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  今夜は
  新月だよ


  小さな
  なにかを
  さがすのに
  月の光は
  ちょうどよいのです


  でも
  今夜は
  新月だよ

  小さなささ ....
生あるかぎりです
だれしも遮れない旅をしているとおもうのです
たぶん滅びるのもちかいのかもしれません

ちょっとなにかを選択するのもめんどうくさいのですが
いつも可能性と不可能のコードの端を ....
いちばん重いひらがなは



だね。

ら がぼく以外の
大勢をふくむなら
ぼくら、なんて
かんたんには 言えないや。

かるく歌ってもみるけどさ ららら
海が広がっている
どこまでも
広がっている

ゆっくりと
波立ちながら
幾つもの筋を刻み
奥まっていくその生動

水平線に凝縮する濃紺を
雨空の灰白に際立たせ
のたりのったり
 ....
僕らが
何か捨てるとき
それは、つまり
隠したに過ぎないことが多い

捨てられたゴミ
魚の骨や 紙屑や
溶けた誕生日のローソクは
今もどこかに
必ず、ある
土のなかや 空気のなか
 ....
まあ、あっという間と言うか
もともと才能があったんですね
いつ実行するかだけの問題で
たまたま、タイミングが
合ったということです
普通のことです

それでもビリが大学合格したなんて
 ....
「ねぇ なんで喋れないの?」

染めたこともないのだろう
黒髪に浮かぶ 天使の輪が揺れて
不思議そうに彼女が私を見た

ほんの気紛れだった

クラスメイトの誰とも関わらず
自分の ....
わたしは海の月
波間を漂うお月様の影です

仲間があなた達を刺すこともありますが
JAWSほどの脅威でもないので許してやってください

ときどきあなたがたの住む都市という
人工世界を ....
 
あなたは、ぼくじゃない

ぼくは、あなたじゃない

でも、わかりあえないわけじゃない



 
君の美しさを
僕は知っている

輝く君を人は褒めるけど
それは本当の君じゃない

飾らず
目立たず
ただそこにいる
そんな君を僕は愛する
 
赤い糸

ほっとくとだんだん透きとおって見えんようになります

そやからときどき紅を差します



 
君は一杯着飾っていたね
着けるだけ飾るだけ幸せになれると

友達も言っていた

君には複雑な鮮やかな柄が似合う
肌着はもっと暖かい真っ赤が良いよ
もっともっと着飾った方が

君はいつ ....
キスの味知らない方が良かったわ
あなたを想うと胸が痛いのなんて嘘よ

わたし


ストロベリーアイスの絶妙な酸味と甘さが
午後の頭を狂わせる


好きよ



 ....
木々があいする木漏れ日のこと
川がめでるせせらぎのこと

雨が求めるつちの渇きのこと
太陽がほしがる水溜まりのこと

夕日があこがれる水平線のこと
朝陽がのぞむ暗やみのこと

 ....
春の深いところへキスが届かない わたしはターヘルアナトミア

あなたの皮をペロリと剥いで

思惑の筋や経絡がどれほど緻密にヒクついているか

白日の下に晒してご覧に入れます

わたしはターヘルアナトミア

飲み込 ....
はだしで消灯時間のルミナリエ 彼女の手

2006.3.30.

優しい想い出に寝そべって 微笑みながら眠りたい
夕暮れのチャイム 散歩をせがむ愛犬の声 そして 彼女の手

15才の僕らは冒険に夢中だった
素敵な物 ....
    

        ずうんと長く
        夜がこないので
        すみれの花で
        まぶたをふさぐ
        薄っすらと閉じ切らぬ
       ....
ポンコツな身体に
多過ぎる情報量
回路は常にオーバーヒートして
壊れたようにこんこんと眠る
君からその
人型の身体を取っ払ってあげる
何ももう君を縛るものはない
意識だけになった君を ....
君を見た?でもこれは夢
君を見た、夢で見た
夢なのに君に触れられるなんて
まるで夢みたいな…
この夢はいつまで続くのか
いつ終わるかわからない時の中
二人は話すこともなく
ただ時間だけが ....
何度見送ってきたのでしょう
何度乗り遅れてきたのでしょう


