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システマティックに確認できないこと
人間の目視の職人技的正確性と
人間の目視だからこその不正確

今日もいくつもの瞳が瞬きを忘れて

行ったり来たり

大切なことは0と1の隙間にある
 ....
海の上だけが居場所
心があるのは網が続くどこか
魚たちが網目をくぐって去っても
くぐる様子を波音に伝えて
それが繰り返し鳴っている
確かなこと
いなくなった魚たち
駄目ではない
そ ....
扉から漏れる光

次の扉を開けるのは怖い

本当に変化を望んでいるのだろうか
その変化は嬉しいものとは限らない

光はいいものだと思い込んでいる
生まれてからの日々しか知らない

 ....
いつかは手に入れるだろうか
そこでほぼ一生過ごすって
どんな感じだろうか
帰っていく場所

My Home

未来はわからないのに
ローンで縛られること
どうして家ってこんなにも高い ....
発車ギリギリの電車に飛び込んだ
座れたけれどだるい
夏期講習サボってどこか遊びに行きたい
そう思いながらYOASOBIを聴いている
サラリーマンのおじさんおばさんたちも
疲れた顔してスマホを ....
テレビを見ながら
僕は皿洗い
君は洗濯物をたたむ
よくあるひととき

ありふれているのに
ありふれているけど
永遠に続かないことを
まだ何も起きないのに
憂いてしまう

いなくな ....
どこまで行ってもきっと同じなのに
なぜ僕たちは止まれないのだろう
目を閉じて耳を澄ましてる
波の音がきれいだった

僕たちは

ここにいるよ
ここにいるよ
いつまでも
終わらない夢 ....
懐かしい名前に出会って
僕はやっぱり僕だと知る
いつの間にか分厚い着ぐるみ
無言のパフォーマンスしてたね

ちょっと後ろのファスナー
下ろしてくれないか
風を浴びて
蘇りたい

逃 ....
出かける準備に
君は右往左往している
もう出ないといけない
ジリジリとする内心

何か手伝おうか

さあもう出かけよう
服はそれでいいだろう
せっかくの
楽しみを
最大限に味わい ....
血の通った思考が剥がれた
声を失い体は権力の蔦に絡まれ
魂は音もなく闇に溶けた

仮想空間で無意識に流し込まれた
コントロールされた思考が
着色された鮮やかさで巡り

奴らの思い通りに ....
世界の人口分のひとり
日本の人口分のひとり
このひとり分で
何が変えられるのだろう

ひとり分の重み
実感したい重み

ユポ紙は受け止めてくれるだろうか
届けてくれるだろうか

 ....
懐かしい街
子供の頃住んでいた
店はほとんど変わって
思い出の場所は半分以下に削がれても
頭の中で補う思い出が
口をついて出てくる

もういない友だち
街からもこの世からも
思い出残 ....
ずっと考えてしまうなんて
まるで好きな人みたいじゃないか
思いの重さは一緒
やめよう
好きじゃない人のことを
あれこれ考えるのは

そう思っても
気づけばまた考えている
考えるな
 ....
トゲトゲが無くなるまで
話しかけよう
生きているから
いつか通じると信じて

サボテン
そばにいると癒される
トゲトゲだらけなのに
少しも嫌じゃない

サボテン
少しくらいサボろ ....
無視かよ
どうして仕事を無視できる
無視かよ
これは何かのハラスメント
無視かよ
人の気持ちを不愉快にさせる
無視かよ
仕事しろよリモートで引きこもっていないで
無視かよ
できれば胸 ....
直視できない太陽
あなたのことを思い出してる
もうこの街にも
慣れたけれど
ふいに会いたくて
気づけば手をかざし
空を見上げる

暖かくて
涙が出る

夜が来るたび
思いを指に ....
酔っ払いの群れに
ぶつかりながら
君に話しかけても
後ろの大声の会話に
かき消されて
駅までの間
少しも話せなかった

もうすぐ終電と
急ぎ足の君と
はぐれないように
ついていく ....
小さな虫籠に閉じ込めていた
私という虫
狭い世界で
所詮蛾だからと
あきらめていた
それでも自然と暴れてしまう
翅を広げられたなら

