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今夜
熱を吸い取った風がするりと逃げていくね
もうすぐやわらかくて軽い布が
肌を覆い隠す季節

そうして、君のためだけに体を磨くよ
そうして、こっそりと見つかってしまっ ....
眼科で診察中
次 眼を洗うから そこに座って待ってて
と 看護婦さんに言われて

長いすのはじに腰かけ
緑内障の眼の見える範囲などかかれた
ポスターをみる

すぐ 隣りに 杖をついた  ....
空高く飛ぶ鳥のように 僕らも一緒に飛んでみようか・・・

どこまで飛べるかなんて、誰も分からない。
何が待っているのかなんて、誰も知らない。

例えそれが自分のことでも、何もわからない。
 ....
その山はあまりにも高すぎて
今の自分では
登ってゆけそうにない

でも登ってゆかなければ
今の自分は今のまま
狭い世界しか見えない

山のふもとから
山の高さに文句を言っても
その ....
夕暮れに
あの子にハモニカ吹いたげよう
ひとりぼっちの街角に
ふたりぼっちの歌ひとつ
ゆれるゆれる影法師
街はなぜに泣いている
人恋しいと泣いている

夕暮れに
あの子は泣いていたん ....
摩天楼に殺される
そう思った

それは綺麗な女とセックスをする夢を見る三日前だった
先祖は、なにをしていたか分からない
落ち武者とも河原乞食とも言われている
本家の実さんは、強い侍の末裔の顔をして
武者人形の鎧を磨く
子供の頃、母に聞いたら
戦争でお寺が燃えたから、本当のと ....
いつの頃からそうなのか
わからないけれど
物心がついた時から
ぼくの家には屋根がない

どうしてなのと
親に聞いたら
そういうものだと諭された

友達の家にも
遊びに行くお店にも
 ....
新道からバスに乗り 横川で降りる土曜日の

ウォンツの前で 君をみつけた

人さし指に 銃でもうったかのような

複雑に高鳴る黒目は 身体障害並

さあ 見せて

あなたの新しい特 ....
私はスッと退きました

嬉しいような
恥ずかしいような
変な気持ちが身体中に広がりました

夢月も壁から唇を話すと
ゴハンを落としながら言いました

「紅香って
 もしかして俺に惚 ....
夜間歩行 夜間歩行
昔ほどの新鮮さを無くし
ただ暗い夜道を歩くだけの行為に成り下がった
愛が全てだと信じていたあの頃は
夜道の全てが新鮮だった
金が全てだと思う人間に成り下がった
最早煙草 ....
長い陽も沈むよう
医院の外灯が付いて
傘の影が三つにひらく
バス停にひとり

何も捉えぬ目で
車道の先に見た夢も
呆気なく流れて
ちっぽけで哀れな足を
ざぶざぶと濡らす

雨粒は ....
この夏が始まる頃に
僕にはわかっていたんだ
僕には二度と
夏がやってこないだろうということを
僕は知っていたんだ
だから僕は
すべてをほうりだしたいと思いながらも
すべてを見届けるために ....
ねぇ

呼び止める声は口にならない
君の背中を静かに見送った
陽炎は左右に揺れるだけ
移り変わる心模様

バス停までの道を遅らせてくれないか?

君の一歩後ろを歩く
 ....
俺はサボテン

とげとげのサボテン

人が触れたら 刺してしまう

乱暴な サボテン

誰でもいいから このとげ

全部 抜いてくれ
あぁわたし

うっかりしてました
あなたを好きになってしまいました

うっかりしてました
あなたに愛を打ち明けてしまいました

うっかりしてました
あなたのキスを鵜呑みにしてしまいま ....
TEXT.エベレ-ス徒 縞目の宇宙.lip ト ripな
枢機ノkiss兎、鳥一派視(yu)ル赤目no.奇数リアの
画架の斜交イ.イゼる乳白の河ール℃製な
刹那の銀貨.up二満チル素数.p OP ....
さあ喜べ、虹だ虹だ
わたしたちの求めていた虹が
ついに流れはじめたのだ
やわらかな
風が吹いている
丘の上の

