人と同じように笑えない
うつむいて歩いてた
通り過ぎる人達は急ぎ足で
どこに向かうの

私を置き去りにしたあの人さえ
立ち止まることなく
無表情で行ってしまった
あなたの ....
「どうして詩を書くの?」

もしそんなことを聞かれたら
何って答えればいいのだろう
「単純に好きだから」
ただそれだけで良い筈なのに
その言葉が言えず
無言のままに書き続ける

呼吸 ....
迷いや苦悩
劣等感や嫉妬
孤独や寂しさ
無理解への苦痛

美味しい食事
快適な眠り
人前での笑顔
傷一つ無い手首

病名がないから
この重苦しい心も
たいしたもんじゃない
{ ....
ドレミのドの
点々は
うまれたての涙です

ソラをめざして
シにかえる
はじまりとおわりの
涙です
わたしの視点は常に動いている
つまりは漂泊している

定点にとどまることなく
四次元に動きまわっている
時間も場所も人も変わりゆく

きみはその雲の行く先を知れない
わたしは明日きみの見る雲を知れない ....
仏さまが
座っておられるのかと思っていましたら

なんともかわいらしい顔をした
花の精でした
机の上に置いた
理科の問題集にそっと手を置いた
蝋燭の写真が1ページ目に居座っている
実像と虚像に私の心は囚われた

私は物体
直線という名の道に
ただ突き立つ物体
そして目の前に ....
春の息吹はすぐ傍に来ているの言うのに
貴方はその場を立ち去ってしまった

空に散りえる星々の数
{ルビ宙=そら}を流れ一瞬の輝きを発し
私たちの目の前から消えた

流れ星をいつから綺麗と ....
題名もないままに机に向かって
テーマも決めてないままにノートを取り出した

鉛筆に手を伸ばし
言葉を綴って
描く形は二次元に浮かぶ四次元

自由な程に持て余して
不自由な程に自由を好む ....
ちりん、ちりんと
ストラップにかけた
小さな鈴が泣いていて

僕はただとぼとぼと
涙さえ流せずに
現実に草臥れていました

金に囚われた義務と
時に縛られた責任が
いつの日か忘れ去 ....
朝の通学の時何時も通りの席に座った
そこは優先席と書いてあるが
未だにそこに該当する人が座った所は見たことない
気づけば誰もがその場所に座り続けている
何の意味が在るのか分からないと感じていた ....
眠れずに

空を見上げ

届くことない筈の

星を掴んだ気がした
何度キスしたって
足りない

何度抱きしめたって
足りない

ぴりっとする
恋愛は
三十九回以上の

キスを、求める。
いつもぐったり寝ているけれど

アナタの夢が 叶う時


ちゃんと起きて

お仕事するよ


ボクが夢を食べるとき

アナタの夢が終わったとき
君の手はあまりに冷たいから
突然背中に触れられると
思わず身震いしてしまう

君はそんな僕の様子に
少しだけむくれてみせて
少しだけ拗ねた目をして

きっと笑ってくれている

離さ ....
あの人を恨むだなんておかどちがい
わざわざ確認するまでもないわ

プライドのない恋なんてとてもできない
だけどそれでも
棘を刺した夜には 
心がざわつくの

あの人を恨むなんて
そん ....
詩を投げ捨てて

少し時間が経って

ポイントがあったりすると

少しだけホッとする

そんな

私は馬鹿みたい
静かに語る歌声が
明日に紡いだ願い達
どれ程叶えてくれるかと
見つめて過ごす夢を見て

ささやかな温もりを
同じだけ与え続けて
報いを求める卑しさも
小さな箱に閉じ込める

優しく ....
「削除」たった一言で
並んだ言葉を消し去る
君の並んだ言葉でさえも
一瞬の猶予も与えず

もう一度読みたくても
君の存在も何処かへ
もともとなかったように
だけど分かるのは
其処に君 ....
機械仕掛け
二つ折り
小窓に動く
夢一夜

悪戯な表現の
事の波集めて
読み取るのは
溢れる程の君の笑顔
数分考えて
返す言の葉は
悪戯に隠された
本当の気持ち

真っ直ぐ ....
もしもボクが

プリンくらいの柔らかさで

アナタを受け止めようとしたら

アナタの哀しみのトゲトゲに

貫かれてしまうから

ましゅまろくらいの

柔らかさで

居たいと ....
洋煉瓦の敷き詰めたお店
珈琲の湯気が後ろに流れるポスター
銀盆持つ手に甘い香りのタルト
カウンターに佇む白エプロン

ノスタルジア
ポスターのデサイン
タルト・オ・ペーシュ

麗し ....
黄色に染まる空色と
境が消えた海
かろうじて白波が
海と判らせる程よい海絵

窓際のプランターには
名前の知らない植物の幹が
花に向かいカーブをかけて伸びている

部屋の灯りなどは不 ....
伸ばした指先に触れた
温もりが薄れるたびに
寂しさが生んだ幻だと
自分に言い聞かせてた

何度目かの言い訳の後
振り返った道の向こう
通り雨に濡れた路面に
微かな足跡が続いてて

 ....
発車までの十数分
自販機前の喫煙所
微かに増した北風に
肩を竦めて時を待つ

鼻先掠めた白い粉
灰と思って振り払う
甲に感じた冷たさが
春はまだだと告げてくる

肩に抱えて繰り返す ....
あなたの言葉半分を下さい
そうすれば
僕の詩は読めるものに
なるかもしれない

あなたの作る倍の時間は下さい
そうすれば
僕の詩はまともなものに
なるかもしれない

言葉の半分と
 ....
雲が流れることを
忘れたように
君の言葉の流れに躊躇した

電波が途切れ途切れ
咳き込むように
言葉の最後で吹きだした

面白い言葉も
恥ずかしい言葉も
ふんふんうなずく
頼もし ....
狂わしく相愛しい君の本体を
舐め尽したとて解らず
重なる毎に理解して
重なる毎に誤解していく

指先を弄び含み笑いするも
深く刺さるとて感じず
動かす程に高まり
動かす程にしらけていく ....
机から乗り出して、君の姿を探します
机の角に私と君の相合傘
君の背中に私の顔が映っている

目を合わせてみようか?

そらされる恐怖が脳裏をよぎり
何もできない私が此処にいます

こ ....
便利さの
果てに
背負ったもの


子や孫に
背負わせるもの
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