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年末年始の休みは若い二人にとって
一緒にいるだけで十分だった

ただ大晦日の大掃除の時は派手な喧嘩もしたが
弾ける二人に年越し蕎麦なんて関係もなく
ましてはおせち料理なんて気にもしな ....
幼い頃
家の前の道は狭い土の道だった

空き缶は蹴られ飛ばされ
そこには何人かの子供が
走り回っていた

いつの間にか土の道は
アスファルトに替わり
近所の家が新しくなる ....
大きな泉でも皆が醜く争えば



小さな泉でも皆で仲良く分け合えば





たとえ泉を作りだすことができなくても


後ろの方で述べたことは自分次第で変えられる -と ....
横断歩道の
真ん中辺りで
立ち止まる

逆行が背中に
突き刺さって
立ち止まる

誰にも気付かれず
すれ違っていく

自動販売機の
真横に立って
空を見上げる

夕日が瞳 ....
何処にも届かなくていい
誰にも関わらなくて
何の問いもないが

ただ在ることを想う

ダーウィニズムがもたらした
革命にしたがおうとおもう

忙しい自分は本当なのだろうか
ぼくはい ....
思い出の石ころ
涙に濡れて
湿ったメロディー鳴らす、星月夜。

だから、
道の端っこで聴く
「壊れかけの、ブランコに、乗りなさんな」
だから、
ころがるタイヤを追いかけて、 ....
人と話すことを覚えた

寄り道を覚えた

変わることを覚えた
なにも
カッコつけたい
わけじゃなく
いつまでたっても 
辿り着けない 
力なく
のほほんしてると
日々が逃げて
食っちゃ 寝て 起き
食っちゃ 寝て 起き
なにしてんだか ....
秋の
夕べ
芝生

虫の
ねいろ
隠す

笑い
声の
渦に

とまる
赤蜻蛉に
かぜ

虹の
噴水
ながめ

公園の ....
笑わない顔が幾つもあった
ヒトの首から上に

忙しなく時間が動くから
私も
焦るよ
遅刻しないように
取り残されて自分を見失わないように

笑えない日々が続いている
私の手足も疲れ ....
詩が書けなくなったせいで
何も書きたくなくなった

詩の一編は
米一粒にもならない

空から落ちてくる無数の水滴
温かい空気は冷たい方に移動して
電気の溜まった天空に稲妻が走る

 ....
怪我さんの筆力がすごい
そんなフレーズを思い出しながら
蓮の花咲く街道を
歩いていた

脳の絵が思い浮かぶと
白い服の男が
警察官に誰何(すいか)されて居た
自転車を道端に停めて

 ....
九月になったら
もう
その話は終わりですか
大きな嵐がやってきたので
今はそのことで精一杯ですか

そんな風にして
歴史は錆びついていくのでしょう
その時代を生きてきた人たちが
一人 ....
いちゃいけない人が
ここにいるでしょ?

あたしのことだよ、もちのろん。

ダメなのに、
こんなところにいちゃ、
嫌われるのに。

わかっていても、
どうしても
逃 ....
尚も人は、
七つの哀しみにわかれて
凍りついた虹の椅子に着座する
空はまだ無い

二度と汚されてはならない

新しい、昼と夜のために
星もなく陽もなかった
罪に染まった息を幾度もくり ....
僕らがきかされた
歌のやさしい結末を
たえまない線香花火の香りが
明日へいざなってくれる

誰も地面に灯る明かりを愛しげに
みおろしているのは
「そこにはみるべき花火があるだろ ....
創造の小箱がきみの中にあるんだ
しこたまきらめきをため込んだ素敵なやつだ
誰にもさわれない特別な意匠がたくさん隠されている

想像の炎はときにきみを炙りあげるかもしれない
それでもそれを消さ ....
星の痛みで
香る車があった
黄泉では見るなと言われる
でも見る
「デモテープは聞くもんだろう?」
と言う異界か
詩歌を嗜む私
干し烏賊を食べる
胸の傷に拘れば
私は猫と別れざるを得な ....
愛を持った人は沢山いるのです

