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俺たちの時代を連呼する
前世代のゾンビと対峙して
赤ずきんは立ち尽くす

赤いケープ翻し
腐敗した風を避け
御伽話からリアリストへ

子供のお使いからは卒業
虚構の世界に鞭を振るい
 ....
仕事の夢を見て悪夢だと思う
だから現実も悪夢の中を生きている

崖っぷちギリギリに
目隠しされて立たされている

手探りで伸ばす指に触れるのは
錆びた鉄のマニュアル

黒塗りで
行 ....
森の奥
木の葉が私の羽に絡まる
苔の鼓動
微かな羽ずれの音
迫る夜に小さく鳴く
風が木の葉を揺らす
川が流すinstrumental
夜の裾に隠れた光に導かれて
羽を広げてゆく
私が ....
夜がガラスのように
砕けた朝に
散らばる夢の欠片
止まらない時計の針は
呪われたように
勢いよく回り出す
乗らない気分が
脈を締めつける
手足に冷たい鉄の鎖
苦しさのため息
無理や ....
夜明けを求めて扉を叩く
刹那の現在
次から次へと
巡る一秒先の見えない軌道
乗せられただけの僕

星が流れる
尾を掴む
その手に自由が宿る
目覚めて夢の余韻が残る
空っぽの掌にため ....
僕の黒が夜を染めていく
君の白が朝を照らしてく
別々の景色 触れた指先
壊れるその瞬間に僕ら交わる

バラバラになる音が響く
君と僕の色が混ざり合う
始まりと終わりが溶ける場所で
新し ....
隠された事柄は
ある日ひょんなことから
氷山の一角として人目に晒される
ぼくは目撃者となった
それを黙殺すれば
棺桶まで持っていくことになるかもしれない
一時の面倒臭さを優先したら
一生 ....
遮光カーテンの隙間から
溢れる朝日が睡眠に射し込んで
夜から切り離されたぼくは
恐る恐る目を開ける

考える間もなく朝のルーティン
決まった時間にドアを開け
同じ方向に向かう人々に混じり ....
嗚呼もう
愛してる
阿吽の息
逢えたね
青い鳥も
赤くなる
飽きたら
悪夢見て
明け方に
憧れたの
朝日の方
足を向け
明日から
汗かいて
遊びたい
あたしは
あちこち ....
見上げた空に響く音
夜の果てを追いかけた心が輪を描く
透明な糸で結ばれた声
掴めぬほどに朧げな希望

指先に感じた微かな振動
目を凝らせば見える星のよう
意志を込めても止まらぬ揺らぎ
 ....
草臥れたぼくを折りたたんで
シャボン玉みたいに脆い
紙飛行機
ため息に乗せて飛ばしたんだ

きみのところに届いたら
開いてみて
きみの瞳に映る時だけ
ぼくは ぼくでいられるから

 ....
葉桜の明るい緑がそよぐ
もう花は残っていないと思ったのに
花びら一粒が風に乗って
頬を掠めていった
緑の隙間から太陽の光こぼれ
眩しさで目を細める
その背景の前で
風に揺れたスカートの裾 ....
ふわっと蒸しタオルで顔を包まれる安心感
顔を包むホイップクリーム
束の間の緩みから転落するように
カミソリが肌を滑るスリル
リラックスがこそげ落とされ
たらればが緊急に緊張を引き出し
背骨 ....
甘美な毒を囁く邪な蛇にイブは微笑み
アダムは創造主の鉄槌に拳を振り上げる
背後には漆黒の闇に響く神の咆哮
楽園を追い出され後戻りはできない
血塗られた茨の道を彷徨い
地獄の業火が明滅する世界 ....
かつてそこにあった屋敷を眺める僕
いつもクラシック音楽が流れていた
塀で囲われて中の様子はわからない
僕のクラシック人生のように
安定感があっても大切なものが見えなかった

ある日養生シー ....
白目が灰色に染まりはじめる
黒目が必死に見つめるもの
白目を穢して
黒目に映る暴力の影
白目は不安から恐怖へ
黒目がきらりと光る
白目は恐怖から絶望へ
黒目が執拗に見つめるもの
白目が ....
未来の息吹
世界が集う光の舞台
裏には金や政治の影ちらつく
光と影 斑らの土壌に
夢の種
技術の花
木造鉄筋の森の中
文化の橋を渡ってみよう
地球の鼓動
共に刻み
希望の地図を描き ....
愛犬チャボはトイプードル
散歩がてらランニング
朝の土手を思いきり走って行くよ
草の匂いを肺に入れて
ぼくはrun・run・run
チャボはちょこまかちょこまか
歩幅の違いを埋めて
並ん ....
雲のヴェールを被り
君の瞳の輝きが霞む
昨日までの甘い囁き
ひんやりとした沈黙
言い訳めいた口調で
言葉が空に散り散り
曇り空に溶けていく
空が重く息を潜める
ざわめく心の隙間を
轟 ....
駅までの道のりが
気怠い朝

