は ....
溢れるほど、満ち足りた言葉に、埋め尽くされて、
わたしは、天空を飛翔する鳥のように、
爽やかなひかりの音階の裾野に舞い降りる。

花々は寄り添い、一面を、湿潤な色香の帯を輝かせて、
痩せ ....
都会の夜に出る月は
ひんやり冷たいムーンライト
街角に漂うほのかな香り
そして誰かのひとり言
街の明かりに人影ひとつ
後ろの正面だあれ!
目隠しをして逃げたのはだあれ
ひちりぼっちの影と ....
眼科で診察中
次 眼を洗うから そこに座って待ってて
と 看護婦さんに言われて

長いすのはじに腰かけ
緑内障の眼の見える範囲などかかれた
ポスターをみる

すぐ 隣りに 杖をついた  ....
とれそうなまま
しがみつくもの
制服のボタン
放課後のバッタ

ほどはるかな道
引きずった影
空笑いで蹴飛ばす
夢の石ころ

かたむいた道
走り出すバス
遠ざかってゆく
 ....
スーツ姿のサラリーマンでいっぱいの
0時44分発の東武東上線
最終電車

隣の席に座った人たちは
大きなバッグと
沖縄土産を抱えていた
そうか
この人は今まで沖縄にいたん ....
その山はあまりにも高すぎて
今の自分では
登ってゆけそうにない

でも登ってゆかなければ
今の自分は今のまま
狭い世界しか見えない

山のふもとから
山の高さに文句を言っても
その ....
ただある花の
ただある自分
色は淡く
微かにゆれる

ただある空の
ただある自分
雲は薄く
静かに流れる

ただある時の
ただある自分
脈は弱く
僅かに刻む

見るもの全 ....
いつだって遥か遠くを
見つめていた、正太
本当はそんな名前じゃないのに
誰もがそう呼んでいた

*

学校へ行く途中
平然と菓子パンを買った、正太
朝飯なのだと、悪びれず
無造作に ....
杉菜 晃さんの自由詩おすすめリスト(973)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゼブラ- 水在らあ ...自由詩37*06-9-13
雨の降る夜にぼくは輝いた- ぽえむ君自由詩8*06-9-12
陽気なイカロス- 佐々宝砂自由詩506-9-12
語るよりかは黙らせる- ぽえむ君自由詩9*06-9-12
秋空のシルエット- 佐野権太自由詩20*06-9-12
心はいつも回転扉- 未有花自由詩9*06-9-12
たった二段のエスカレーター- ぽえむ君自由詩6*06-9-11
海を連れて帰る- LEO自由詩15*06-9-11
波は知っている_______- さくらほ自由詩14*06-9-11
それぞれの秋- ぽえむ君自由詩9*06-9-11
ふたりの愛は果てしなく- 壺内モモ ...自由詩7*06-9-11
生きることを考えたら- ぽえむ君自由詩6*06-9-10
星雲巡航- 砂木自由詩16*06-9-10
顔_その1- 恋月 ぴ ...自由詩25*06-9-10
ナイチンゲール- 未有花自由詩9*06-9-10
本能- 壺内モモ ...自由詩3*06-9-10
「_放課後の回遊魚。_」- PULL.自由詩15+*06-9-9
ひたすら秋をしみじみと- ぽえむ君自由詩7*06-9-9
秋のジングルベル- 壺内モモ ...自由詩5*06-9-9
強き心は柔らかい- ぽえむ君自由詩7*06-9-8
ことば- 恋月 ぴ ...自由詩18*06-9-8
犬の鳴き声と秋の夜- 壺内モモ ...自由詩5*06-9-8
瑞祥をめざして- 前田ふむ ...自由詩18+*06-9-7
都会の夜に出る月は- 未有花自由詩9*06-9-7
にごらないもの- 砂木自由詩12*06-9-7
放課後のアンバランス- Rin K自由詩19*06-9-6
東上線は今日もたくさんの人たちを乗せて- 壺内モモ ...自由詩6*06-9-6
その山はあまりにも高い山だから- ぽえむ君自由詩6*06-9-5
ただある自分- ぽえむ君自由詩8*06-9-5
俺たちの風、syota- 佐野権太自由詩21*06-9-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33