ぽえむ君−葉露−
ぽえむ君

ぼくは詩を書きたい

他人の存在に気がつかなければ
自分の存在は孤独となる

今日もまた

朝の散歩をしていると
葉の露に出会いました

雨の通り過ぎたすぐ後
緑の葉の上にはその露が
きらきらとまばゆく光る

緑は心を和ませ
露の光は心を癒す

風が吹くたびに
光はなびき
大地へ恵を与える
明日への希望へと

心に雨が降っても
やんだあとには
その心に光を放ち
閉ざされた心を開き
共鳴を求める

その心は人の心を和ませ
人の心を癒す

緑と露のまわりを
蝶が舞い
小鳥たちがさえずる

明日もまた

語るための詩ではなく
黙らせるための詩を作りたい


自由詩 ぽえむ君−葉露− Copyright ぽえむ君 2006-06-07 12:44:23
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