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どうして一人で
いるのですかと
君の言う

刻の砂時計
わたしのだけが
詰まってるんだと
我の言う

どうして時計は
詰まるのですかと
君の言う

淋しさゆえの
あやまちだ ....
華美な言葉ハかびな言葉
詩なる言葉ト死なる言葉

あん心あん全あんあんやらしい
いやんばかんなかばんなか

どいつどどいつどっちらけ
じぃくハいるじくハいる

べつにサバ煮とさばよ ....
あなたと
彼との
星の質量が違うから
その差に寂しくなるとしても
ここから見れば
満点の星たち
キラキラ同じ
暗闇の道しるべ
それでもあなたの道を行け
信じるという引力が
互いの距 ....
雨が冷たいから
泣くのでしょうか
心の隙間から零れるから
泣くのでしょうか

楽しくないのは
悲しいからでしょうか
生きているのが
悲しいからでしょうか

あなたがいないからでしょ ....
涙の色は
愛しさか
憎しみか

流れた川は
想い川
いつしか枯れて
思いも渇く

帰らざる
刻(とき)の終わりの
蜃気楼

散った心の
舞う砂漠

あなたの影を
砂に ....
ボロ布しか
残らぬものを
愛と呼ぶ

あなたのすべて
奪い去る
悲しい人でも
愛せるかい

愛する人が
乞食に落ちて
みすぼらしくても
愛せるかい

光る涙の美しさ
人 ....
詩は情の鳴らす音色

言葉
意味
宇宙
感情

海と空とをつないで
わたしたちがいる
ということを
鳴らす

詩は魂の描く絵






形無きものを塗り ....
あなたへの気持ちを
文字数にすれば
あふれてきっと
あなたは
読めないだろう

あなたへの思いを
詩にすれば
ナルシストなんて
きらいよと
いうかもしれない
もう書いたけど

 ....
涙の屍を越える時
人は何を見るのでしょう

もう
美しくはない涙に問うても
答えはせず

青春を賭けて輝こうにも
この地の青春は
みな死んでいる

踏み越えて
駆け抜けたその先 ....
揺れる

ただ君の
それは僕の

ざわついた木々

風に吹かれて言の葉いずこ
塞ぐ唇

君を浮かべる
心の


揺れる


掴む腕
生きてきた
ということと
生きる
ということを
つなぐ接着剤を探してみた
奇妙なことよと
笑われた

愛だの恋だの
言葉を環にして
誰かの指に通してきたけど
水に濡れた紙のように ....
この思いを
咲き誇る花に受粉する

花弁はすべて地に落ちて
見慣れぬ果実が
姿を見せるだろうときに

あなたがその実を口にすれば
ほろ苦く

思いの核も同じように地に落ちて
あな ....
ある友の言う
珈琲にミルクを入れる様は白と黒
疑惑の暗喩と

砂糖は誤魔化し
甘い甘い誤魔化し
それは採りすぎて壊す身体

珈琲に訪ねてみたが
答えはせず
疑惑の黒

豆物を ....
求めて止まぬものがあった
そのたびに吐き出したものは
記憶
その彼方に
星になった

明滅する人生とはかけ離れ
燦然と輝いたそれは
暗闇の中で数を増やした
虚空に手を伸ばす

 ....
本当にその人のことを
思っていたと言うのなら
何も僕のために
忘れることはない

その人も
かの人も
君の心に刻んで

君が愛した人たちは
僕の魂に出会うための
君の道
僕にた ....
あなたをおもうとき
僕は
思う ではなく
想う を使いたい

「相」と「心」で「想」の字
相は「あい」であり「合い」
そして「あい」はまた「愛」である
互いの心でおもうことが
「想う ....
人生を
長い坂に喩える人がいる

きっと僕もその長い坂にいるのだろう
どのくらいの地点かはわからないけど

どうして登るの?
と聞いてみたくて見渡した

登山家みたいな人が近くにいた ....
悲しみにくれるとき
いつも夕焼けを見つめていた
悲しくて涙が止まらないとき
いつも月が輝いていた

夕焼けの向こう側や
輝く月の世界に行きたくて
行けない自分がまた
やりきれなくて
 ....
白日の世界に跪くわたしに
昏々と降り注ぐ言の葉は
もう
何も見なくてすむようにと
眩く光る

泣きたくはない
あの人の笑顔を焼き付けるため
でも
言の葉も 涙も
それを許してはく ....
ある人が君に言った
愛というものはダイヤの原石
諦めずに磨き上げなさい
今投げ出せば
唯の石ころ


