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くすりと笑う君の
世界はとっくに
喪失されていたんだね、
気付かずにいた僕を置いて
くすりくっすり ひっそりと
剥き出し硝子窓を震わせ続け
余りに露骨なままそのままに
外界に曝され野晒し ....
 地上のある一部の上を
 浮遊しているシジミチョウ
 少し伸びている青芝には
 いちめんの陽射し

 こめかみを撫でる風と
 こうしていま、私はひとりで
 ビルの壁際に沿った歩道を歩き
 ....
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 ーーーー 五線譜は要らない


''''
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,/,/,/,/,/,/,/,/=    ※ ,/ ....
どろんと下弦の月、
黄白の輝き放ち
この真夜中に 死に絶えゆく
無数枝分かれしたイノチ達
息の絶え絶えを
見守る威容異様 、
それぞれの抱える過去
何を知ろうか 否、全て識る

囲う ....
誰もいない 僕がいる
僕がいない 誰かいる
耳を塞いでも
声が聞こえる
音はしないのに

裸足で駆けだした長靴のそこから
見よう見真似でメモリアル
ごきげんよう
逆さまの空から
 ....
脳髄に
絶えず影踏みしつつ
自らを貫くもの、

この私と云う意識の
舞台にて
その生動スル想い
響キ聴く

過ぎゆくものノその根音 、

残響させては

絶えず絶えず逃れるも ....
信州で得たお金で

京都に戻った

ほぼ行方不明は継続中

ある日 清掃車に 

乗っているバイクごと撥ねられた

気を失ったのは人生初

目を開けると

周りに人の足 ....
なんだろう
ほうっておくと
色んなもの倒れてく
自然と自ら
ぱたんぱたんと
細やかな音立てて

 逆さまのまんま立って居る
  蓋口だけ青く鮮やかに
   透明側面の湾曲し
  す ....
建前と本音が
ずれる時 

建前で賛成しながら
本音では文句ばかりの僕を
許さなくていい
建前で綺麗事を言いながら
本音では下心ばかりの僕を
許さなくていい

外側じゃなく
内側 ....
此の空漠の地に
影像だけ現れては壊死し続ける、

 絶えず垂直に降り注ぐ霊雨
      、 
人の魂に永劫の眼を刻み込みながら 
魂の内に宿り今一つの生動する思惟の
人の心眼見開かれる ....
幻影を求めてるだけ夢を見ていたいだけ
友はそう言う、自然に死ぬまでずっと楽にと
精神を病んで疲れ果てた人生の
行方も知らず根因も解らず
此の儘何時まで生きなきゃならないんだと
只々罵倒と羨望 ....
僧侶の方が

学者から聞いたという話を聴いた

生命の尊さの話

胎児がいる羊水は

何十億前の太古の海と同じ成分だと

何十億年かけて人間に進化したことを

母親は十月十日で ....
ぼろぼろほどけ
大地に還っていく
肉身を抱えつつ
後に何が私に残るか

夜陰の窪み問い掛けて

生動し沸々と滾る想い
来たる沸騰夏の熱先取りし

静かさの巨大な奥行き
更け入る夜 ....
薄暗い森林の山道、
根っこの浮き出た
凸凹の急斜面を
ひたすらに登りいく
人、人 また、人
登山服姿の後ろ背の
視える夜陰の寝床で
ひとり横たわり
耐える病魔は誰のもの

森林を縫 ....
西門に向かい
震えながら
遠去かっていく声、

知らなかった貴女の素顔露わになる
瞬間 、最早もう掴み切れずに

既に素顔の消えて
想いの残響だけ
この心を温めて呉れて

また次 ....
瞑目意識の光り輝く視界の最中に
薄っすらと次第に鮮明に
真青な海原の拡がりいく

時流の一瞬一瞬の
波打ち撓み間の広やか
過去も現在も同じ一間に
揺蕩う意識の陶然と静やか
拡がる真青な ....
胸の膨らみ
秘匿されながら
初々しく微笑んで居た
出会い頭の
貴女と云う人の 、

