五億積まれる(それでもイヤ)
五億積まれた族
五億積まれ得る積まれぷりん
積まれ、プリン
五億積まれのこのこ
やって来る
五億積まれ損
奴は五りむじん
....
おれはきっとやっていけるわ
やっとのことで
手順や矛盾のやり方を
覚えたの
仕事でもへまでも
存分に愛想笑いをして
それとなく何かに感謝するしぐさを
どうも。
どうも。
どうもど ....
みずに浮く 葉と葉、茎、の愛だ いずれ沈む前に ふやける
角部屋 20度くらいの きわどさで 口をついばみ合う恋
迷い恋 うたにもならず 聞かせれず 只あるのはピアノがない自由
手を放すことだけは
いつもおぼえていた
あの時も あの時も
誰かを見つけては離れ
離れてはまたくりかえす
そればかり
ねえ 誰かわたしを、さがしてくれる?
いつ手をはなしても ....
樹上のさわぎ
幹に抱かれた痕があり
夢は夢 さあ現実だ閉じたドアだ
ゴムはじける音凍てつく夜を凍てつかせ
吐き足りぬ息を満たすものが闇であれば
やましき皮膚の如き呼吸を清流の ....
冷たくなった{ルビ骸=カラダ}に触れることなく私は骨を拾った。
今では後悔してる。
あの時は、泣くことに必死だった。
とにかく、泣いて
泣いて
逃げてた。
死 ....
りんごが5つなっていた
1つのりんごは、自分の行きたいところへ飛んでゆき
1つのりんごは、風の吹くまま飛んでゆき
1つのりんごは、悩みつづけたが飛んでゆき
1つのりんごは、ちからつきて地面に落 ....
失恋の傷に追い討ち栗の毬
秋風の所為と言い張る君の嘘
秋ついりポチはハウスに引篭もり
月観れば腹を叩くか遠吠えか
天晴れと誉めてつかわす秋の空
....
行き場を失ったカモシカが少し考えた
でもなかなか浮かばない
簡単に考えると自分がみにくく見え 素直に考えるとばかばかしい
そこで、じっくり3日ほど考えた
答えは、素直に生きようときめた
シャブリには牡蠣が合うってきいたから試してみたの一人の{ルビ夕餉=ゆうげ}
遊離した吾が勝手に受話器取り、コールしている君の携帯
眠そうな声で電話に出た君は「どうしたの」と訊く 「 ....
見ないふりをした
知らないふりをした
都合の悪いことをなかったことにした
その中には
大事なものもきっとあった
雲色のインクで
書いた文字は雲色
すこし湿った
すこし陰った
僕の色
その雲から雨が
落っこちないように
こらえながら
こらえながら
がんばりながら
がんばりながら
....
君がため惜しからざりし命さへ長くもがな、と壮絶ブレス
ブタ肉うぬめりんごくりの首切り春がいつしか分泌多量
あなたがくれたすべて
かたちすらないそれらを
たからものみたいに持ってた
捨て去ることもできずに
忘れたくなくて ただ
あなたが与えてくれた それだけでうれしくて
....
その時を逃したら
二度と出会えない人が存(い)るように
この時を逃したら
きっともう こんなことは起こり得ない
そう思ったのだ
あの時からいつも
そんな気持 ....
「腹減った」そう言う君の耳ちぎり夕日に走る壮絶青春
あたしはホントはとっても寂しがりやなんだ。
でも、
それを悟られないように強がってるんだ。
一人でいるのが 辛いんだ 哀しいんだ
だから、
誰かが近くにいるととても
....
どうしても ほしいものなんてないの
手を取り合ったきおくも
ただのおもいちがい
さみしさが深くなるから
ここから先にはいかないわ
(ここでは宇宙をスプと言います)
最前列右の左のスプを見た見たもの全て衛星で死亡
(ここでは宇宙をンと言います)
ンの声がロケット破壊しつくしてβ・γ線上の{ルビAir=アリア}
....
生足は季節のアンテナで
感じる微かな蠢きを捕らえては
白い小箱に忍ばせる
真夜中のブランコ
揺れる君のくるぶしは
季節はずれのアンクレット
楽しかったはずの映画も
楽しみだったはずの ....
このままで そうねがい乞う 時はうたかた 君の移り香 髪に残して
だんだん
思い出せなくなるよ
言葉も
カタチも
感情も
夜が
流れはじめてゆくよ
ながく
深く
遠く
だんだん
思い出せなくなるよ
温度 ....
昔々 おばあさんなどと 呼んでたが 今ならきっと刺されるぞ
砂浜で ひとり貝を耳にあて ロマンと言う名の 海に溺れる
花恥じらう 乙女の欲したスパッツは 母で言うももひき そして葛藤
君の膝枕に乗って
大きな海の幸せに
よぉぉそろ―
眼前の大海原には
すごく巨大なイカ
それを食べてしまう残酷なクジラ
とかいるそうだ
わいんでかんぱぁいぃ
でもどんなひ ....
買い物袋くるくる回したら
ちょっとイカシタ気持ちがして
叩き付けてキンモクセイに
なんか不良
包丁で指を切ってまた
近付いた少し大人に
だけど僕まだうら若い
十五歳の夏
ティッ ....
長い長い人生だもん
迷う事だってあるでしょう
たとえ{ルビ人生=みち}に迷ったって
私には進むことしかできないの
だって私に残された選択肢は
進むか止まるかの
二つしかないから
進み続け ....
ike から見上げれば、それは緑に囲まれて丸く浮かんでいるように見える、それは
sora だ tsumetai sora だ
ike を数匹のmizudo ....
傍にいたいと思うのは
なんとなく好きだから
ただ見ているだけで
なぜか落ち着くよ
気も使わず話できる事
それって何かしら
私だけがそうなのかしら
いつも思うよ
本心聞きたいって
....
いつの日か宇宙の塵となることを夢見るロケット技師と甥っ子
少年は星の名前でしりとりをしている少女は欠伸をしている
フラフープ棄てる少女に土星の輪なくした土星のごときさみしさ
....
ずっと
ずっと
あんたの影を引きずっていた
心は一番側に居たから
ことばとか
なんとか
もっと
できたことがあったような気がして
失ったことの悲しみと苦しみを
たくさんたくさん味わった
あんたの ....
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