恋の普通 ゆったりと
愛の快速  しっとりと
恋の急行   あっさりと
愛の特急    しんみりと
恋と愛の超特急   ....
こってりとしたスープの中に
濃密な時間ばかりが隠れてる

扉を開けるのは蓮華

紅い花びらが 楽しそうに揺れる頃
ブランコは 風に揺られて 遊んでる

砂浜に ゆっくりと 着地 ....
切り裂かれた皮膚から
去っていった細胞が
シクシク泣いている

あの日開いた傷口は
新しく育った細胞にふさがれて
戻る場所はもうない
桃の香りが降り注ぐ午後
あの娘は南風を受け走る
開いた襟元から覗く
鎖骨が涼しげに光ってる

期末試験も補習授業も
あの娘を止めることはできない
あの娘は加速していく
今この瞬間すら飛 ....
彼、あるいは彼女の話題になるとき
身体の一番奥深く大切な場所が
大声で泣きはじめる

彼あるいは彼女に泣き苦しむ子どもらに触れるとき
身体の一番端から順に火の玉棒で殴られつづける
 ....
卵と牛乳
砂糖を入れて
シュコシュコかきまぜ
食パン浸す
フライパンにマーガリンを溶かし
焼いたらシンプル出来上がり

小さな頃に初めた食べた
異国の香りは
本物ではないけれど
う ....
漢字の書き取りをしながら息子が大粒のなみだをぽろぽろとこぼしている
耳という字を書いていた
どうしたんだ?と聞いたが俺には言わないらしい
その後スマブラをしたんだけど俺の勝ちがちょっと続いたら
 ....
たとえば

今君が僕を好きと言ったとして
僕はどう思うだろう?



最近、怖いんだ
何か生み出したいのに
何も生み出せない事が
自分には何もない空虚
それを飲み込む事が
 ....
カラヤン先生は言った

まずフルートの音を聞け、と

目で団員を承認し

的確な言葉でポイントを伝え

本番では団員に任せるのだった

自由を感じさせ

音に命をこめさせた
 ....
瑞海さんの自由詩おすすめリスト(395)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
真っ暗い- ひさし自由詩6*15-7-18
生あるかぎり- 梅昆布茶自由詩2015-7-8
いちばん重いひらがな- もり自由詩10*15-7-3
最初の海- たけし自由詩4*15-7-2
いないいない- もり自由詩1*15-6-30
学年トップの女子高生が一年で猟奇殺人犯になるまで- 花形新次自由詩215-6-7
女子高生と人魚- 愛心自由詩415-6-7
海月通信- 梅昆布茶自由詩1615-6-5
じゃない- 殿上 童自由詩15*15-6-1
花、月、彼女- 藤竹自由詩3*15-5-14
- 殿上 童自由詩21*15-5-11
幸せは物足りない- 宣井龍人自由詩16*15-5-6
ストロベリーアイス- 虹香自由詩215-5-1
君に触れるということ- かんな自由詩24*15-4-30
春の深いところへキスが届かない- 北大路京 ...自由詩315-4-22
ターヘルアナトミア- ただのみ ...自由詩18*15-4-22
はだしで消灯時間のルミナリエ- 北大路京 ...自由詩415-4-3
彼女の手- 余韻自由詩115-3-18
夜想曲- 石田とわ自由詩16*15-3-16
理想の恋人- 衣 ミコ自由詩415-3-13
夢で逢いましょう- リィ自由詩2*15-3-11
恋の普通_愛の加速_変な超特急- komasen333自由詩2*15-3-8
100%_濃厚スープ- 藤鈴呼自由詩2*15-3-7
傷跡の痛むときに- イナエ自由詩16*15-3-5
イントゥ・ブルー- 捨我自由詩215-3-4
彼でもなく彼女でもなく- 黒木アン自由詩215-2-23
フレンチトースト- 灰泥軽茶自由詩1015-2-18
死にたいと言うな_助けてといえ- 馬野ミキ自由詩27+15-2-18
一陣の想像- 凍月自由詩4*15-2-17
カラヤン先生- 吉岡ペペ ...自由詩515-2-17

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