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春には夏を
夏には秋を
秋には冬を
冬には春を
人の小さな思いが降り積もり
世界を塗りかえて行く
明日にはきっと
幸せが降り積もり
がたぴし
がたぴし
風の音
夜の
月夜の
風の音

ぴゅうり
ぴゅうりり
隙間風
閉じた
木枠の
隙間風

チャポン
チャポチャン
水の音
積もった
食器に
水の ....
つぼみが開くように
一枚の赤い花びら
花びら
花びら

床に散った赤い花びら
繊毛の流す赤い涙
喜びの赤い涙
麗しの赤い涙

そうしてまた一枚の花びら
花びら
花びら

泣 ....
明かりを消して
部屋でLEDを決め込み
視界がチカチカし始める

LEDで見える
ディズニーの世界
あやふやな幻想の世界

ゴムバンドで縛り
ダッシュボードに隠したLEDを
夜の駐 ....
ティースプーン2本が
彼の人生の全てだった
安いアルミで出来たそれは
既に古ぼけ
2本重ねてもぴったり合う事は無く
カチカチと無機質な音を鳴らした
男はそれが好きだったし
いつもポケット ....
ぴしぴしと波打つ様な雨
大きなツリーから
延びた電飾に絡まりぶら下がる星
風に揺れている

昼間の電飾は滑稽だ
雨に濡れ風に揺れればなおさら
揺るがない憩い
揺るぎ無い寂しさ

人 ....
僕は手紙を書きましたが投函できず
結局その手紙は引き出しの中に沈んで行きました
そうして毎日引き出しの底から
静寂を運んできました

僕は海に行きました
青いハーフパンツの水着を持って行き ....
・僕は電車で真ん中に座る

少し語ろうと、思う。今しか語れない事や、それから少し前の事を。先の事を。
もうじき30歳になるある日、僕は友人と酒を飲み、そうして勢いで、次の日の仕事を休む電話を会社 ....
アダムとイブのりんご(知恵の実、実は神様はあだむとイブにくれてやるつもりだったのでは無いだろうか。しかし、そう教えられていた為に、待ち焦がれ、待てなくて、実がしっかりと熟す前に、蛇の静止を聞かず食べて .... 悲しいくらいに青い青に泣きそうになった
忘れられた様な鉄道の線路
遠くまで見えるその先に浮かぶ海
空とと混ざり合った青は
果てし無い奥行き
永遠に届かない青
あちらこちらにポツポツと
{ルビ蕁麻疹=じんましん}の模様
かいいのです
これは偉くかいいのです
何が原因かと言われても判らず
もとより皮膚が弱いのだそうだ
だから掻くといけない
掻くと ....
すべてにけりをつけて
ゆっくり回りだす世界に
打寄せる思い出
消えるわけじゃない
最後にゆっくり
涙をこらえて踊る
涙色の照明に照らされ
「またね」
言葉に隠された
「さようなら」
 ....
今日は学業がお休みだった為に少々頭を使ってみた。というわけでは無い。初っ端から申し訳ない。すいすい。あ、「すいすい」は「すいません、すいません」という意味で時々僕が使う言葉の一つです。すいすい。他にも .... 『海の中で時計は止まる』

そっと手をつなぎながら
僕ら海に泳ごう
ひと足とびに歌を口ずさんで
思い出の波にゆらぎながら
毎日君に話せなかった言葉を話そう


『羊が手を振る』

 ....
『うれし雨』

この雨は泣いてる雨なんかじゃない
きっとうれし雨なんだ
そうじゃなきゃいけないんだ


『何でも無い一日』

ただひざを抱えて
外を眺めていた
少し肌寒いのは
 ....
なぜ君ら
かかわって来るんだ
少し黙れよ


雨の日に
濡れる右肩
君に見とれる


必要ないんなら
教えてくれない
やめるから


青春時代の青臭い
どうにもやりきれ ....
僕に言葉は必要か
僕は詩人と言う訳ではないから
必然僕の言葉は他人に向けられたものである
そうは言うものの
もちろん誰ともがな一人語りも
もちろん有るのだが
大体の言葉たちは現在付き合って ....
ポケットに小さな星を隠して
君に会いに来たんだ


