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もちろんこの世界は
鷹の目にさえ捉えられない世界
だれのシビレルコードも
感じないねとうそぶけるすえっからしの
はぐれもののお祭り騒ぎ

太陽というありきたりな明るさではなく ....
夜に溺れないように
アスファルトを砕く勢いで
懸命に
駆けた

『オレは
夜など駆けない
幸せな未来に賭けるだけさ』
と嘯いた
奴の眼差しはすこしシンとして

私は
 ....
 

白い壁しかみえなかった
蒼ざめた心の時代

なにもかもに手が届かず
なにもかもをいらないと口笛吹いてた

夜よりも明るい闇が
家の池に一本咲いたとき

夜よりもさみ ....
 

求めるのは
焼き切れるほどのあからさまな声

まるで遠吠えのような
少し新しい傷の痛み

なにも考えられない
楽しさのなかの
水色の空の下

なにかに中継されているの ....
 

 
時計だらけの夜空をみあげて
ふと
生きてるって 
突き放されるゲームみたいだなと
ふと
想った、よ

過去を渡れるはずがないのなら
海に近い潮の匂いのする川の
大きな ....
なにひとつやりたくない
ひとつだけやりたいことがある
なんでもやってみたい

その希望は
一度道の途中で立ち止まり
後ろを振り返ってふと想う

草むらで休みたいとか
平らな道を歩きた ....
記憶はおそらくは戻らないだろう
泳ぎ去る魚がおそらくは戻らないように


春の大阪湾は
あまり悲しくなくて、いいな


バンコクハクランカイなんて
知らないけれども


夜 ....
「あした 先生はお休みします」
そういって以来さわぐち先生は
学校に来ない


もう二度と会えないんだという
くだらないうわさがガヤガヤと
一組と三組と四組には広まっている
 ....
 

闇は、やって来る
どんな
忘れたくないような最高の蒼空が
至天満面に広がりつづけるとしても
やっぱりしずかなかたちでまるで無音で

そのときになれば
闇は、やって来る

 ....
 

愛ってなんだろうなんて
だれもが顔をそむける問いは
むろん、忘れるべきだな

世の中に美しいものがあるならそれは
ぜったいの愛ではなく
煌めきの

だから
光が踊って ....
 

風さらさ
光ゆらめく四分音符
なぜ耳を刺す悲報に泣けない?




おいでよ

ずっと輝く世界に
瞳をキラキラ光らせて
初めてこの街に来たあのころみたいに

お ....
眠りはすべてを忘れてしまえるんだと
灰色の鈍感な心まで折れちまってるんだと
彼女はそう泣きそうに
照れながら幸せなふりで笑ったから


陽気になれる薬のおかげで
いろいろあって楽 ....
 

その声を
夢みていたよ

花びらが
散り
舞う
遊歩道
歩いてきた道を
振り返ったら
星もまばらな宇宙に
ガラスのカケラのようなちいさな月

じぶんの足音以外は
 ....
 

子らを
蝶々のようだと喩えた先生がいらっしゃった
幾百本のクレヨンで描かれた
みんなが無欲な色を持ち
ヒラヒラ翔んでる
ヨチヨチ生きてる
未来しか持たないちいさないきもの
 ....
『宇宙は木造細工でできている』


って
詩を読んだとき
僕は
じぶんが詩人である意味を失ったことに気づいた
字ヅラだけみても、
きゃー、
とかいいそうな。
僕たち女の子の天敵の生き物さ。

ゆめで見て、
なんか冷静に、寝言言った?


ミミズにしか、見えへん。

さよなら。 ....
生きているのは
簡単で
とても大事な人を亡くした
涙を堪える眠れない夜

生きているのは
簡単で
綺麗に書いたつもりのうたが
寂しいうたに変わる夜


お願いだから
 ....
  
 

なぜか
どこかから
聴こえる歌声があり

その
素人のあの子がカラオケで歌うその声に
実は

泣いたことがあって。

外には
まだ若い女の子たちが
その店 ....
嘘は嫌いじゃないがこれは嘘じゃないって
この青空の下でだけは見逃さないで
そこでだけは強くなって虚な見栄を張って


なにもトラウマになんかするつもりもないし
あたしも君も大丈 ....
  

