すべてのおすすめ
特に忘れることができないのは、私がこれらの作品のうちの多くを、決して冗談でなく、遺書と考えて書いたということだ。そして純粋に自分一人のために、私というただ一人の読者のために、力を尽して書いたということ ....
初出:2000年「詩人専用シナプス」
ヒマな時によく、詩のサイト巡りをする。ちょっと前まではwebringの営業のために、投稿コーナーのあるサイトを見て回ってた。Googleという検索サイ ....
ここのところ、詩をやることに少し疲れている。詩を書くことに、ではない。詩をやることにだ。詩を書くだけなら、いつでもそういう気持ちになることは出来る(もっとも、僕の場合は気分屋で、おまけに面倒臭がりの ....
自分にとって詩とは何なのかということを考える時、必ずと言っていいほど詩と詩ではないものとの二項対立の図式を思い浮かべてしまう。これは思考のパターンとしてある種の悪癖であるのかもしれないし、安易な思考 ....
ぼくは4〜5年前に、馬野幹くんが以前主催してた朗読会で、映像で流してくれたのを観たんですが、平成3年、蜷川幸雄さんの演出で、当代一流の詩人たちによる屋外朗読会があって、それをNHKが特集で放送した ....
ただ、私がいた。
ただ、痛い心があった。ただ、体があった。それしかなかった。
そして、何故かしら、どうしても、体に、痛みが必要だった。
*
4番目から6番目のピアスは、 ....
少し前迄、初老の両親とこの店で食事をしていた。メニューを見る時に、視力の落ちた目を顰(しか)める父と母の前に座り、相変わらずふらふらと生きている自分を申し訳なく思う気持を抑えながら、何気ない会話 ....
あの夜、何故窓を開けたのかわからない。
雨が降っているかを知る為かしら。蛙が鳴いているかを知る為かしら。
それとも、可愛い可愛い風鈴たちを確かめる為?
*
酔っていた。
* ....
あなたは憶えているだろうか。その日、桜の花が咲いていたことを。少し早い桜が、あなたの行末を暗示するかのように咲き、そして早くも散り始めていたことを。その日、あなたが亡くなった日、外のバス通りでは桜の ....
{dl}
{dt}佐々宝砂(携)[21:03:02]{dd}佐々宝砂、主催のくせに仕事都合で一時間遅れます
{dt}佐々宝砂(携)[21:03:46]{dd}みんなに俳句くばらないとはじまらんので ....
書いてしまって、また後悔するかもしれないんだけど。
まずはお礼から。
詩学社の破産、廃業の折は、「詩学社を救え!(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=136 ....
日本において詩は、難解であるか平易であるかというふうな語られ方をされやすい。詩作品をいくつか並べてみてどれが難解でどれが平易であるかというのは、誰にとってもわかりやすい物差しであるから、そうなってし ....
という問いには自分なりに一つの結論を持っている。
「現代詩は難しい?」
と聞かれたら、いつもこう答えるようにしている。
「難しいものもあるよ」と。
以前こんなことを書いた。 ....
詩誌「あんど」8号に掲載された井川博年氏の「期待しない ――若い詩人への手紙のようなもの」と題する文章は、これほどまでにひどい文章を読んだのはいつ以来であるか思い出せないというくらいにひどい、長年に ....
タイトルに「あなた」なんて使って気恥ずかしいのですが、
なんかそういう気分なので(笑)。
さて。
蘭の会(http://www.orchidclub.net/)の「ふみばこ」というコーナーに ....
ある時から、あるいはある場所から、生きるということの価値が揺らぎ始める。それは上昇に向かう揺らぎであるかもしれないし、下降へ向かう揺らぎであるかもしれない。そのどちらであるにせよ、それまで漠然と過ご ....
罪を憎んで人を憎まず、
無知を憎んで人を憎まず、
誤解を憎んで人を憎まず、
えーいとにかくなんでもいいから、
人を憎まず。
駄作を愛することはできる。
駄作の作者を愛せるかどーかは定か ....
最初に断っておきますが、僕は議論があまり好きな方ではありません。自分が提出した意見に対して横槍が入ったからといって、それに答えて弁明または自らの意見を解説するようなことは極力したくありません。それと ....
最初に言っておかねばならない。私は経験を重要視するわけではないし、軽んじるわけでもない。私は経験について中途半端な考えを持っている。経験は重要な場合もあるし、そうじゃない場合もある。経験しなけりゃわか ....
どうも批評というものは、ネットのような有象無象が集る場所ではかなり誤解されているようだ。批評を作品に対する単なる悪口と同義に思っている人がいるらしくて、びっくりしてしまう。その程度のものだったら「批 ....
人は数字ではない。東大合格者も戦争や天災での死者もしばしば数字で表される。だが人は数字ではない。とカッコつけといていきなり卑近な話になるけど、ポイントも数字じゃない。無論数字で表されるし数字で表すしか ....