私は本当に虫だろうか
その疑いが虫籠を開ける
 ....
あなたが引き金を引いた
運命の銃声
熱くなって
倒れた
耳元の囁き
「止められない」

あなたの命と私の命が
ぶつかろうとしている
このまま運命を受け入れられるだろうか
あなたに運 ....
難しくなると
投げ出したくなる仕事
継続が危うくなる
AIを使えと命じられる
AIに振り回される
使うつもりが使われて
AIより下っ端の労働者
AIを乗りこなす
騎手たちがゆんゆんと走 ....
走り続けて
転んで動けなくなった日々
未来の自分に話しかけても
返事がなかった
明日が怖くなる
夢だったらいいのに
眠らせて
眠らせて

上辺だけの真面目
崩れ落ちていく
どんな ....
おはよう
眠り姫
生まれたままの姿で
僕の気を惹いて

もう少し
話をしよう
ぼくの心が
あなたに開くように

起きて
起きて
起きて

朝食は何を食べるの?
好き嫌いは ....
非日常を味わっても
次の日はどこかに消える
夢のような時間
終わってしまうから
心に残る
ずっとずっと

心に残りにくい日常
昨日何してたっけ
似たような毎日
ずっと続くから
意 ....
二人でいたかったから
仕事をサボった

天罰をくらって
二人は会えなくなった

労働と引き換えに
年に一度の願いを叶える
カササギたちがつくる
横断歩道を渡って

天の川は大渋滞 ....
りゅう座にある
きらめく銀河のかなたの
猫の目をちょうだい
なんていうお題が出て

種子島に走る
トライアスロンの要領で
競い合う
恋はサバイバル

打ち上げられても
届かない
 ....
詩の門はいつも開かれている
ただ入ってゆけばよい
そしてただ詩を書けばよい
たとえ命を失っても
詩は墓標のように残るだろう

誰かが書いた詩を読むこともできる
知らない世界観を旅して
 ....
生きるのはなぜと尋ねられたなら
義務と答える
仕方がなく
そして
ずっと迷子で

朝が来ても消えない影
空虚で胸を満たしながら
闇を歩く

どうにもならなくて
足掻けなくて
苦 ....
唇が触れるたび
焼けるように疼く
吸って
内出血させて
あなたのかたちの

闇で見えないところに
恍惚を誘う息遣い
次第に獣になっていく

この瞬間だけの恋みたいな
不確かさでも ....
君が笑った
太陽のように笑った
だから

仕事がどうだとか
難しい話はやめよう
君を笑わせよう

燦々とした君と
過ごす時間
短くても
なくすことはできない時間

いつも大丈 ....
自分の周りを
あらゆるものが巡る
当たり前のこと
そう思っているけど

自分が誰かの
景色になっていることは
どうして想像しにくいのだろう

かつての天動説は
都合が良かった

 ....
ひだかたけしさんの海さんおすすめリスト(281)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
瞳が揺れる- 自由詩325-7-30
心のすみか- 自由詩8*25-7-29
次の扉- 自由詩625-7-28
My_Home- 自由詩6*25-7-27
海洋鉄道の夏- 自由詩12*25-7-26
ふたりの日常- 自由詩10*25-7-25
あの海の向こう- 自由詩6*25-7-24
後ろのファスナー- 自由詩8*25-7-23
出かけよう- 自由詩11*25-7-22
Mindless- 自由詩5*25-7-21
ひとり分- 自由詩5*25-7-20
墓参り- 自由詩625-7-19
好きじゃない人のこと- 自由詩625-7-18
サボテン- 自由詩10*25-7-17
無視かよ- 自由詩7*25-7-16
会いたくて- 自由詩8*25-7-15
金曜の夜- 自由詩11*25-7-14
蛾を放つ- 自由詩10*25-7-13
運命の銃声- 自由詩625-7-12
追い抜かされてゆく- 自由詩12*25-7-11
自分との闘い- 自由詩1125-7-10
おはよう- 自由詩9*25-7-9
昨日今日明日- 自由詩8*25-7-8
七夕- 自由詩12*25-7-7
かぐやの手のひら- 自由詩725-7-6
Gate- 自由詩6*25-7-5
生きていた- 自由詩10*25-7-4
闇に啼く- 自由詩6*25-7-3
燦々と照らして- 自由詩9*25-7-2
天動説- 自由詩10*25-7-1

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