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やさしい世界のそとで
ひとつの雲が青空に浮かぶ

その雲に向かって
泳ぐ金魚の色は黒い

悲しげな陽射しがいつまでも綺麗で
僕は首が痛くなっても雲を眺めていた

青空を ....
 

白い風が吹いて
今朝

ライトブルーの空から
なにかの声が聴こえた

空に窓ガラスがあるなら
かすかに震える声だった

昨夜の夢を忘れてしまえる
涼しくすき透る声だっ ....
 

まるで孤児になったような
寂しさを
母親が亡くなったときに
感じた
いや、きょうだいもいるのだが
あるいは、つれあいさえいるのだが

天涯孤独に
なったって
感じたって
 ....
 

しばらく夢をみてないなぁ

ふと今日想った

アインシュタインが12歳のころ
自分が光になって
光を追いかけてる夢をみたって
とあるYouTubeで聴いて

天才の ....
 

神さまって、
やっぱりいる気がする
私の罪が許されないとか
神社にお参りにいったときなんかじゃなくて

神さまって、
やっぱりいる気がする
じぶんのことじゃなくて
頑張っ ....
 

夢ふたつ
困ったものです
選べない

ひらかれた世界は
ありがたいと想う
たとえば自由だし
たとえば平和だし
たとえばしあわせだし
たとえばこのままでいいと
想えるし ....
 

みあげると
秋月だった

あさの5時
空が白みはじめるころ
うすい水色の空に
うすく白い秋月が消え入りそうに
笑っていた

窓を開けると肌寒く
鳥の鳴き声が
遠 ....
 

ささやかな幸せも、ありってことで。

若いころ、
希んでいたのは
ふたつにひとつだったような気がする

輝ける光か、
堕ちる闇か、

どちらかを強く希んだということ ....
ありがとう、って
云えたらいいのかもしれないね

ずっと想いを寄せて来た
まるで
一生分の好きって想いを
ひとえに彼女に捧げて来た

ほんとうなら
暗い世界に対する
この満 ....
みあげると
竹月だった

なぜかよるの1時に目が醒めた

昼間の
ゆきかうくるまの音が
息を止める苦しさで
かき消えてしまっている夜空の下
たまに
長距離トラックの ....
孤独な笑みを絵文字で隠し、
スマホに託した改行の渦、
旅人太陽さんさんの白い街をゆく。
理学都会の海を泳ぐ。
目覚めたらメガネの君、
懐かしい匂いがする、
久しぶりだねあんずとか青 ....
 

秋の森には、青いそよ風が吹いて
森の中のおおきな池には
なぜか、
金色の人魚が棲んでいるらしいのです

うっそうと陽光を遮る森たちの
樹々の隙間をぬうように
さやさやとした ....
 

AIに、詩など書けて
たまるものかよ

書いているのは、
ただ、
詩に似せた
それっぽい文章だろうさ。

悲しみを、
感じるこころも
ない鉄壁な白く寒い夜に 
 ....
ハハ、って
笑いながら云っちゃうけど
ガンになったことがある

けっこうまえ

五年は
経過観察
それ以降は
もしガンになったら
あらたなガンらしいよ

五年
なんじゃか ....
 

べつにたにんには話すわけではないが
夢がないとひとは
生きられないのは知っている
べつにたにんに話してもいいとも想う
たにんにはほとんど意味などないことも
知ったうえでだ

 ....
清流が育む
ツガニという蟹を
エアコンの効いた部屋で
テレビでみていると

その画面に映っている
日高村に
行ってみたいと想う

河原で作っている
ツガニ汁を
食べて ....
 

ほんとうのほんとうに
天国を信じてないひとなんて
いるんだろうか?

うちは
短命な家系で
父は私がもの心つくまえに
母も五十台前半で
姉も十年以上まえに亡くなっている

 ....
 

転がってる
空き缶を拾う
近くのゴミ箱を探す
そんなものはない

一面田んぼの砂利道に
人影ひとつない道をゆく

あふれる想いも夢もない
汗かきながら
ただ歩くだけ
 ....
部屋の窓からみえる月光が
とても綺麗なだけだというとしたら
君が大人になれてない
しるしかもね

ほら、今だって
魚の掴み取り
したがったり
心地よいクッションに
寝そべって ....
もう、
めんどくさいから云っちゃうけど

あたし、
涙に、刺さる詩が書きたい。


たとえばあるひとの詩は
そのタイトルからして
読もうと想わせてくれるし

 ....
  