だいたいポイントもらうために詩を投稿するってのがまず本末転倒だし、
ましてやポイントのために詩を書くなんて言ったら
それこそ何考えてるのか全然わからん。
つかさぁ、こんな小さな限定された場所 ....
自分の娘が二人の娘を連れて実家に戻ってきたら、どんな気持ちがするだろうか。三人の娘も無事に結婚したし、そろそろ引退でもするかな、と思っていた頃に、また娘と小学生の孫娘2人を扶養しなければならなくなった ....
車は走る。
酒などなめる程度にしか口にしていないのに、なぜか疼痛があたまにしつこくこびりついている。
ウインカーの点滅音。
そのメトロノーム。運転手はハンドルを大きく右に切った。
ゆるや ....
詩の読み方といっても、そんなものが決まっているわけではないし、決められるものでもない。読者は自由に、自分の読み方で詩を楽しめばいいのだ。だが、そう思う反面、詩の読み方に根本的な誤りがある人が多いよう ....
ネットはたまに嫌なこともあるけど、
自分の知らないいいことを顕在化してくれる。
ネットは匿名で悪口を言えたりするけど、
普段言いにくいことをいつもより気軽に言えたりする。
いい ....
タイトルだけ見たら、危ないですが、
記憶喪失の話ではなく、
酒乱事件の話でもなく。
さて、本題。
「わたしは詩を書きます。」
ここでいう「詩」という言葉の定義につい ....
今日は職場の老人ホームの納涼祭であった。通常の業務を終えた
後の18時半に始まるので、正直勤務中は、「今日は一日、長いな
ぁ・・・」と思いながら働くのだが、いざ盆踊りが始まってしまえ
ば、暮れ ....
一
僕にとって大事なものをしまっている大きい封筒がある。その封
筒の中に、去年朗読会で年上の詩人・U さんに会った時にもらった
一枚の白黒写真のコピーが入っている。その写真は黒田三郎の ....
ミタクラヤシン
ネイティブアメリカンの挨拶だ
意味は君と私は同じルールの中で
生きている仲間同士なんだよ
仲良くしようと言う意味だ
この言葉は人にも言うし
植物、動 ....
こしごえさんの散文(批評随筆小説等)おすすめリスト
(141)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
岩尾忍詩集『箱』小論
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葉leaf
散文(批評 ...
7*
11-12-14
詩歴について。
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いとう
散文(批評 ...
32*
10-4-20
詩をたたきのめす
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
7+
10-4-12
詩が沈黙する時
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
5+*
10-1-18
【批評祭参加作品】詩人は、ことばだけで勝負するんだ!?
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角田寿星
散文(批評 ...
10*
10-1-10
身体の海【4/6】輪郭、輪郭、輪郭、
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A道化
散文(批評 ...
1
09-8-8
独白日記_〜今日の直筆ノートより〜
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服部 剛
散文(批評 ...
4
09-7-15
まろやかな喪失
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A道化
散文(批評 ...
1
09-6-17
その日は桜の花が咲いていた
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
7
09-3-26
新年句会【草来会】ログ
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佐々宝砂
散文(批評 ...
3*
09-1-5
詩学社、そして寺西さん
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角田寿星
散文(批評 ...
54+*
08-10-10
共感装置の勝利
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
10*
08-9-17
現代詩は難しい?
-
いとう
散文(批評 ...
23+*
08-9-16
記名の呪縛
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
9+
08-3-22
詩という“表現”を選んだあなたへ
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いとう
散文(批評 ...
59+*
08-3-17
批評祭参加作品■時が終る、詩が始まる
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
7
08-1-26
カモノハシのパンセ5
-
佐々宝砂
散文(批評 ...
2
07-12-23
個人の「経験」から世界の別の顔へ
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
4*
07-11-13
「経験」とは「不可逆な変化」である。
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佐々宝砂
散文(批評 ...
13*
07-11-12
批評について、ふたたび
-
岡部淳太 ...
散文(批評 ...
14*
07-8-4
ポイントは数字か?(親指1000字エッセイ)
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佐々宝砂
散文(批評 ...
13+*
07-5-17
ポイントポイントうっせぇなぁ。
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いとう
散文(批評 ...
21+*
07-5-17
祖父のこと
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ふるる
散文(批評 ...
18*
07-4-17
空の巣
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水町綜助
散文(批評 ...
7*
07-2-9
■批評祭参加作品■詩の読み方について
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岡部淳太 ...
散文(批評 ...
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07-1-8
詩をほわほわ投稿する理由について(diary)
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とうどう ...
散文(批評 ...
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06-9-19
■わたしは誰だろう。
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千波 一 ...
散文(批評 ...
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06-9-16
盆踊りの夜_
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服部 剛
散文(批評 ...
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06-7-23
黒田三郎詩集読書記
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服部 剛
散文(批評 ...
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06-7-16
ミタクラヤシン
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山崎 風 ...
散文(批評 ...
7*
06-7-3
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