 崩れぬ死顔よ 永遠に
とほい
自らが自らに
とほくとほくなり
いく折 、

ひとり人の抱え持つ
夜ごと寄り添う安らぎの
深く刻み込まれた
星々からの記憶の許、

 いよいよ不断に
  別れ離たれいく
 ....
今日は月曜日

朝から色々色々色々

そんなこったろうと思っていたけれど

こんな日は自分をもてなす

蒸しパンを蒸かす間

烏龍茶を淹れる

私の茶壺は

茶色のぽっ ....
黒ずんだ血の色に充ちた眼球を抱え
自らの肉に怒りのイカズチ振り落とし
引き裂かざるを得なかった

貴女の 真上、

ただひたすらにすきとほる
絹の天空の
果てしなく拡がり奥まりいき 、 ....
あゝ海が拡がった
無限の大洋、無限の揺蕩い、
水の水の水の水の
波立ちうねりざわめき囁き

巨大な静かさの懐かしい生動 、
囁きざわめきうねり波立ち

広角の意識視界の移動ゆるり弛まな ....
今日も、毒をあおって死んでいく
馬鹿者が愚か者が、己の本当の自分、識らず
まんまのまんまでいつしか瞑目眼前に光り輝く
黄金色の一筋また一筋、光帯の谷間から射し込み
一気に伸び拡がる 次第に赤々 ....
昨夜観た
別れ人の
私の眠る
寝床に
ま直ぐ座る
マボロシの
余りの厚み、
声音の感触、
やはらかく
あたたかく
寄り添い続け
恐れることも無く
只々お前なのか
ほんとうにと ....
都会にポッカリと空き地
照らすのは日の出から
カンカンぎりぎりと草原に
射し込めてこの爽やかさ
今日という日の 日日草
翳りだけ待たされて
鼻先につん!とくる
風は明日を感じさせない ....
炬燵出す心のどこか片隅に

あたらしいバイクの走る冬の街

猫座る手編みのかごのお正月

クロネコのトラック明日はクリスマス

偶然を必然としてポインセチア

冬鳥の鳴く樹 ....
ぽつん ぽつん 
また ぽつん
雨だれ一滴、また一滴

通り過ぎるもの、落ち響き
消え入りながら終わること無く

響き落とし増幅し
皆々方と外れ重なり
すっと音信絶える

かと想 ....
仕事終わり

無性に

他人が作ってくれるものを飲み食べたくなる

帰り途には

コメの付く名の大店喫茶店がある

窓際に座り

あったかいカフェオレとサンドウィッチ

ゆ ....
遠い近さの透明さの
抜けいく想いに迄至り
祈念 只々あれば 、

自らの内に宿り在る思考と云ふイキモノ
いよいよ強度増し震える福音の鳴り続け、

絶えて後に降り注ぐ神々の
怒涛の憤怒と ....
2022.4.27  7:22

昨日の朝から朝メニューになった。
しあわせだなあ。夫に感謝!

人に物をあげてしまう悪いくせは
絶対に出してはいけない。
人にものは絶対にあげない。
 ....
移りいく季節の
余韻の何処までも
木霊残響させながら

伸びる伸びる、光帯の回廊の坂となり
光の奈落へ何も恐れることなく落ちいく

  この今の瞬間、

季節の狭間の窪みの深淵
濁 ....
けいこさんの自由詩おすすめリスト(272)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
霊の汀- ひだかた ...自由詩8*25-6-21
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,/.脊柱閉塞,_(D.C.)- 洗貝新自由詩6*25-6-21
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フェルマータ_《異名同音]_》- 洗貝新自由詩8*25-6-20
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霊雨(新訂)- ひだかた ...自由詩7*25-6-17
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時の裂開、意識の変容- ひだかた ...自由詩7*25-6-13
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解き放たれる刻- ひだかた ...自由詩525-6-12
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哀惜_、Bad(改訂)- ひだかた ...自由詩525-6-8
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憧憬通信_2021春____蒼風薫____- 梅昆布茶 ...自由詩925-6-4
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すみれ日記2022.4.27________________ ...- 梅昆布茶 ...自由詩1025-6-2
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