そして君は
僕にこう言った
愛は綺麗で美しくなければ
誰も価値を見出さない ....
人は何のために
生きているのでしょうと
涙する君に

指で一筋
零れる心を
そっと拭う

こんな僕でも生きていれば
一粒くらいでも
君の涙を
拭ってやれるから

そう
囁い ....
チクタク チクタク
時を刻む音
玉葱を刻むようにかな

過ぎた昔も
まだ見ぬ未来も
チクタク チクタク
刻んでしまおう

でも人間は
案外にお間抜けだから
切り損ねたネギのように ....
人肌が恋しいなら
僕の懐で温めてあげよう

涙が止まらないのなら
いっそ
新しい海でも作ろう

人生に疲れたら
額に手を当てて囁いてあげよう

君の寂しさで
僕のポッケが破れても ....
「ことば」は
「言刃」ではないから
「刃」で人は救われない 
凍てつく孤独は
癒せない

あなたの心が温まるように
言の「葉」集めて
焚き火をしよう

若い葉 枯れた葉 落ちた ....
僕の心の奥底には
握り締めた拳が一つ

君の名前か
君の姿か

生まれる前からその中に

未だにその指一つでも
開いてみようと
したことはない

君が誰と知れぬまま
拳が開く ....
その美しい横顔も
輝くような肉体も 一つずつはぎ落されて
衰えるという一言で 君の心は揺れ動く

ピアノの鍵盤を見て 白と黒
世の有様は裏と表で

裏だけでも 表だけでも世界はない
 ....
現れては消えて 人も恋もメロディーも
悲しみの涙で描いた絵画も 彼方

記憶の奥を飾り立てて
切なさに

ため息の白く煙る中に見るものは
かつての希望か絶望か

あなたへの言葉は  ....
君のその 弾けるような笑顔があれば
世界に終わりはないだろう

黄昏色の君は キラキラと輝いて
寄せては返す 喜びの波間に 足を浸す

打ち寄せる波が 君に歌う
祝福の歌 クリーム色 ....
告白それは
あなたの心が欲しくて あなたの心臓をつかみ出す行為
残ったものは
白い雪の上に飛び散った真紅の失恋と
あなたの喪失

恋人
寂しさを埋めあうように肌を重ねた二人
その温も ....
外ってなんだ?物理的外界か?心理的外界か??
自分の外ってなんだろう

光が強ければ 影が濃くなる
ものを考えすぎれば動きが取れぬ 考えなければ生き残れない
言葉で人は救われもしない しかし ....
ルナクさんのアマル・シャタカさんおすすめリスト(97)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
墓標篇- アマル・ ...自由詩806-3-30
えごうた- アマル・ ...自由詩506-3-24
それでもあなたの道を行け- アマル・ ...自由詩806-3-21
でしょうか小唄- アマル・ ...自由詩506-3-19
刻(とき)を越えて- アマル・ ...自由詩506-3-17
優しく死す- アマル・ ...自由詩506-3-16
ロマンチカ- アマル・ ...自由詩506-3-11
ため息の数- アマル・ ...自由詩406-3-9
屍を越えて- アマル・ ...自由詩406-3-7
浮舟- アマル・ ...自由詩906-3-3
間隙を縫うには- アマル・ ...自由詩1206-2-28
凍衷花想- アマル・ ...自由詩7*06-2-26
疑惑の色談義- アマル・ ...自由詩506-2-25
時間と空間の結婚式- アマル・ ...自由詩806-2-24
蒼い蜃気楼- アマル・ ...自由詩4*06-2-21
おもう- アマル・ ...自由詩7*06-2-20
長い坂- アマル・ ...自由詩906-2-18
居場所- アマル・ ...自由詩6+06-2-16
白い悲劇の果てに- アマル・ ...自由詩7*06-2-13
対話篇- アマル・ ...自由詩8*06-2-12
生きる意味- アマル・ ...自由詩806-1-28
チクタク_チクタク- アマル・ ...自由詩506-1-22
逢瀬- アマル・ ...自由詩5*06-1-16
灯火- アマル・ ...自由詩6*06-1-10
- アマル・ ...自由詩305-12-24
即興曲_変ホ長調D- アマル・ ...自由詩205-12-23
砂の記憶- アマル・ ...自由詩205-12-15
クリーム色のうた- アマル・ ...自由詩205-12-8
雪が降る- アマル・ ...自由詩205-12-6
宇宙論〜生命樹〜- アマル・ ...自由詩3*05-12-1

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