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暗い太陽がみかんをむいていく
僕はどこにいくんだろう
人工衛星が夢を連れてきたの
橋の下に隠れて秘密基地を作ろう
搾り出すための魂さ
海の水がなくなるまでくみ出そう
大やけどの俊足ね
....
君の心は小さな舟さ
いつも揺れているんだ
悲しみの波に
喜びの波に
夜は静か
海は凪いで
眠りの中で
そっと
悲しいことや
嬉しいことを思い出すのさ
僕はチラシ 綺麗に丁寧に作られた
僕はおっきく街中にはりだす
みんな僕を見るかな かっこいいだろう
ある日僕は恋をした とっても素敵な女の子
僕が街中におっきくはりだされて ....
どうやったら幸せになれるか知ってるかい
大事なものをつかんだなら
つかんだその手を開かなきゃいいのさ
でもね、僕らは開いちゃうんだ
不安で、期待で、その手を開いちゃうんだ
....
ロボットの僕は恋をした
街中の人が笑う
彼女も笑う
「プログラムさ」
誰かが笑う
目から汁が出たい
それでも僕は恋をしたんだ
目から汁が出る そんな
プログラムが欲しい
でも 僕 ....
おじちゃんが何かを落とす
僕も何かを落とした
だあれも拾わない
ちっとも気にならない
君は拾ってくれる
僕も拾ってあげる
でも たまに面倒だから
地面においてきちゃう
ごめんね
....
体は暖かい 体は柔らかい
体の温もりは 誰かを暖める
体の柔らかさは 誰かの震えを抱きとめる
それとは 逆に 人の体は
寒風吹きすさめば 凍えてしまう
ナイフで切りつければ 傷つ ....
君の涙には色が無いんだ
あの人のためにも
この人のためにも
泣いた涙には色が無いんだ
透き通る空より透明で
朝露よりも輝いている
きっと心が透明だからだね
だから涙には色 ....
空に
青い 空に
雲をかきわける 空に
朝の光で全身を染めた 空に
オレンジの夕暮れの 空に
覆いかぶさる灰色の 空に
ただ ただ
ただ ただ 空に
透明 ....
僕病院エッセイはもう書かないと言いました。でも、病気とは直接関係が無いので書こうと思います。
僕のベッドの隣。アニキが退院した後に来たおじちゃん。どこぞの会長さん。毎日スーツを決めた、とんが ....
目の前で死にたくないって言った人がいた
目の前でただ泣いた人がいた
目の前でしょうがないって 苦笑いした人がいた
目の前で二日徹夜だよって 疲れた人がいた
目の前で転んだ人がい ....
僕は公園に座るけど 季節は流れていく
子供がはしゃいで ころんじゃう んで ないちゃう
へへって 思う
お風呂場のおもちゃが 何もしてないのに
そっと 波を立てていたのを思い出した
僕は ....
ただ 生きていたい
分かるかな 君がいて
夕日が輝いて 生きていて
これは 君のおかげ
水溜りに空が移る 動いてく
これも 君のおかげ
そんな 簡単な事ね
ふと 気づくんだよ ....