すべてのおすすめ
星は祈るように首をつって、空にぶら下がっていた。 面白くもなんともない
幸せなヤツらの
幸せな悩みを
押し付けられて、
「どうにかしてくれ」
と、
必要に迫られる

とりあえず、

大丈夫だよ
大丈夫だよ

って
笑顔を  ....
頑強な夜は
積み上げられた階段をくだる

午前4時をまた
告げにきた

居間の大時計がまた
陰鬱な調子で
低くて冴えない
よっつの鐘をついたとき
恋は終わった
燃えさしは浮いた
 ....
氷は溶けるというのにおめでたいやつらだな

仕方なく神様の善は人間のものではないと自分を擁護し続ける
あなたのことは忘れようにも愛おしいなんてね

パンフレットを破いたりせんべいを食べたりダ ....
必死に押す
相手の目を見ながら
必死に押す

動け
変われ
スイッチ。
スイッチ。

必死に押している
相手の目を見ながら
必死に、押している。

どう?
どう?
どう? ....
(当時のニュースを聞きながら)

昭和天皇! ヒロヒト天皇!
とうとうお亡くなりなのですね
僕はあなたが 笑顔のような
そうでないような顔で
手を振っているお姿しか見たことが無い

 ....
シュガール、jin繰るヴェール℃-ナッツのチョコ霊ト
魔ルク淫訛りのQueen/土砂のト音が燦然tのSui-イト
Eat.エアーとル・√のミズたマリーが海岸線のシス-tarデ
チャペル、レースの ....
ここは近代国家

これは憲法







世界は自分


宇宙は自分の部屋





一寸先のドアは壊れぬバリケード
心の深さ250m

死者の国まであと50m

ユングの言う老賢者は

いるのだろうか


頭の切れる悪魔や

美しい堕天使の

言葉に耳を

貸すな


希望は打ち ....
ずつうやくを飲んだ
はんぶんだけ
やさしさでないほうを


恋は終わったのではなく
けっきょく始まらなかった
もう春だった


つながれたこいぬが
ねむたそうにあくびしてる
み ....
 もう モドレナイ

 
 前にも後ろにも 僕のいたるところを
 君が 君が 囲んでいた
二匹の鮭が
内蔵を捨てられ
切れ端をからませていた
私の手はまだ薄いが
母の手は血にまみれている


頸骨ははさみでぶち切り
卵と白子は引きずり出した
その度にあがる、歓声
嬉 ....
大型台風が 故郷を直撃した夜
携帯電話で
十年以上も音信不通の父の処遇について
妹と話をした

その話の途中
突然の昏倒で緊急入院した母親を持つ恋人から
メールがはいった

その日  ....
信ずること無かれ

貴方のその手は{ルビ虚偽=きょぎ}を掴み
その身を{ルビ醜=みにく}く染めるだろう

頼ること無かれ

貴方のその手は{ルビ虚実=きょじつ}を掴み
その身を{ルビ酷 ....
母に似た男と
父に似た男と
子供のような女がいた


母は子を愛し、
父も同じように子を愛した

両親の愛を一手に受けて
幸せだった子供は

ふと、それが成しえないことだと気づき ....
ハワイには四季があるんだぜ

死んでいった
お母さんたちは
特攻する
とつくにの小泉さんちに

生きて往くだけの毎日
新聞は届かなかった

全ては桑田佳祐の仕業である

廃工場 ....
ひとりでいるのは寂しいねと {ルビM=モラル}な男
夫と別れて寂しいのと {ルビS=シングル}な女

どんと ふぉーげっと どんと ふぉーげっと

この世は対でできている

なにかのきっ ....
勇気を出して走ってみた

転んだ

勇気を出して喋ってみた

舌を噛んだ

勇気を出して微笑んでみた

「何にらんでんの?」って言われた

勇気なんて要らないと思った

だ ....
秋の夕暮れに
夕日がふたつ

赤く熟した
太陽と
柿の実と

風に揺られて
見分けがついた
飽きてしまった
褒めるのにも
褒められるのにも

飽きてしまった
幸せにするのにも
してもらうのにも

深度たった20メートルの
海の中から見上げた太陽は
とても美しくて
けれど ....
夢をみた
闇から明けた事実を感じさせないほどの朝日の中で

夢をみた
夜の幕がおりたことに気づかなかった闇の中で

ぺたりと座りこんだままのわたし

夢と現実の{ルビ間=はざま}をうつ ....
上から見下ろす地球はどんな感じでしょうか?
最初は見上げてた大人たちを
見下ろして、
ビルの屋上を眺めて、
住んでる街を見下ろして。

