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売り出された月世界旅行
価格は110億円
誰でも
それだけあれば月に行ける
行きたいけど
お金がない(笑い
お金が欲しいと思う

110億円は
小売価格だから
原価はいくらだろう
 ....
申し訳ございません、ただいま満席でして
お待ちいただけますか、お名前は?
狼様と羊様でございますね、先にご注文を
はい、ディナーをフルコースで、おふたつ
かしこまりました、お掛けになって…
 ....
カリスマ美容師
病気の蛙
卵の中の花林糖
あああ
ターザン欲しがる
ギャー
ギギギギギギッ
ギィーーーーーーーーーーーーーー
貯まったお金で
貯金箱
全国ツァーの資金源
 ....
たとえば地震が起きたときに
真っ先に
何かを考える前に
眠っているあなたに
身を挺して覆い被さるように

それを何と呼べばいいのですか
恋人よ
恋人たちよ

言葉にされたものは ....
世界の


あらゆる、反戦運動に


あらゆる、福祉活動に


あらゆる、選挙投票に


あらゆる、教育の訴えに


私が願う如何なる ....
冷蔵庫が
お漏らしをするようになったので
医者を呼べと

いまどき
呼んで来る医者がいるのか

ご臨終専門の
お医者さま

うちの冷蔵庫は
ちょっと循環がよくないみたいなんです
 ....
小鳥の瞳に恋をした
少女は
空にキッスして
ことばを失った


{ルビ喃語=なんご}が空を切る
体温と体温が混じりあい
肌と肌の境界を失うように
わたしとあなたも、また
いつしか混じりあうのだろうか
それとも、また
いつまでも失い続けるのだろうか

熱的終焉の果て
触れあうこ ....
いらっしゃいませ。

いらっしゃいました。と頭を下げる

道路で逆立ち

何を聞いても
《こそあど言葉》返信

後ろがつかえたら
工事のおじさんの手振りで誘導

歌う時はきみ( ....
乱れた心に
流れこむ無情
忘れてしまいたい事さえ
TVのニュースで流れる

時代に気付き
我が身の儚さを嘆き
重くのしかかる 避けられない
運命の糸を辿る

全ては泡の如く
消え ....
あんまり強い陽射しだから

「白いところ」と「白いところ」の間を選んで

アツクならないように

そうっと歩くんだ



ぼくの思考回路上

暑くても息を荒くするのは
 ....
惑星の軌道が外れ

外惑星が招かれた

北の空にはシリウスが

東の空には帚星

翳る南は新月の

西の館に可憐な姫が

ガレリオ眼鏡で首を振る

百年経ったらまたおいで
 ....
狂わせるなら手元がいい



カーテンレールのよるから
すべりおちる くだけたせぼね
きらきらひかる

きれいな はね  だ




ゆるめたてのひらで
てしてしと背中をな ....
見渡す限りの亡霊の群れ

見渡す限りの亡霊の群れ

見渡す限りの亡霊の群れ

見渡す限りの亡霊の群れ

見渡す限りの亡霊の群れ

見渡す限りの亡霊の群れ

見渡す限りの亡霊の群 ....
ささやくようにはいりこんだ季節は
坂の向こうで風をふくみ

かがやいている



いつも背中に手をふれ
たしかめながら
もうずいぶん歩いて 
彼女の手には ひまわりが一輪咲 ....
誰かの感情的八つ当たりに心が捩れているとき
その両目は
黒く丸い二つ
目は
眼である
肉が歪むのだ
心の指令に従って