さようなら

たくさんの公園と
澄んだ小川と
空き地と

苺の庭と
カブトムシと
サッカーボールと

さようなら



そう ....
意欲は どこから わいてくる
自信を持つと わいてくる
自信を貰うのは
他人様

お蔭様 お蔭様

ひにくなことに
自信を奪われるのも
他人様
鮮やかな青春の残像が鋭く深く、私の理性の隙間に入り込む
紺色のオブラートに包まれたそれは
誰も触れることの無い呼吸を営み
現在の全てを拒絶する
何故の存在で、その奇妙な横顔を垣間見せるのか
 ....
今にも泣き出しそうな空
鬱屈する憶いまで塗り込めていく

しらちゃけた大地に空が投げキスのダイブ
待ち詫びた花弁にもジャンプ
透明な繭になって落ちてくる
ぽたぽたと追憶を綴る
忍び込む甘 ....
すべてが終わると
その町にも銃を担いだ人たちがやってきた
彼らはこの国の言葉や
この国の言葉ではない言葉で話すものだから
町の人々はますます無口になった

少年は喧騒と沈黙でごったがえ ....
私は妹やで ねえちゃんの気持ちが わからん
姉が語りだした
「ちぃさい頃 あんたをつれて
二人だけで公民館に映画観に行ったんさぁ…」

『うん………なんとなぁく覚えてるかなぁ〜  … ....
そこの住人!三人の男達
長いトンネルの横にある窓は
巣箱に似ている すみっこで
愉快に話すクリーム色の猿達!
天井知らずの笑い声(床のような壁へ)
火星人の髪が抜け落ちたらだの
話をしてい ....
届けば 遠ざかる
のばせば ねむり

もう 見えなくなるのだろうに
悲しむ 半分の鎧を きたまま

まきすぎた 噴水の 熱さだけ
ひいた拳には さすられた 痕

満ちていく  ....
じわり、てをのばし
いろいろな ものを つかもうとする
まいにちの パターン

くりかえし またぎこし また ひがのぼる
ありがたいのか そうでないのか
ときおり わからない くうきょに  ....
それぞれが自分を好きで

おのおのが自分しか愛せない

人との干渉を嫌い 醜く 醜く

攻撃していく

ただただ自分を保持するために

自分と言う概念を着続けて

怖くて 怖く ....
ベランダがコツコツ鳴るのでカーテンを開けると隕石だった
無愛想に会釈し、顎(多分)で地面を指す
彼の意図を汲み頷くと
彼も頷き返し
ひとつ息をついて飛び降りた
僕は「金金金」と祈った
彼は ....
おっさんのニオイを嫌がるのは女の子だけじゃない
オレだって嫌だ
終電でおっさん三人に囲まれた (マエちゃんが寂しがり過ぎるせいだ 今生の別れじゃないっつーの ☆コンチキショウ☆)
かなり強烈だ
 ....
豊嶋祐匠さんの自由詩おすすめリスト(563)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秘密基地- ________自由詩5*06-9-9
にごらないもの- 砂木自由詩12*06-9-7
心愛〜シンアイ〜- 心愛自由詩3*06-9-6
その山はあまりにも高い山だから- ぽえむ君自由詩6*06-9-5
夕暮れに- 未有花自由詩13*06-9-5
馬鹿と煙は高いところが好き- 虹村 凌自由詩2*06-9-4
双子の花火- あおば自由詩5*06-9-4
ぼくの家には屋根がない- ぽえむ君自由詩14*06-8-30
17- あいこ自由詩206-8-27
金魚の願い- 愛心自由詩306-8-18
微笑みハンター- 虹村 凌自由詩3*06-8-13
待つ- かや自由詩6*06-8-13
僕にはこの夏が- シホ自由詩106-8-12
影闇- 海月自由詩1*06-8-12
サボテン- 愛心自由詩206-8-4
うっかりしてました- アサリナ自由詩6*06-5-27
清潔なギロチン- 六崎杏介自由詩206-5-14
- ヤギ自由詩2*06-4-29
さようならと共に- 自由詩11*06-2-5
意欲- piyococco自由詩3*06-1-29
隙間- Fuji ...自由詩4+05-8-4
*砕け散る*- かおる自由詩12*05-7-5
すべてのあとで- たもつ自由詩4705-6-2
- piyococco自由詩1*05-5-23
アパート- プテラノ ...自由詩2*05-5-13
こもる_くれない- 砂木自由詩7*05-4-8
パターン- 玉兎自由詩7*05-4-8
平和実験- ポンテク自由詩3*05-4-7
隕石- ヤギ自由詩2*05-4-6
おっさんのニオイ- ヤギ自由詩9*05-3-31

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