生まれてきてから20年。
20段上ってきたから ....
詰まらない話聞いて 面白くないのに笑った
明日もまたこうして 二人で並んで腰掛けて
薄汚いもののかたち 人差し指でなぞり直す
つれて歩いてるのは 空まわる衝動と臆病な あたしの影

黄色い鉛 ....
鳴らせない4弦は錆びて擦り切れた
あぁそうだ
きらりきらりと胡散臭さが君から

信じよう
信じたい?
寝起きに鈍痛を感じた猫は2度と眠ることはなかった

嘘吐きの指先をチョコレートが舐 ....
草で造ったリングはめたら 通りかかるフェアリーの歌聴けるよ ぱっと現れ目まぐるしいよ 急いでるならなおさら  .... ふうせんのうちがわに
わたし とかいた
そとがわに
ゆめ とかいた
おおきくふくらませて
くちをしばると
そらへまいあがることも
じめんにおりることもできずに
ころころ
あたりを ....
みんなヤサシイ
わたしにヤサシイ
タイリョウノオクスリ飲む
飲まれるタイリョウノオクスリ
サヨナラ今日こそサヨナラ
元気が出るとリストカット
ご飯を食べれば
オネーサン指とオニーサン指が ....
チョコレート色の秋が
わたしを呼んでる


甘い香りの空

あなたのような夢

やわらかな光




チョコレート色に焦がして
溶けそうな心の音に


そっと

 ....
帰り道は
昼の天気予報どおりに
激しい雨


ふと視界に咲いた銀色の傘を求めた


縁取り、白
フレームは銀


それを広げて歩くのが
今日の雨にはふさわしく思えて

 ....
真っ黒焦げの夜の真ん中に立ち尽くして
おれは一本の棒みたいになって
真っ直ぐに電波を受信する

世界のどこかにある高い塔のてっぺんで
一匹の猿がヘブライ語で愛を囁いていて
それが24時間発 ....
さきさんの自由詩おすすめリスト(552)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
未遂の夜- 昏(ヤッ ...自由詩6*05-12-3
苛立ち- 仲本いす ...自由詩105-12-3
夜が降りてくる- 便乗鴎自由詩405-12-3
うずうず- ののの自由詩1*05-12-3
りもこん- かぜきり自由詩2*05-11-30
昭和天皇崩御- 紀ノ川つ ...自由詩10+05-11-23
LHLH#4- 六崎杏介自由詩305-11-4
ひきこもる- 李恵自由詩205-11-4
「深層心理」- たかよし自由詩105-11-3
やさしさでないほうを- ZUZU自由詩905-11-3
分かってたのに- くるす自由詩1*05-11-3
「儀式」によせて- フユナ自由詩13*05-10-23
ことはじめ- The Boys On ...自由詩3*05-10-15
疑神- 自由詩3*05-10-15
家族に似た- 一代 歩自由詩1*05-10-15
反四季- 石川和広自由詩5*05-9-24
Mな男とSな女- 仲本いす ...自由詩5*05-9-24
猫と償い- 自由詩4*05-9-24
夕日がふたつ- たもつ自由詩805-9-24
海の中で思う- 八月のさ ...自由詩605-9-24
寝起き世界- 一代 歩自由詩1*05-9-24
階段工事- KoーT ...自由詩2*05-9-3
黄色い箱- nomi ...自由詩105-9-2
LOLITAandLOLITA- 無知アコ自由詩1*05-9-2
フェアリー- 天誅自由詩205-9-2
ゆめ- アンテ自由詩605-8-27
感謝- 芳賀梨花 ...自由詩9*05-8-27
チョコレートコスモス- ユメミ  ...自由詩3*05-8-26
銀の傘- 銀猫自由詩10*05-8-23
テレヴィジョン- 大覚アキ ...自由詩305-8-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19