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解りません
普通は白衣でしょ、先生


昼休み
今日も先生は芝生の上で寝ている
あいかわらずの黒いコート
先生、白衣は着ないんですか


理由を訊いたことがある
先生はにこり ....
だんだん

君のことを忘れていく

忘れられないと思っていたのに


君の笑顔と泣き顔を最後に見た

あの日

いくら泣いても

涙が溢れてきて

いくら飲んでも

 ....
青春って何だろうと

とっくの昔に思春期の過ぎ去った男が一人

ファーストフードのポテトを食べながら

仕事をサボり気味に考えている


遠い遠い耳鳴りのようなあの人の声は

ど ....
   1

通りかかったカマキリに
僕以外の卵は食べられた
奇跡的なこの誕生を
誰が祝ってくれただろう

   2

ある日道路を這っていたら
目の前で仲間が鳥に食べられた
姿か ....
夢へむかう
あなたのため息が
スキ。
小さな期待と
大きな不安と
逃げさるような
来るような
夢へむかう
あなたのため息が
スキ。
白い雪をあなたに投げることもできないので
白い便箋白い封筒白紙の手紙を送る事にした

青い影が落ちる白雪は今日も惜しげなく降り
茶が見えていた土を枯れ色の木々を白に塗り
まだこれから長い ....
カードは 秩序
壊すのはいつもジョーカー
笑顔ほど

恐ろしいものはない 

いうこと

あなたはいつも
ジョーカー
笑顔でわたしを揺さぶって

このゲーム
負けるかもしれ ....
   あなたの寝息をききながら
   椅子に座ります

   滑り落ちてゆく夕暮れを
   読みかけの本に挟んで
   あなたの寝顔を
   こそりと見ます

   ....
眩しいわけでもないのに目をあけていられない
そこかしこに散らかった僕が目障りなんだ

未来はまったく見えないのに過去はあたりまえに僕を睨んで
今にぶらさがっている僕は次につかむ手がかりを探して ....
 
  誰もいない空は  

  誰もいないままにせよ  
 
どうやったら幸せになれるか知ってるかい

大事なものをつかんだなら

つかんだその手を開かなきゃいいのさ

でもね、僕らは開いちゃうんだ

不安で、期待で、その手を開いちゃうんだ

 ....
夜中、目がさめて階下に降りると
君が僕を積み上げていた

たどたどしい手つきで慎重に積み上げ
途中で崩れると
ふうとため息をついてまたやり直す
時々どこか気に入らないようで
何か ....
キスのやり方なんて忘れてた

なのに君は僕の気持ちも聞かずに
その潤んだ瞳で見つめて
何の前置きもなく小さな唇を
その潤んだ瞳を閉じることなく
ためらいもせずに何度も

そういう僕も目 ....
薄くなってきたと言われないよう葉っぱを増やす

本気で光合成にチャレンジする

見つめられても赤くならない

暖かくなるまで耐える

3センチくらい伸びる

病気を治す

仲間 ....
目を閉じると浮かんでくる
風景

なんだか
とても
イヤで
イヤでたまらなくて
僕は部屋を飛び出した

目を閉じて見えるものは
そこにはなく
あるのは
ただの星

いく ....
人はみな
いい人なのに
どうしてか
集まると
悪くなってしまうことがある

願わくば
世の中の人々に
月がいつでもあるように
優しさが
いつでもあるように
「 」が欲しい

「 」がすべてだ

あぁ 僕には

「 」が足りない

もっともっと

「 」で埋め尽くされたい

でも

「 」って何だろう

しばらく考えて

 ....
体中の細胞がいっぺんにしゃべりだしたら
そんな素晴らしい詩はない

分裂を繰り返しながら受け継がれるのは僕だ
どこかで乾燥して剥がれ落ちるのも僕だ

みんなも感じているのだろうか
恐 ....
ああ
かみさまはいるのだ、と
思った
そんな夜の話をしてあげる

雲をつんざく、青
無尽に動く、光
まっすぐ、
ひたすらまっすぐな、光
それから逃れるため
走った

(まっすぐ ....
雪の平原は
降りやまない
白い世界が
まなさきに広がっている

ほっぺはりんご
たったか たったか
かけだしていく
あなたのもとへ
たったか たったか
かけだしていく
空が剥がれ落ちていた

無音を描きながら

時間を奏でながら



空たちはみな地に落ちて

染み込んで消えた

あっさりと自由に




せめて僕は

空 ....
脱ぎっぱなしの服とか
飲みかけのコーヒーとか
何も入ってないバッグとか
あけたばっかりのジャックダニエルとか

君のものを全部
全部
箱につめて
新しい家に送ろう

聞いたことの無 ....
もう今年も終わろうとする日に
めずらしく大粒の雪が降るなんて

もう薄っすらと雪化粧をはじめてる

ぺたぺた点描画
世界を白く塗りつぶします

そう言えば今年も大変だったな

この ....
カーテンの折り目に隠れたら
誰も見つけてくれません

折り目は深く、その影は僕より濃いからです

ですから僕はカーテンに巻かれて
人型の布になりました

顔や手足を描けば、それは僕なの ....
みんないろんなものを抱えているけど
みんないろんなものに縛られているけど
そんなもの100ピースくらいに切り刻んじゃってさ
たまには裸になっちゃってさ
単純に笑いながらさ
君の凹に僕の凸をは ....
痒い

と気がついた時にはもう
君の影も形も見つからなくて

胸に赤くて丸い穴ができていた

血と共に全てを吸い取られ

僕に残ったものは
涙だけ
ぼくはマジメだと
云われることがある

たぶん、そうではないと云いたいし
否ありがたいなんて
ゆってくれる人の手を握りたいのだが
たぶん僕は何度も嘘吐きなので、実績はものをいうもので、
 ....
星に願いを載せようと



夜空を見上げ

待ち続ける






流れて




消えたものは
ね マナちゃん 今日はいっぱいおひさまがいるよ

母はわたしの名前を間違えたのだ 公然と 間違えたんだ
肩を抱くと 猫と同じにおい がする


今日の朝ごはんは 半分くらい食べたんだよ
 ....
君は
いつも遠くを見つめてる
澄んだ泉のような深い瞳で
素直で優しい君は
いつも私を支えていてくれた

そんな君をいつまでも忘れない
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