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明日
また戦いに行かねばならない

今夜は
もう遅いというのに
食べ物を探す

暗い家の中で
冷蔵庫の庫内灯は明るすぎて
寂しい

空腹なのではない
証拠に
腹をえぐるような ....
暗い太陽がみかんをむいていく
僕はどこにいくんだろう

人工衛星が夢を連れてきたの
橋の下に隠れて秘密基地を作ろう
搾り出すための魂さ
海の水がなくなるまでくみ出そう
大やけどの俊足ね
 ....
絶望を語る人は
絶望を語る上において
楽しそうだ

恋の苦しみを語る人は
恋の苦しみを語る上において
楽しそうだ

国を憂うことを語る人は
国を憂うことを語る上において
楽しそうだ ....
心臓は崖へとつながっている
推定二百メートル
くらいでしょうか
そこから下を覗きこむのも可ですが
寧ろ僕は
ヤッホー
の魅力にとりつかれいつまでも
ヤッホー
ヤッホー
と繰り ....
For.
EroTic.
PoeTic.
RePuBlic.
SomeThing.



01/19/2005
"PULL. aka PePULL." ....
鏡にくちびる押しあてて
キスのまねごと
かたくて‥
つめたくて‥
苦笑い

柔らかな感触
あの匂い
記憶にしみ込んだ影を
鏡に映して
もういちど

かたくて‥
つめたくて‥
行き先は京橋
重い荷物を手に持ち、人波に飛び込む
揺れる車内
酔い。

昨日見た天気予報
「雨」
降水確率100%
嘘っぱち。

外に出たくないんだ
行く先にきっとキミはいないか ....
明日晴れたら空を見る
空には浮き雲あるだろう
いつもと変わりないだろう

明日雨なら雨粒の
数を数えてやり過ごす
大地に染みていくだろう

明日曇れば雲の層
眺めて絵でも描くんだ
 ....
悲しさと淋しさを
試験管に注いで
反応させたら
恋になるかしら?

手をすべらせて
ビーカーを取り落とすほど
白い煙をたちのぼらせて
恋になるかしら?
見上げると まだ町は見えていた

大人になりはじめてからだ
町が浮きだしたのは
雑音が多かったから
目で追いながらも見送った

町のなくなった地面は
立ち止まると足が沈む
人は 町の ....
今日もわたしの手足は冷たい
だからお風呂に入ります
するとわたしの肌は乾燥して
ぴきぴきとひび割れを起こす
だからクリームを塗ります
そして靴下を履いて
布団に入ります
布団は布団乾燥機 ....
画用紙に迷うことなく色をのせた
空の青は
記憶にはない
白い画用紙が
とても不自然に思えて
窓ガラスに
水を浸しただけの
筆をはしらせると
透けた空が濡れた
いっそ瞳を
青く塗りつ ....
君の心は小さな舟さ
いつも揺れているんだ
悲しみの波に
喜びの波に

夜は静か
海は凪いで
眠りの中で
そっと
悲しいことや
嬉しいことを思い出すのさ
あなたはたぶん
わたしがシアワセと感じる指先や
透明になれるほんのすこしの暗号を
ちゃんと知っていて
いつだって手をひいて
この思慮深い森の出口につづく
複雑な線をといて
近道へ、
近 ....
時速180キロのスピードでしか、

癒されない悲しみがある。
いらないもの
ひとつひとつ
思い浮かべて


どくんどくん
主張している
命というもの


黙らせようか


ことき り

こと きり

こ と

  き り ....
砂場ではいつも
大きな壁が作られようとしてる
水をかければ崩れてしまうのに
僕は淋しかった
または、淋しくなかった

だから 僕は森を歩いた
だから 僕は空を仰いだ
しんしんと
珍しくも降ってくる雪に合わせて
その降ってくる音に合わせて
僕は息を吐いた

 ....
おッ母さん
久しぶりに夜更けに実家に帰って
ダイニングテーブルでうたた寝してる
アンタの背中を見ていたら
おッ母さん
なんだかもうアンタは
死んじまってるんじゃないかって
そんな気がして ....
プリンが食べたいの
入院している妻がそう言うので
会社の帰りにコンビニに寄って
プッチンプリンを買って面会に行った

病室の硬いベッドに二人並んで腰掛けて
プッチンプリンを食べながら
や ....
3DKの家から
1トン車1杯分のゴミを運び出した

できるだけ静かに運ぼうとしたのに
荷台の上で何かが崩れ落ちる音がする

7年前の秋
そこで始まった生活が思い出せない
ゴミ袋に放り込 ....
ゆうべは、ほんとうに困ってしまいました

わたしがとぼとぼ流れ出して
それは我慢がききませんから
両の手に溜めてすすりました

 はあ、と吐く白い息にも
 わたしがいるようでしたが
  ....
幼さをかたちにしたら
転がりだした文字のうえで
楽しそうな僕がいました

わんわん泣きたい
微熱を放ちながらまるくなる

軽くにぎった手の、小指はひとりぼっち
溜息と指きりして

 ....
待ち合わせの時間まで
僕は地下街の書店で時間を潰すことにした
詩集のコーナーで数少ない詩集を二、三冊めくってみたが
どれもこれもピンとこなくて他のコーナーにある書籍も
黙りこくったまま ....
僕はチラシ 綺麗に丁寧に作られた

僕はおっきく街中にはりだす

みんな僕を見るかな かっこいいだろう


ある日僕は恋をした とっても素敵な女の子

僕が街中におっきくはりだされて ....
疑問符をつけてはいけません

押し付けてはいけません

まずい状況では
さらに状況が悪化することがあります

何かをねだるときに使うと
見透かされたときに危険です

正直、あまり使 ....
空が白けて
窓にしがみつき
指先で書いた文字も
ただの水滴

さくっと
逆立った地面から
突き出た衝動のような
脆い僕だから

結晶を解いても
蒸発してしまうだけだってね
わか ....
登校拒否をしようとしたのに
何年も前に卒業していたことを思い出した

しかたないので出社拒否をしようとしたら
数ヶ月前に退職していたことを思い出した

やけになって生きることを拒否しようと ....
ペンギンは夜に飛ぶ

黒い背中を空にむけ
今宵の星座をうつしたら

かわいい翼をぱたつかせ
一瞬の風をつかまえる

とんがり頭は羅針盤

短い足をきれいにそろえ
星間軌道を飛びま ....
コーラの泡

思いのほか痛くて
もう一口


軽音楽

骨の折れる音は案外
ポップスじみてたよ
月山一天さんの自由詩おすすめリスト(511)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
じっとしていても腹はへる- 蒼木りん自由詩3*05-1-20
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「_4_」- PULL.自由詩105-1-19
kiss.- LEO自由詩1*05-1-18
京橋- Kana ...自由詩105-1-18
忘却曲線- 385自由詩3*05-1-18
恋の化学反応- 春日野佐 ...自由詩5*05-1-18
見送り- りょう自由詩2*05-1-17
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母に- 大覚アキ ...自由詩605-1-14
プッチンプリン- 大覚アキ ...自由詩1105-1-14
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