誰かは愛は身勝手なものというでしょう

体を合わせるのも愛でしょう

身代わりになるのも愛からのときもあります

ただ黙し聞き入れる愛もあります
 ....
僕はキミに逢うとき
わざとらしく腕時計をつけずに
時計がない店へ行く

 時間など経たなければいいのに、と。

そのことに気づかなくてもいい
気づいてもいい

ただ願うは、また次があ ....
同心円をえがいて僕らはまわる
軌道上の夏はいつもただしく狂ってゆく

微調整のきかないままに歴史は確定してゆき
人生は大概は傾斜しているものなんだって気づく

僕らはいつも延着して船荷 ....
美しい桜は子供たちだ
しかしカメラのメモリーには
扉ばかりが写って居て
警察を呆れさせる
俺の胸の皮膚が突き破られたのだ
二回も破談になるお見合いに
猫もあきれたのだ
昔とは違う
たっ ....
夜の月光に
静かな羽根がやさしく舞います

てのひらを胸にあて
赤い血のつながりを確かめます
メガネの少女をいつものバス停でみかけました
そのときのその心には、
けっして忘れない ....
朝日が眩しくて
日曜なのにこころに突風が吹き
目がさめた
痛むあたまが夜を恋しがる
愛を欲しがらない若者を演じきったのは
ほんものの歌を歌いたいからだ

こころを破った本を棄 ....
ヘンゼルとグレーテルよ
お家に帰ってはいけません
お前たちの薄情な父と母を
決して許してはいけません

両親はお前たちを捨てたのです
それも一度ならず二度までも
確実に死ぬとわかっていな ....
2年前に脳出血で死にぞこなって
子供の都合に出掛けるために
生き延びたのだと幸せを実感して

今このままの宝物ハウス

別名献本たっぷりゴミ屋敷

わからないから
わたしが死んじゃっ ....
身を切るナイフが、降ってくる
心になんか、刺さらない

オレが立てずに、しゃがみ込み
震えあがって、詩を詠みながら

嫉妬の氷が、降ってくる
心に過去の、友がいる

オ ....
利き手が庭を襲う
利き手の猛威が教室を吹き荒れて
先生をなぎ倒す
飛行機の旋回も許さない
利き手の猛威
ダリの絵を飾って終息を願った
飽きるほど梅酒を飲むと
エンジン音が鳴るだけで
利 ....
僕には、聴こえたんだよ、あの娘の
こころの(それこそ、まごころ笑、の)、
声が。

───────────────────────

あたしにはまごころしかないけど、
じぶんでじぶん ....
涙で銀の冠作りましょう

誰かのための想いは

赤い傷口でも

黒い憎しみでもありません

密かに綴る

音無き心が

手を繋いで

優しい鈴を鳴らします
しょだまさしさんの自由詩おすすめリスト(906)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
初詣- 羽根自由詩19*18-12-29
空き缶- 羽根自由詩718-12-29
符号- そおっと ...自由詩11+*18-12-21
トランスルーセント- 1486 106自由詩21+*18-11-2
- 梅昆布茶自由詩2818-10-1
公園のベンチにひとり座り- 秋葉竹自由詩618-9-30
新しい一日の始まりと終わりに- 千幸自由詩6*18-9-30
ラッパ- 犬絵自由詩618-9-29
白蛇- 犬絵自由詩418-9-22
笑えない日々が続いてる- こたきひ ...自由詩318-9-20
俺の心に- こたきひ ...自由詩318-9-16
怪我さんの筆力- 間村長自由詩7*18-9-9
忘却- もとこ自由詩11*18-9-5
逃げられない真っ白な希望- 秋葉竹自由詩818-8-12
アメジスト- atsuchan69自由詩5*18-8-10
線香花火と自由の星- 秋葉竹自由詩1018-8-7
僕たちの日常- 梅昆布茶自由詩10*18-8-6
干し烏賊- 間村長自由詩11+*18-8-6
愛の始まり- まみ自由詩4*18-7-26
毎回、無意味な行動、願うこと。- 千幸自由詩118-7-24
インディアンサマー- 梅昆布茶自由詩1218-7-23
飲み明かす- 間村長自由詩10*18-7-23
夜を歩きましょう- 秋葉竹自由詩1118-7-22
朝日のあたる部屋- 秋葉竹自由詩518-7-20
ヘンゼルとグレーテルよ- もとこ自由詩1218-7-15
終活- 鵜飼千代 ...自由詩6*18-7-11
詩とナイフ- 秋葉竹自由詩518-7-9
利き手- 間村長自由詩12*18-7-8
あの娘のこどくな微笑みを美しいと思ってしまった僕は- 秋葉竹自由詩618-7-3
銀の音- まみ自由詩9*18-7-3

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