すべてのおすすめ
大地には梅の花
赤い赤い梅の花
光をいっぱいに受けて
大地を彩る

花が開くと
なぜだろう
どこからか
喜びがやってくる

今の喜びがやってくる
今の喜びは今しかない
明日の喜 ....
目指すのは
頂上ではなく
より高い場所

轍の無い荒れた道にこそ
新たな可能性は潜んでいる

棒の様な足
乾いた喉
前途は多難

それでも後ろを向いてしまったら
どこまでも落ち ....
あなたの心の手を広げてください
そして
風を抱きしめてください
ほら
やわらかい風が
あなたの微笑みに応えている
もしも
あなたが涙を流しそうになったら
ここに来て
大地に浮きましょ ....
工夫して
節約して
我慢して
それでも欲しいものが買えず
買うべきものも買えぬまま

苦労して
落ち込んで
叱られて
それでも人に認められず
行くべきところも行かれぬまま

何 ....
「進め」
そう言われると逆に尻込みしてしまう
「進んでもいい」
そう言われた方が気持ちが楽になる

「勝て」
そう言われると逆に力んでしまう
「負けてもいい」
そう言われた方が力が発揮 ....
曇り空の畑を見ていたら
今まで忘れていた
今まで生きてきた辛い記憶を
なぜだか
思い出していました
鳥は元気よく飛んでいるというのに

薄暗い部屋の中でじっとしていたら
今まで忘れてい ....
時に逆らって
時計を上下逆さにしてみた
秒針の動きは変わらないので
結局
今日の予定が頭の中を過ぎてゆく

時に逆らって
時計を裏返してみた
時を見ることはできないので
結局
次の ....
氷のような風が
朝からずっと吹いている
体を凍らせて
心を縮ませて
地面を向いて歩いている

でも見上げれば

海のような空が
朝からずっと広がっている
体を伸ばして
心を開けて ....
いつかきっと今の苦しみも喜びへと変わるだろう

いつかきっと心の闇もはれるだろう

いつかきっと夢も現実のものと成るだろう

いっかきっと空も飛べるだろう

いつかきっと自 ....
学校帰りに たむろした
  自販機前を 覚えてる
学校帰りに 君と見た
  夕陽に染まる 淀川も

あの頃に見た 景色たち
  知らない間に 変わってた


駅前にある コンビニは
 ....
{引用=街}
街は
灰色にかじかんで
遠くを見る


{引用=鳥}
丹念に編み込まれた
木々のレエス
鳥が壊す


{引用=画廊}
画廊の扉は
今日も閉じられて
あの絵も ....
おいしいアップルティーと一緒に
あなたの心も飲み込んだ
あたしの胸もほかほかして
ほっぺはりんご

冬になるからちょうどいい
とある静かな昼下がり

ぶらりと川原を散歩する

ふと気がついてわたしは聞くの

ねぇ 風よ

頬を撫でる やさしい風よ

あなたはなにを見てきたの?

できればわたしに教えて ....
空の青さが遠くなる
秋の朝
それは同時に
山の芸術が近くなる

空の光が白くなる
秋の昼
それは同時に
山の葉が輝く

空の光が赤くなる
秋の夕暮れ
それは同時に
山が休むあ ....
雨が降り続く秋の中で
公園のベンチは
誰も腰かけないまま
しっとりと濡れてゆく
何もない無の空間に
わずか一瞬だけ
背もたれにスズメが立ち止まる

雨が降り続く秋の中で
公園のブラン ....
「ミチコちゃん」が僕を叩いた

だから「僕」はミチコちゃんを叩き返した

それを見たミチコちゃんの友達の「クミちゃん」が僕を叩いた

それを見た僕の友達の「トモアキ君」がクミちゃんを叩いた ....
夕暮れに
あの子にハモニカ吹いたげよう
ひとりぼっちの街角に
ふたりぼっちの歌ひとつ
ゆれるゆれる影法師
街はなぜに泣いている
人恋しいと泣いている

夕暮れに
あの子は泣いていたん ....
どうせ歩くのなら
なるべく遠くまで歩いてゆきたい
みんなが知っているところよりも
知らないところを歩いてゆきたい

どうせ歩くのなら
なるべく遠くまで歩いてゆきたい
自分だけが知りたいと ....
崩れた瓦礫の中に
楽園を見つけたよ
でもこの{ルビ穢=けが}れた手では
その中に入れないの

いつかこの手を{ルビ浄=きよ}めて
楽園に行けるといいね
ふたりで


ああ、ふたり{ ....
いつからあったのか
窓の外に雲が浮いている

今までぼくは
何をしてきたのだろう
今までぼくは
何を残してきたのだろう

人と同じことをしていたら
人と同じことしか残せない
あの人 ....
さびれた歩道橋の上で
夏を見上げると
空、空 
本当に海まで続いているのだろうか


この橋の下を流れる車の群れが
緩やかな河口付近の川だったらいい
時折陽射しに煌めくヘルメットが
 ....
 私はあなたに追いつくためにもうずっと走っています
 やがてあなたは私の視界から消えてしまう
 もう追いつくことも、追い越すこともできない
 遠くではなく
 別の場所へ
 それでも私は私 ....
1. 

