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眼に焼きつけし昏き銀巴里アバンギャルドはノスタルジーに [死にたい]と
独り

ぽつりと呟けば

眼の奥のガラス



立てて割れた
寒くても雨も雪もあなたもすき外へ行こうよ せつないねあいではじまる五十音あいされたくてあいされなくて 一日が何事もなく過ぎていくその日その時感謝があふれる トンカツ屋
「B級グルメ」と君は言う
そのカツ、君が揚げているのに


アルバイト
ホールの女子の権力が強くて、男性社員は悩む


「陰口を叩かれるのも仕事だ」と
男性社員の目が微 ....
  すれ違う キミにあげれぬ チョコレート
   冷蔵庫の中 ひとり冷えつつ

  チョコレート ほろ苦き想い 抱きつつ
   戻れぬ想いで 自分の口にす

  あたたかな あなたの笑顔で ....
ごめんねって
泣けばよかった
あの{ルビ瞬間=とき}に

いつかきっと
そう思う日が来る
冬色に
汚れた葉々を
雨がかき消す

まるで
きたないものなど
ないかのごとくに
打ちのめす
あなたの言葉聴いている

知らん顔して
咲いてる白梅
帰り道どちらともなく寄り添って愛合傘の出番待つ雨

大空に広く佇む白い雲青い破片が刺さって消える

夕焼けに手首の傷は照らされて思わず光るリスカした夜
新鮮な林檎のジャムを店頭に並べて僕は冬に近づく

朝起きてすぐのあなたは無防備で私を守る強さまだない

朝が来て夜が来るまでクールでも甘えん坊になれる真夜中
もういいよ 判るよ十分 物語る
 

          連絡来ない  時の 分ほど
こぼさずにすくってみたら戸惑いも愛しく思うバスルームでの

シャンプーの匂いと泡とやさしさもひとり占めする君の後ろで
あの時に初めて気づく君の愛今まで僕は何してたんだ

夕べ観た夢に出てくる湖で泳げないまま壊れた続き

泳げない魚になんてならないと必死に泳ぐ僕の人魚

雨の中きっとこないと思いつつ「もう少 ....
お別れの手紙もらって読んだ後小さくたたみ無きものにする

伝えたいことは一つも言えなくて雨降り続く日々そこにある

空というワイン飲み干し酔いもせず季節外れの風鈴鳴らす
永遠を誓い交したあの夜の月とか星が証人となる

彷徨える歩道の隅に咲いている名前なき花世間を覗く
ポカポカと暖か過ぎる冬なのに異常気象は人間への罰

昨日観た夢の続きは目の前で正夢となり動き出す恋

眠れずに夢と現実に挟まれてサンドイッチの胡瓜の気分
二年間温めてきたこの想い今言わないと行き場失う

伝えても僕の気持ちは届かない?恋の女神が男を選ぶ

「好きです」と言ってしまえばもう終わり相手の答え全身で聞く
 
 
庇護の中から無知のまま歩きだす
不安を抱き信じる道へ

 
愛ひとつ
この身に余る温もりが
家を離るる支えとならむ

 
「孝行したか」と問われても
不孝ばかりを思い ....
「大丈夫。」
そう言ったのは君のためだと、そう自分に言い聞かせた。
 
 
「大丈夫。」
返す言葉はこれ以外に無いというほど繰り返した。
 
 
「大丈夫。」
表情筋を酷使して営業ス ....
夜は更けり
桃の甘きに
酔わされて
涙溢るる
みつきの空よ
あと少し
伸ばせば触れる
その距離を
縮めることさえ
躊躇うゆび。


あと一指
触れる間際に
鳴るベルに
気力は削がれ
離れる熱よ


小指だし
交わした約 ....
  堕ちてくか

   あがっていくか
 
    

 本人しだい
 
 だけど

  
  あなたを 


    たすけたくて
  散りじりに 

   なった  落ち葉を

 繋がりに
       たとえるなんて

  とても 陳腐で 
           
    だけど
『早く大人になりたい』と
背伸びしていたあの頃の無力な私


『小さいままでいたかった』
あの頃の無垢な自分を求める私


歳をとるその日は過去を振り返る
幼き時分は美化され映る
 ....
誰かに愛された思い出だけが去来して秋

人を愛した記憶だけが吹き抜けて青空遠し
手作りの食器に宿る魂が買いたい人の心を掴む 砂時計Gに従い落ちていく
時の流れが優しく積もる


緩やかに流れる時に棹さして
豊かに育て伸びゆく心


刻々と過ぎゆく時は戻らない
カタチなきもの手には掴めぬ
朝焼けに
みちゆく人の
影のびて
うきよ離れし
君思い出づ
ペポパンプさんの短歌おすすめリスト(259)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いつしか- 長谷川智 ...短歌4*09-1-15
嗚咽- 愛心短歌2*08-12-2
- よしおか ...短歌2*08-11-27
空へ- 渡辺亘短歌408-7-11
感謝- 渡辺亘短歌208-6-25
「ソーダ水」の一言にメロン味を添えて- chick短歌2*08-5-18
チョコレート3題- 風音短歌4*08-2-15
現在が過去になるとき- 風音短歌1*08-2-6
冬色- 風音短歌1*08-2-6
白梅- 風音短歌4*08-1-31
夕焼け- 夏川ゆう短歌108-1-29
- 夏川ゆう短歌208-1-28
「ひとり恋」- Wasabi 短歌408-1-27
Peach_Milk- ユメミ  ...短歌108-1-27
人魚- 夏川ゆう短歌108-1-26
手紙- 夏川ゆう短歌108-1-25
彷徨える- 夏川ゆう短歌1+08-1-24
- 夏川ゆう短歌108-1-21
恋の女神- 夏川ゆう短歌108-1-16
離郷に寄せて- 秋桜短歌3*07-12-18
大丈夫- 秋桜短歌6*07-12-14
別れ- 秋桜短歌1*07-12-12
ゆび。- 秋桜短歌2*07-12-9
一緒に- 風音短歌2*07-11-22
晩秋なのに- 風音短歌2*07-11-22
誕生日- 秋桜短歌107-11-10
_- 渡辺亘短歌207-11-4
食器- 夏川ゆう短歌107-10-30
さらさら- 秋桜短歌307-10-18
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