所詮
人間である
追いかけてくるのは
一瞬に放たれた
怨 ....
この星の
半分は
あきらめでできている

羊水の
半分が
悲しみでできているように


はしかにかからないように
ぼくらは
希望という
予防接種を
受ける

悲しみは
 ....
現実として
地平線が
かすかに
欠け
世界をめぐる
赤黒い血が
滴ることなど
ありえない

現実として
この胸の
悲しみは
ニセモノ
なのだ


ああ
夕暮れに浮かぶ ....
とても

普通の家庭の
冷蔵庫とは思えない

からっぽなのである

けして
キレイなのでもない

玉葱の皮が底にある

これがわたしと
言われたなら

納得する

夫 ....
ポケベル→携帯

人によって着信音がかえれるハイテクさ。

そんなこと最近知ったんよ。

特別なあの人への着信音。

アニメソング?(いやいや)
ラップ?(う〜ん?)
ここは気持ち ....
カナカナが
鳴いていた

紅の夕日が沈むのさえ
浸れない私だった

いつの間にか
蚊に刺されていて

皴の多い手は
なかなか美しくなれないでいる

自分だけを愛していた頃は
 ....
 果たされなかった約束の面影や
 叶えられなかった願いの欠片達が
 光の飛沫になってとび
 漂い
 空気に溶けて香る
 夏の夕べ

 深呼吸すれば
 また私の中に戻ってくる
 今 ....
自分がさらけ出されるものであって、
自分をさらけ出すものではない。
美しい手








君の字が右肩あがりなのは








      残って
    が
   翼
 右の         いるから
つま先で地面にキス





                   ン プ
                 ャ 
               ジ   
              ....
揚子江の上流に見慣れない生き物がいて
現地の人は成人の儀式にそれを食べる
雨の降る夜はいつも
腹の中で卵が孵って
鼻の穴から糸が
するすると
巻き付いて
柔らかな
殻になる

 ....
港を背に
路地を抜けると
山の中腹に向かって
道は登っていく
海からの
北風を受けて
枯れかけた草むら
そこにあなたの
標がある

数えるのはもうやめた
齢だけじゃない
なにも ....
美しいものを見ると
なぜか哀しくなる

そう言ったあの人は
ときどき
儚さに目をそむけて

今日も人を殴る
都議選の宣伝車が姦しく徘徊している。「お
願い」であるのなら人に迷惑をかけてもいい
らしい。名前の連呼。連呼。夜に働く人たち
の票は必要とされていない。連呼される名は
誰に名付けられたもの ....
武装して
ディスコテークへ出かけては
都会の男と女を観察
その頃のモードといえば
薄く笑う中森明菜
サイレントアイドルデュオウインク
たぶん
神のお告げ
ナインボール弾けて
水割りは ....
かおるさんの未詩・独白おすすめリスト(249)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
月旅行- あおば未詩・独白5*05-8-11
寓話_注文の多い料理店- クリ未詩・独白605-8-10
裏庭の九官鳥- あおば未詩・独白105-8-7
愛ではない(未完の)- いとう未詩・独白1205-8-7
【_祈り_】- 豊嶋祐匠未詩・独白5*05-8-6
冷蔵庫さん- 蒼木りん未詩・独白505-8-5
青い声- こしごえ未詩・独白4*05-8-4
エントロピーの黄昏- いとう未詩・独白11*05-8-3
幸せ- 淀君未詩・独白1*05-8-3
うたかた- kimuko未詩・独白405-8-2
ねこのためいき- 銀猫未詩・独白8*05-8-1
無軌条電車- あおば未詩・独白4*05-7-31
星降るサイレント- オオカミ未詩・独白505-7-27
ゴースト・イン・ザ・マシーン- 大覚アキ ...未詩・独白4*05-7-26
帰途- はな 未詩・独白15*05-7-26
誰かの感情的八つ当たりに心が捩れているとき- 蒼木りん未詩・独白305-7-24
ニセモノ(その2)- 青色銀河 ...未詩・独白105-7-24
ニセモノ- 青色銀河 ...未詩・独白205-7-24
冷蔵庫を開けて二日ほど悩む- 蒼木りん未詩・独白505-7-18
着信音- 淀君未詩・独白2*05-7-18
カナカナ- 蒼木りん未詩・独白705-7-17
夕涼み- マッドビ ...未詩・独白505-7-13
詩とは、- いとう未詩・独白905-7-11
- ふるる未詩・独白7*05-7-8
ジャンプ- ふるる未詩・独白6*05-7-8
柔らかい殻- いとう未詩・独白1205-7-5
連絡船・函館- たりぽん ...未詩・独白3*05-7-3
ネムの花- 蒼木りん未詩・独白205-6-29
ランドサットの日曜日- いとう未詩・独白705-6-28
真夏のファンデーション- 蒼木りん未詩・独白205-6-28

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