もわもわ
と、ふくれあがる嫉妬心
あなたが遠くをみつめるその先に
見えるはずのない影を見ては
心に広がる黒い雲


2.

クルクル
と、まわる私の猜疑心
ゆう ....
ショーウィンドウを飾る
真夏のアイテムたちは 
誇らしげに季節を謳歌する

けれどそこには灼熱の光線も 
砂浜の輝きも届きはしなくて 
街の雑踏はただ息苦しくて 

日焼けした肌を ....
死んだら楽になるのなら
精一杯生きた人だけが
死んでいいんだ

がんばって
がんばって
もがいて
もがいて
みっともなく
本当にみっともなくても
はいつくばって
はいつくばって
 ....
少しだけ見えた

頼りない明かりが

それがたとえば

自分を苦しめるとしても

それがたとえば

自分を焼きしめるとしても

私は行かずには

いられないの ....
私は無人の都市を歩いていた 
 
見上げた無数の窓の一つから 
青い小鳥が堕ちて来た 

{ルビ掌=てのひら}で受け止めた
{ルビ痙攣=けいれん}する小鳥の青い羽は 
灰色へと変色し 
 ....
笑ってたんだ
笑ってたんだ
きっと
あったかい土に抱かれて
優しい雨に愛されて
まだ見ぬ地上の風に憧れて
君たち 泥んこぼうず達は
笑って
幸せに
暮らしてたんだ
そして 素直に育 ....
富良野に行こうと思うのさ
もちろん君を連れてさ
そりゃーいいところさ

水色の空の下で
パステルに揺れる
あのラベンダーの薄紫をすくって
両手からこぼれる
光の匂いを
嗅ぎまくりたい ....
胸の痛みが 海のふかい場所に
沈んでいる
目のない魚が こらえきれない
痛みの上を
ヒラヒラと 泳ぎ回っている


痛みの底には
もうひとつの
痛みが
かならずみつかるはず

 ....
信天翁さんの自由詩おすすめリスト(723)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
赤と白の喜びと幸せ- ぽえむ君自由詩8*07-1-31
山登り- 1486 106自由詩9*07-1-31
翼を広げてください- ぽえむ君自由詩14*07-1-29
足跡だけは残せるのだから- ぽえむ君自由詩14*07-1-25
青信号- 1486 106自由詩7*07-1-20
忘れていた記憶- ぽえむ君自由詩7*07-1-20
時に逆らって- ぽえむ君自由詩22*07-1-13
冬の風、そして空- ぽえむ君自由詩7*06-12-29
いつか- DirectConnec ...自由詩6*06-12-25
故郷- chica自由詩7*06-12-7
冬の情景- ふるる自由詩28*06-12-5
ティータイム- 蒼依自由詩106-11-10
そよ風- 朱桜天  ...自由詩406-11-4
空の青さが遠くなる- ぽえむ君自由詩15*06-11-4
雨が降り続く秋の中で- ぽえむ君自由詩16*06-10-23
無題- 自由詩106-10-17
夕暮れに- 未有花自由詩13*06-9-5
なるべく遠くまで- ぽえむ君自由詩7*06-8-3
ラクエン- 宙空 心自由詩1*06-8-3
今までぼくは- ぽえむ君自由詩9*06-8-1
海へ- 銀猫自由詩24*06-7-30
永久に走って- 秋也自由詩1*06-7-30
もわもわ_クルクル_ぷっちん_コロン- 落合朱美自由詩32+*06-7-25
夏景色- 落合朱美自由詩2106-7-16
空へ- かがり自由詩206-6-13
誘蛾灯- プル式自由詩1*06-6-7
「窓」- 服部 剛自由詩9*06-6-3
新じゃが- さち自由詩18*06-5-23
だから富良野へ行こう- 佐野権太自由詩11*06-4-26
痛みが痛みを捜す- 阿麻自由詩16*06-4-19

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25