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赤く林檎の果実はふくれて
娘のほっぺの様で
何処か優しさに満ちている
それは優しい色
希望の果実
葉っぱに見守れながら成長する
私が娘を守る様に
そっと日陰を創ります
枝から離 ....
....
「どうして詩を書くの?」
もしそんなことを聞かれたら
何って答えればいいのだろう
「単純に好きだから」
ただそれだけで良い筈なのに
その言葉が言えず
無言のままに書き続ける
呼吸 ....
春の息吹はすぐ傍に来ているの言うのに
貴方はその場を立ち去ってしまった
空に散りえる星々の数
{ルビ宙=そら}を流れ一瞬の輝きを発し
私たちの目の前から消えた
流れ星をいつから綺麗と ....
題名もないままに机に向かって
テーマも決めてないままにノートを取り出した
鉛筆に手を伸ばし
言葉を綴って
描く形は二次元に浮かぶ四次元
自由な程に持て余して
不自由な程に自由を好む ....
朝の通学の時何時も通りの席に座った
そこは優先席と書いてあるが
未だにそこに該当する人が座った所は見たことない
気づけば誰もがその場所に座り続けている
何の意味が在るのか分からないと感じていた ....
眠れずに
空を見上げ
届くことない筈の
星を掴んだ気がした
詩を投げ捨てて
少し時間が経って
ポイントがあったりすると
少しだけホッとする
そんな
私は馬鹿みたい
「削除」たった一言で
並んだ言葉を消し去る
君の並んだ言葉でさえも
一瞬の猶予も与えず
もう一度読みたくても
君の存在も何処かへ
もともとなかったように
だけど分かるのは
其処に君 ....
人が嫌いな君と
人を信じない私
それでもなぜかお互いを頼っている
寄り添うことはないけど些細な話しで
深く潜る事しないで笑い合えていた
椅子一つ分離れて座り合う
横に手を伸ばせ触れ ....
遠く離れる
君と僕を繋ぐ
頼りないメール
それでも頼ってしまう
声にしにくいことでさえ
君に伝えることは
声にするよりも気が楽なんだ
一つの手紙を君に送ります
君の電源が入って ....