洗い流しても洗い流しても
消えてくれないソイツらが
擦っても擦っても
剥がれ落ちてくれないソイツらが

いつまで経っても
俺を眠らせてくれない

ソレは
体の周りの空気の ....
  

梅雨が明けてもあたしたちは
その雨が降って来るのを空をみあげ
今日こそ虹をみるんだとぼんやり待っていた


そのときこそありがとうと云えるという
溶け始めたグラスの氷み ....
好きなひとがいて
そのひとが
いるから日々の生活が輝くんだと
想っていたのは
ほんとうの慰めだっただろう

美しいひとで
その挙動を追うじぶんの目が
恥ずかしくなるくらい
明るく ....
 
 

驚いたのは
悲しくなかったことだ

生きるなんて
日々病みつづけてゆくなかで
なんとか笑って
こなしてゆくだけの時間だろ

だから夜の夢に酔うのも
やっぱり正しい ....
 

永遠なんてありはしないんだと
なんども云ったから
わかってください

愛と呼ばれるものの
なにもかもが
夜桜の写真の中に閉じ込められたみたいな
なにが目的なのか
なにひと ....
  


今日もまたあなたを傷つけた

心のか弱さにくらべても

言葉はなんて

不自由なんだろう?




お終いまで好きでいられたのは

あの日の雪がや ....
純粋な幸せがほしいだなんて
なんてわがままな希望なんだろう

生まれたかぎり生きてゆく
みたいな
生きることを祈らなくても誓ってる
みたいな

純粋でいっさい
一滴の泥もかか ....
言葉というのは
光の反射のよう
どこでどう曲折するのか
鏡に聴いてもわからない

みんなひとりで大きくなったような顔をして
まるで迷子の心細さなど
味わったことも無い顔を ....
その音がどこから聴こえるのか
気づかないうちに
漆黒の海鳴りの悲鳴が聴こえて来る
海辺はいわば
心を脱ぎ棄てられる秘密の岩場なのだと
知る限りのもっともらしい言葉を操る
僕がい ....
 

許されないはぐれものが
めぐり逢った輪のなかで
忘れられない約束をした

長いときを経てすこしも
信じられなかったという
悲しみで結びあう旧世界

やつれ果てた希望の ....
atsuchan69さんの秋葉竹さんおすすめリスト(193)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雲と金魚- 秋葉竹自由詩324-11-10
信じる声- 秋葉竹自由詩524-11-9
嘘をついてよ。- 秋葉竹自由詩124-10-29
野暮- 秋葉竹自由詩124-10-26
溺れた蟻《改》- 秋葉竹自由詩424-10-23
しあわせ- 秋葉竹自由詩224-10-16
秋月- 秋葉竹自由詩324-10-13
ささやかな- 秋葉竹自由詩324-10-10
空色- 秋葉竹自由詩224-10-9
竹月- 秋葉竹自由詩324-10-8
この夏を終えて- 秋葉竹自由詩324-10-7
最果て、待つ人魚- 秋葉竹自由詩424-10-3
惚れそう- 秋葉竹自由詩224-9-28
となりで笑っていたかった- 秋葉竹自由詩224-9-18
『終末』のうた- 秋葉竹自由詩424-9-18
テレビとスマホ- 秋葉竹自由詩324-9-18
白兎- 秋葉竹自由詩124-9-16
- 秋葉竹自由詩524-9-14
落ちるうた- 秋葉竹自由詩824-9-7
涙を、刺したい- 秋葉竹自由詩324-8-18
不眠のうた- 秋葉竹自由詩424-7-24
夏の虹のうた- 秋葉竹自由詩324-7-18
亡霊の告白- 秋葉竹自由詩124-7-12
夜の夢- 秋葉竹自由詩1+24-7-9
寂しいから寂しいと云ってなにが悪いんだ- 秋葉竹自由詩424-7-6
雪降りつづけども言葉は届かなかった- 秋葉竹自由詩2+24-7-6
純粋な希望- 秋葉竹自由詩424-6-30
愛をこめて花束をまっすぐに- 秋葉竹自由詩324-6-30
中天の夢- 秋葉竹自由詩124-6-14
闇の道を照らせない灯火- 秋葉竹自由詩324-6-13

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