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白い息
私の中でお湯が沸いたみたい
手袋に
マフラーに
ほわわ〜ん
冷めないうちに
あなたの心に
紅茶をいれさせて
「ありがとう さようなら・・・」

そんなセリフは言えるのに

君は最後まであやまらなかった
娘は将来アイス屋になりたいと言う
好物のアイスを好きなだけ食べられるから
ではなくて
沢山の人を幸せにしたいからだそうだ

いっしょにお風呂に入ると必ずその話題になって
バニラ ....
ロボになりたい
目が光り
火を吹き
時を越えて
空を飛び
感情もない
どんなに辛くとも
人を傷つけず
自らの命を捨てられない
機械油を垂れ流す
ロボになりたい
姉は雨に打たれたまま 冷たくなった
母は燃え盛る炎のなかに弟を探しに行って 戻らなかった

もう悲しみは十分だと老人は言った

子供達は人を殺すために 敵を殺すために
兵隊になりたいと ....
アメリカ人らしき
外国人トリオと出くわした
パンク・バンドのライヴでの事だった
そのメンツの中でトリオは明らかにダサかった

何でアメリカ人かと思ったかと言うと
ショウをするバンドがアメリ ....
ねえ、
こんなふうに光る
赤信号の交差点でも
きみは 
遠い場所へはせるの

さっきまで
胸をかげらせていたニュースも
アドバルーンの空気といっしょに
ぷすぷすと
消えてしまった
 ....
前向きに生きるということ
それは面白く生きるということ

後ろ向きに生きるということ
それは面倒に生きるということ
きみの名前を呼んでみました
すぐに明るくなってきました
ファーストネームで呼んでみました
身近な人だと思えてきました
からかいながら呼んでみました
言葉と顔が違っていました
付けたあだ名で ....
「ねぇねぇ ムカデさん ムカデさん 
 足がいっぱいあるけれど次はどの足動かすの?」

「何だい君は! そんなことを聞かれたら 
 ずいぶんと歩きづらくなるじゃないか」

「だってムカデさ ....
星と星をむすんで
銀河の階段を
私の窓辺へ

サンタさんが
いちばん最初に
きてくれるように
僕は生まれついての詩人じゃない
僕は詩人になりたいだけだ
昨日は

君も僕も休みだった

二人で買い物にいって

お茶碗と箸を買ったね


僕が藍

君が紅


藍いお茶碗と箸

紅のお茶碗と箸


おそろいで兎の模様に ....
           それは
            手
    愛       の        簡
     も     ひらで      単
            かなしく   に
 ....
ご飯食べて
酒飲んで
Hしたあとに言うのもなんですが
「付き合おう」

この言葉で救われたのは
僕?それとも君?

困難な道を歩んできた僕達は
月明かりの下、ベッドでお互いを知った
 ....
2度目の冬

今朝
あの日と 同じ
目が覚めると 電話

「もしもし 俺」


「うん」
そうとだけ言うと
ほっとして

困ったようなやさしい苦笑が見えた
39回目の長 ....
Sun shine yo.
Yo yo.
Shine yo.
I let you. Shine.
Sun Shine.Gimme sun shine.
Shine.
Shine.
Shi ....
〔3月の風〕
風上に向い口を開ける
口の中を短い鼓動で回流する風は
粘膜を乾かすことをやめようとしない

〔幼少の頃、〕
「この子は他の子より唾液が多いみたいで」
母は決まっ ....
冬空の始まりは
少し疲れた
白い横顔

鳥にも雲にも光にも
他人行儀なそぶりで


けれど其処には
秋の最後の雨と
昇ったいくらかの
私も居るのだろう


その頬はふいと
 ....
わたしは“さみしがりや”です
だから
誰かにそばにいてほしいのです
そう
誰かに

誰でもイイケド…

君が最高♪
覚悟が
さざめく朝陽のまえの胸のシメツケから
僕の喉元に
つきあげている

愛している

コンビニの尽きること無い、
子供の頃には
なかった
変な灯り

愛している

歩く ....
俺は

あなたのことを

小説に書きたいよ

その激しさを

その生き方を


あなたは

俺に聞くだろう

だれのことを書いたの


それは

俺が精一杯書い ....
実家の近くに
こぎれいなおうちが建った
家族は
おじいちゃんおばあちゃんむすこおよめさんこども
事情はわからないけど
おばあちゃんとおよめさんの仲が悪かったというはなし
5年くらいでおよめ ....
気持ち良く歌っていたらしゃっくりが出た
みたいな夜

No, No

陽の光が足りてないというので
代わりにレゲエを浴びていた

だから幻覚など見るんだろう
言われても仕方無い

 ....
僕の世界が青に染まる頃
終わりか始まりかを悩んで考える
あなたの風車はまわり始めたのか
あなたの風車はまわり終えたのか
想像が膨張して 空間が黄金色に染まっていく時
風は贈る 寒がりに暖かい ....
ホールケーキ食べたい
丸ごと一個食べたい
ひとり占めしたい

ホールケーキ食べたい
食べきれないけれど
その残ったケーキを投げ捨てたい

見せつけてやりたい
先進国に生きる私
私は ....
どうにもこうにも
犬の糞をふんずけてしまった時みたいに
マヌケだ
きれいにかしこまった感じで
「どうでもいいよ」と
受話器からのご返事
ああ
がぶがぶとポカリでも飲んで
その後ティラミ ....
体は暖かい 体は柔らかい

体の温もりは 誰かを暖める
体の柔らかさは 誰かの震えを抱きとめる

それとは 逆に 人の体は

寒風吹きすさめば 凍えてしまう
ナイフで切りつければ 傷つ ....
この冬 もっと寒くなればいい

私は心をにぎりしめて

せいいっぱい凝縮して

限界まで純度を高めたら

その想いを 一粒の

深く 深く輝く 言葉にして

あなたに届けられた ....
ステンレスキッチンに置かれた
一枚の紙切れ
強烈に窓からそそがれる
陽射しにめまいしながら
水をのんだ
昼の電波網では
とにかく男と女が終止
運命の出会いをくり返している
のに中庭には ....
月山一天さんの自由詩おすすめリスト(511)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほわわ〜ん- 春日野佐 ...自由詩5*04-12-12
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ライヴ人間観察レポ/外国人トリオ編- たいにぃ ...自由詩2*04-12-11
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生きるということ- 春日野佐 ...自由詩6*04-12-10
コールネーム- くれいじ ...自由詩1*04-12-10
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聖夜前- 春日野佐 ...自由詩6*04-12-9
後天性詩人症- たいにぃ ...自由詩5*04-12-9
★118_ハシト、チャワン- 貴水 水 ...自由詩5*04-12-8
樹氷- ベンジャ ...自由詩3*04-12-8
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2度目の冬- ひびき自由詩8*04-12-7
shine- 虹村 凌自由詩3*04-12-7
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冬空- 松本 涼自由詩6*04-12-6
誰でもイイケド…- 春日野佐 ...自由詩404-12-6
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☆178_シショウセツ- 貴水 水 ...自由詩204-12-5
中古住宅- チアーヌ自由詩404-12-5
もうしくじるなよ、ルーディ- たいにぃ ...自由詩1*04-12-5
青の世界- ソラノツ ...自由詩2*04-12-5
ホールケーキ- マスイジ ...自由詩3*04-12-4
鼻でわらえ- ミネ自由詩9*04-12-4
- Tシャツ自由詩1*04-12-4
深まりゆく季節- ベンジャ ...自由詩3*04-12-4
「大目に_二合水」- ミネ自由詩8*04-12-4

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