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中学のころ
数学の先生が大嫌いだった
教科書の中の一番大嫌いなページをエンピツの先で突いて
そこから世界がどんなにみっともないか見てやろうと思った
穴から見えた緑の黒板はずっと遠いところにあっ ....
こぽん

ふかいところからあぶく
がひとつ。

もう一つはでてこない
とてもおくびょうらしい
彼らには感情がないというのに

はきだされたあぶくは

ふあん

どんどんのぼっ ....
たぶんノルウェーあたりに
巨大な送風機があって
そこから送りこまれた冷たい風が
君の頬を桃色に染める

わかさぎのエスカベッシュ
南瓜のキッシュ
ハッシュドビーフ
そして食後には
ア ....
祈る 祈る
歩く 歩く
私は 言語を 発さない
ため
祈る 祈る
死ぬ 死ぬ
私は 言葉の 園で
舞い踊る
ため
行く 行く

黒人奴隷が 又 一人
身近な 子供を 連れて
 ....
朝ひとりで目覚めると
皮肉なことに勃起に気がつく
妻のいないベッドのなかで

夢のなかでは
まぼろしのような幼い踝に
わたしはひざまずいて舌をはわせていた

だけどあの少女は
むかし ....
せんせい、私バツイチです
いまも減点ばかりでごめんなさい

ひとり残されて
校庭で逆立ちの練習をしている子
あれは、キミだろうか

きれいなアナウンスの声に嫉妬してしまう私
富士山 ....
のーみそはんぶん。
ちょきーん。
ろぼとみぃ。ふぃろそふぃ。

ネアンデルタール メルクマール
Pubic UBIK
Music we use it
We abuse it, and ....
職業訓練で何年かぶりの学校なのだ
Webマスター科とやらに行くことになったのだ

たった3ヶ月でWebマスターとは
ハロワもなかなか笑わせてくれるのだ
現場の人が聞いたら卒倒しそうなのだ ....
ワンピースの少女が飛び降りて、世界は初めて死にます。
上の方から崩れ落ちていく世界を掻き分けて、ワンピースの少女は落ちていきます。

泣いても良かったのです。

人々は叫びながら逃げます。こ ....
告白します。
ぼくは詩の書けない詩人なんです。

歌わず
炎の中の薔薇のように燃えもせず
気の抜けたペリエのような者に過ぎません

涙でいっぱいになった空から
雫が落ちてくるのを見なが ....
ドビュッシーを聴く
なんとなくの気分で
なんとなくの夜
泳いでいると ちくり
ふいに

音楽が死んだらきっとかなしい
なんておもってしまって 私

父が
美意識の問題だね
といっ ....
たゆたふ明日にさようなら
今宵の星にお辞儀する
母上は魚を捌き
父上は機械を解体する
ワタクシは殻と戯れ幼児退行
「この球は割れないよ」
小さな赤子の澄んだ眼に
穢れを知ってさようなら
 ....
瞬きもせず
震えもせず
怯えもせず
淡々として
沈むものと
浮くものと
漂ふものと
秘めやかに
貴方の瞳を
此方の瞳を
彼方の瞳を
映し出すは
夜暗の水面
季節はずれの花粉のせいなのだと
説明する僕のことを

受話器のむこうで
君がくすくすと笑っている

きのう雨の中でけんかして
雨なのか涙なのかわからなく濡れたふたりが
いまはこうして傘 ....
越前海月 VS 越前蟹

そもそも彼らに戦う気など、ないだろう。

…でも、仮に、もし仮に、戦ったとしたら、


べしゃ。

じゃきーん。


互角かも。


さらに合体 ....
他人を批判して
自己を正当化することは
とても容易い

ところが
詩を描き始め
自分を少し管理できるようになると
正当化どころか憂鬱になる
他人を批判することは
とても難解だ

 ....
頭蓋骨が震える高音の悲鳴が最後の武器
動かない右手に錆びたナイフ翳してわたしは生きるよ
子供のころは毛布にくるまって世界の様子見てた
手紙を書いた いってきます(もう帰りません)
決別の雨なん ....
未来はもっと不確定
気まぐれとわがまま混ぜて
形の定まらないアメーバ作った

夢は形を変えて増えていく
自分と未来は追いつかない
ひとつひとつ失われる記憶があって
それが僕らを焦らせ ....
いつもどうりのことが
ふわりとしてるので
ところどころ鋏で切って
整えてみるけれど
散らかるばかりで
ああ もうめんどうだ
自分自身もパシャパシャ切っちゃう
誕生日でも何でもないところで ....
きみ越しに空を睨みつけても色が変わるはずもないのですが、
いっそのこと蛍光ピンクにでもならないかと思った次第です。

(運動靴で地を踏みしめる。じゃリ、)

そこに落ちてくるのは遮断機 ....
昨日折り紙で折った鶴が
何の恩返しもしないで風に吹かれていった

遠く、青い空のその向う
ぴゅうっと儚い音をあたしの耳に残して消えてった

  そういえば

あたしはふっと思う ....
埃だらけの夜道に座り込んで
煙草の先に火を点けました
吐きだした煙も
イエスタデイを戻してくれない
煙草を放り投げて
行く道を決めようと思います
煙草は
くるり くるりと周り
赫い火と ....
考えを聞いて 似てるなって思う
行動を見て やっぱり似てるなって思う

そんな時に 良いなって思って
こっちを見る瞳 何を思ってる?

僕と同じなら良いのに
今僕は夢の中
今僕は夢の中
いつものコンビニ 本棚の前で
買いもしない雑誌をめくっている
無表情で
君のことを考えている

そうじゃねえだろ

今僕は夢の中
いつものスーパーで
 ....
仕事帰りの溜息と
一緒に開ける玄関に
がさりと音立てるチラシ広告に隠れて
茶封筒がひとつ


独りよがりな祈りを
天使は聞き届けてくれたらしく


それは
ご褒美のように
届い ....
目の前の扇風機に
心ときめかせ

声をかける



われわれはー、うちゅうじんらー。



一年ぶりの扇風機は
声を束ねて返してくれた



今晩は君をつれ ....
塀に飛び乗った
あの猫は
化粧を施して
媚びを売ったり
暗がりにまぎれて
誰かの頬へすり寄ったり
身体を火照らせながら
事に耽ったりと
場合に応じて
毛色を使い分け
今は
白と黒 ....
どのくらいの広さで降っている雨なのか
心は探りに行く
夜に出てゆく

けれど心は気持ちでしかないので
体の外のことは何も感じられない


雨の立てる匂いの遠さと近さ
水の滞空時間
 ....
   
  たくさんの流星が
  空から
  やがて降ってきて
  わたしはちいさな
  おいのりを
  ひとつ

  くちびるは震えがち
  言葉を
  すこし信じたら
  肩 ....
ねぇ、アリス
貴女が居なくなっても
この世界は続くと思っているでしょう

ここは 
たまたま落ちた夢の国

だから
たまたまなんて
二度と起きたりしないのよ


ねぇ、アリ ....
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