右側に公園
木々から
ピヨピヨ

左側に民家
屋根から
ピッピッ

鳥たちは
何を話しているのだろう

ぼくは
真ん中で
おはよう

 ....
陽気に囲まれて
気持ちが持ち上がっていると
釘のように刺す影
不安の裏地で
肌がかぶれる

絶望ばかりしていた
私にさようならしたのに
転落しそう
眩暈に揺れて
踏みとどまる

 ....
待ち時間にファミレスで
注文のランチはすぐに平らげて手持ちぶさた
大型案件がすぐ目の前
いつ呼び出されてもいいように
張り込み刑事さながら待機
スマホの充電が減っていく
ドリンクバーで何度 ....
冷たい指先で触れた過去
黒いインクが滲むように
記憶からじわり漏れ出す
あの日ぼくが殺した夢が
まだ静かに息をしている

硝子越しに見る自分の影
歪んだ顔が口角を上げて
逃さないと脳内 ....
幼い日々を映す鏡は真っ黒
警報と瓦礫の思い出
爆撃から守ろうと摘んだ花は
ドライフラワーになって胸に残る
わたしの正義は残酷だった
誰かの正義が真っ黒な鏡に
矢を放って
鏡が割れると
 ....
詩に神でしょうか
魂を奪われて
目を逸らせなくなった
その指がわたしの曲線に触れて
芯がじわりと赤くなる
押し寄せる昂り
少しく震え漏れる息
目を合わせた途端
はらり
と衣が落ちた
 ....
🟢🟡🔴
全部の色が点滅してる信号
知らない声が縦横無尽に行き交う
皆が手のような糸を絡めて
孤独な時間に灯りをともし
心の隙間をスッと埋める
趣味の糸を引き寄せると
地図にない道が開かれ ....
川は土壌や石のミネラルを削りながら流れ大海に辿り着く
人は何を削りながら現在を生きているだろう
そして人がたどり着く先には何があるだろう
誰も知らないその先へ向かっていくのはこわいけれど
どう ....
桜の花が空を染める
淡いあわいの下で
小さな願いを編み込んだ

見上げた花の色が
頬に溶け込み
はにかむ気持ち

平常心から手を離して
花びら舞う空に手を伸ばすと
淡い万華鏡のよう ....
新しい扉を開けた
空気が変わり
音符が泳いでいる
軽やかに一歩踏み出すと
未知の光が影を溶かす
昨日までの鎖が解けて
心に翼が生まれる
希望に満ちたメロディが響き
追い風が吹く
体温のある指が動いた瞬間
偶然はコードの隙間をすり抜けた
予測の網に絡まない影が
ディスプレイの向こうで揺れている
無数のデータが川のように流れ
その中で一粒のハートが跳ねると
赤らんだ誰 ....
ひだかたけしさんの海さんおすすめリスト(280)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やがて頭巾を脱ぐだろう- 自由詩8*25-4-29
悪夢の淵で- 自由詩6*25-4-28
夜の羽- 自由詩11*25-4-27
朝の抜け殻- 自由詩10*25-4-26
宇宙の刹那- 自由詩5+*25-4-25
混ざり合うセカイ- 自由詩9*25-4-24
目撃者- 自由詩6*25-4-23
普段- 自由詩9*25-4-22
あ+五十音/アハ体験?苦しい- 自由詩10*25-4-21
透明な座標- 自由詩5*25-4-20
Paper_airplane- 自由詩11*25-4-19
夏がくる- 自由詩6*25-4-18
たらればの恋- 自由詩12*25-4-17
漆黒の鉄槌- 自由詩3*25-4-16
瓦礫の旋律- 自由詩3*25-4-15
eyes- 自由詩9*25-4-14
光と影の博覧会- 自由詩325-4-13
run・run・run- 自由詩7*25-4-12
風を祈る- 自由詩7*25-4-11
朝の挨拶- 自由詩5*25-4-10
Stabbing_Shadow- 自由詩9*25-4-9
ある日の俺様- 自由詩7*25-4-8
黒の残響- 自由詩6*25-4-7
ドライフラワー- 自由詩5*25-4-6
桜散る、- 自由詩6*25-4-5
仮想交差点- 自由詩4*25-4-4
川と時と- 自由詩7*25-4-3
恋心- 自由詩5*25-4-2
新しい扉- 自由詩10*25-4-1
空白の響き- 自由詩5*25-3-31

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