冬は粉雪
舞い散る涙か
表参道
凍える想い出

スノードームの中に生き埋められたみたい

雷が鳴るから
すこし厚着にしたんだ
酔っ払って真夜中
スノードームの中に転 ....
はるかぜに
もしもうなじがあるのなら
そっと息ふきかけてあげたい

気持ちいい?
ってね


片想い
さえ光ってる春の教室
綿毛を飛ばして届けと願った

綿毛みたいな、
恋の ....
 

桃太郎温泉という温泉があって
その前に綺麗な川が流れていて
その川をおおきな桃が
どんぶらこどんぶらこと
流れていったというわけかな

なんの娯楽施設もない
素のままのお湯 ....
カッコつけて
生きたいと
想ったのなら
それは正しい輝きだと想ってほしい

山中の池の深淵な緑の言葉のような忘却に
寂しい目をした
でも前を向いている君の
瞳に残る真っ赤な薔薇 ....
あなたがそんな風に生きて
ほんとうに楽しいのならそれでいいけど

私の寂しい空のすべてが終わらないから
日々が失敗つづきだと感じられるのは嫌

黒いコートを脱げばホッとできた
昔のあ ....
そのとき聴こえた
忘れられそうもない歌声が
いまも僕のこころを波立たせて
夢を追う悲しみをこの身にまとわせるのだ
ときに狂おしいほどの
無力の罪にこのこころを焼かれそうになり
 ....
詩、
ってさ
過去書いた勢いが
いまのじぶんを萎えさせるよね?



悲しみばかりみえるから
この目を突き刺すナイフが欲しいと
歌ったのは
希ったのは
とあるメッチャゆー ....
 

彷徨って
彷徨ったことを忘れたくて
風のおくりなはとてもやさしい

早朝
カラスが群れて泣くのを
棄てたいこころを抱きしめながら聴く

教会の庭には
ちいさな噴水があって
 ....
 

この盆地の西の山の
てっぺんから吹く風は
なぜか大昔の野生の匂いがする


とおい異国のオレンジ農園に
水をまくホースにさす
錆びどめオイルのいい香り

ではなく

三 ....
 

おやすみなさいと

満月から聴こえた声は

夕方までの小雪のせいか

虹色の幸運にくるまれてるみたい

ゆっくりと眠れそうで

おもわずおやすみなさいと

ちいさ ....
時計だけ時を刻んで
静けさで我にかえった
やみくもにいいひとになる
夢なんかむかし棄てたし

悪人に夜なるからさ
嫌ってもあたりまえだよ
夢のないふたり凍えて
白いひとふたりだきあう
 ....
atsuchan69さんの秋葉竹さんおすすめリスト(258)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一滴- 秋葉竹自由詩125-4-26
私の夜- 秋葉竹自由詩1+25-4-26
残り香- 秋葉竹自由詩125-4-18
一雫- 秋葉竹自由詩225-4-18
ファドの声- 秋葉竹自由詩225-4-16
だから空をみあげて- 秋葉竹自由詩125-4-12
すべてを夢州(ゆめしま)のなかにかえしたとしても- 秋葉竹自由詩325-4-10
双子の恋- 秋葉竹自由詩325-4-10
微笑みのうた- 秋葉竹自由詩225-4-9
『純』- 秋葉竹自由詩325-4-8
悲報- 秋葉竹自由詩225-4-8
ぜったい- 秋葉竹自由詩325-4-5
まるで香りのような声- 秋葉竹自由詩125-4-5
道のうえ- 秋葉竹自由詩325-3-29
喪失- 秋葉竹自由詩325-3-24
彼女に、くびったけ。(まるで鏡の向こうの僕)- 秋葉竹自由詩125-3-20
夜のうた- 秋葉竹自由詩125-3-15
やさしい絶歌- 秋葉竹自由詩225-3-9
絶恋絶愛- 秋葉竹自由詩225-3-8
スノードーム- 秋葉竹自由詩225-2-27
春の風、花の恋、午後の陽光- 秋葉竹自由詩325-2-24
温泉入って先にあがって暇なので作った詩- 秋葉竹自由詩125-2-22
癒しのうた- 秋葉竹自由詩225-2-18
たいくつな笑顔- 秋葉竹自由詩225-2-15
ふと悲しみの星は流れる- 秋葉竹自由詩225-2-12
気狂いになりたい人へ- 秋葉竹自由詩225-2-11
冬にせつない夜が更け- 秋葉竹自由詩4*25-2-9
風の匂い- 秋葉竹自由詩425-2-8
小雪舞ううた- 秋葉竹自由詩425-2-6
しろいひと- 秋葉竹自由詩325-2-4

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