少しだけおっきな夢
いっしょに追いかけたいから
手をつないだまま歩いてね
君の手はちょっと細いけど
私の宝物なんだよ

指輪をあ ....
一。

僕はにはかない重さなど無い
そう思うから
語りつくされることも
例えば僕が空に消えても
君は行方を見失ってしまう事も無いだろう
過去にいく事も未来に行く事も
記憶に残る事も忘れ ....
溶け出した日々の力は
透明な糸巻きに絡め取られ
季節の風景を作る
色の音は季節ごとに変わり
風を数えながら進む
UFOニサラワレテミタイ
そんな事を考えながら
グジグジと鼻の脂をティッシュでふき取り
ぼんやりとした
雨に霞んだ夜の街に手を伸ばしながら
ああ、雨
なんて当たり前の見て判るような反応しか ....
愛について
優しさについて
僕は何もいえないし
本当の事なんて何も知らないから
僕は君を抱きしめたんだよ

伝わればいい
ただ
僕のぬくもりとか
それだけでいいから
君に伝わればい ....
お金持ちのという程でなくても
普通に生活ができて
少し裕福な家庭に育った
そんな奴らが僕は嫌いだ
いや妬ましいのか
羨ましいのか
そんな話を兄貴としていた
どうやら兄貴も
思うところが ....
記憶の中でざわざわとゆれる
届かない手のひらを裏返す
もどかしい程に幼い記憶
それはいつまでも声になる事無く
心を刈り取って行く
まるで古びたロープが
音も無く千切れゆく様に
静かに
 ....
必死で追いかけてくる夏に
ついに追いつかれてしまった
逃げ切れると思ったのに
逃げ切れなかった

見上げると空に大きな鳥が飛んでいた
まるでスタッカートのような声で
何かに叫び続けている ....
彼の歌う声に
やっぱりベティが一等だなぁ、と思う。
彼にそう言う事は出来ないのだけれど
やっぱりそう思う。
いつまでも同じじゃいけないのだと
判っては居るのだけれど。
多分、僕が一番認めら ....
小さな渦にあめんぼが脚を取られていた
男は意味も無く泣いていた

空は薄く曇り
まるで世界中が白い
銀色に染まった朝の事である

コトコトと煮えるシチューの湯気に記憶が奪われていった
 ....
世界中で
繰り返され

2と3の
メタファー
     {引用=メタフォリカルなパエリア}
あくまでシ
ンボリック

     {引用=シンボルとオブセッション}
あくまでリ
 ....
朝を銀色の風が運ぶ
そっと包まれる静かな時間
繰り返す透明なセンテンス
目に見えないエッセンス

窓越しにすれ違うあの子に
目配せをしながら通り過ぎる
本当は気がついて欲しいんだ
太陽 ....
路地裏から見上げた天の川は
細く細く区切られた
都会の小川の様でした
折れ曲がり、折れ曲がり進む
その先には

その先には
何があるのだろうか
恋月 ぴのさんのプル式さんおすすめリスト(235)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シフォンの雲にミルクティの福音を- プル式自由詩2*08-3-4
崩壊- プル式自由詩6*08-2-14
静かな生活- プル式自由詩2*08-2-7
月輪は大きく美しい- プル式自由詩3*07-12-25
乞食の話- プル式自由詩11*07-12-20
今日は雨が降っている- プル式自由詩4*07-12-13
明日のように- プル式自由詩6*07-12-1
冬のはじまり- プル式散文(批評 ...7*07-11-17
別解(アダムとイブについてのさわり)- プル式散文(批評 ...3*07-10-30
- プル式自由詩9*07-10-27
夜長に世界を抱き眠れない- プル式未詩・独白3*07-10-22
ラストダンス- プル式自由詩10*07-10-16
僕はこんな事を考えている。- プル式散文(批評 ...1*07-10-9
宵闇気取りでコンニチハ- プル式自由詩12*07-10-5
銀月と糸電話- プル式自由詩11*07-9-30
三行詩のさんざめき- プル式自由詩5*07-9-29
奇跡的な軌跡とぶどうの香り- プル式自由詩7*07-9-24
ドレスは黄色い百合の花- プル式自由詩7*07-9-19
十の取り残された意識- プル式自由詩5*07-9-15
二度と今日に帰ることはない。- プル式自由詩5*07-9-12
1_g_の_マトンにかける夢- プル式自由詩3*07-9-6
銀の鐘は空に消える事が出来るのか- プル式自由詩5*07-9-4
だから判るんだ- プル式自由詩2*07-8-6
波打ち際のボウタオシ- プル式自由詩5*07-7-31
あいみーむとかへとぴあのの音楽- プル式自由詩3*07-7-28
銀色のくもの巣と- プル式自由詩6*07-7-25
黎明の空に浮かぶ光明は儚い- プル式自由詩5*07-7-24
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君のえくぼにつまづいたんだ- プル式自由詩4*07-7-13
天の川_満ちたる思いは_とめどなく- プル式自由詩4*07-7-8

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