君の荒らい息が赤い林檎を温める
夢は剥き出しの牙で己が身を焼き尽くす

掴もうとした蜃気楼が君を倒転させるんだ

君の壊した桃源郷で
亡霊共の哄笑を葬り去れ
セラミックに偽装されたスプーンを曲げて
歌い上げるんだ
神を讃える賛美歌を

穢れなく澱みない
山岳の頂きに湧き出�
命は原初から欠けている
魂という命
だから命は
何かを求め続ける
故に足るを知りたい



自然
つまり
因果的必然の世界
だから
いのちにありがとうさま
慣れし故郷を放たれて夢に楽土求めたり
一度低く
故郷を放たれて楽土求めたり
一度低く
を、放たれ、土たり
いちど
を、土求めて
オクターブ
故郷求めたり

胸の奥底深く湧き水の波紋
筆山のてっぺんで吸う
袖の白い線
手錠、マルボロ
青天に雲

(初出 r5.1202日本web詩人会)
のり弁の米だろ 多分 Tシャツを七分丈へとかえているとき

婆さんがワン・ツー・スリーと犬に言う 逆光だけど信号は青

ディランかけ掃除をしてる いつの日か目覚めない日が来ると思った

洗濯機回ってるけさ火曜日で 予定があればテンション上がる

朝食に卵ばかりを食べると�
魂という
いのちが
あるから
思うのだ
思い続ける力
シャロンの季節だ

ほんで

ほんで

・・

憧れとはちいさな童と書くんだなーと

・・

・・

なんか泣きそうで
日々働いていた頃は
退勤のタイムカードを、押したくて
嘆いていた
「早く日がくれないかなぁ・・」

時は流れーー退職後
障がいのある息子につきっきりの夏休みは
つい愚痴ってしまう
「早く秋にならないかなぁ・・」

なぜ、自分はこうも勝手であるか?
なぜ、日々は続いてほしいの
 
 男と女は
 なるようにしかならない
 そんな事 知ったのは社会人になってから

 季節など覚えちゃいない曖昧な記憶
 空に陽の傾きかけた 
 あの日
 百貨店の正面出口前の交差点で
 貴方は青を 見送った

 わずかに見せた戸惑いの素振りを
 振り払って 屈む貴方の
 ハイヒールの足許が
 男の鼻先を嘲笑う

  「欲しければ
   尾を振って ついておいで。」

 街の角で
 ふと女の姿が消えた

  「欲しければ
   そこで 涙をお流し。」

    ❄︎


 天上から氷の欠片
 例え心臓に刺さったとしても
 私が おびえねばな�
 夜も深き高層の谷間

 鈍く 唸りあげて吹くものは

 誰が為に在るのか、

 目覚めると不意に

 もの哀しさ 我包む冬
【短歌】  船曳秀隆

天空に 宇宙溢れし 孔雀羽
 誰も知らない 十九の秋

言の葉は 詩の言葉さえ 忘れても 
 縋りつく葉に 葉脈は打つ

月光が 突き刺す獣に 声は無く 
 肉体の芯に 月光湧き出す

大地から神の涙は 宇宙へと 
 絶つこともなく 零れ落ちゆく

薄紅葉家の庭にもあったっけな

惚けてはうつつに帰る秋の昼

母の味欠けていたのは椎茸や

そぞろ寒戸外に出るも少し震え

果てしない夜中にまんじりともせず目覚め

秋の朝見上げる空にいわし雲
玄関から
こうべをたれた季節がおじゃましますと
きづかぬうちに背戸から帰り
台所に置かれた熟れた柿をついばむ
鳥たちのカフェテリアが暮れ
初時雨にかじかむ指をとおし
その指で、かじかむ時雨と
書こうとして文字にならない
ちょっと悲しくなった
ちょっとだけだと思った
作りかけの粘土が乾かなくて
まだ柔らかいから
まだ自由
今なら行っておいでと
いくらでも言えるのに
何処へでも行っておいでと
どうして言ってしまったんだろ
あんなこと

誰かになりたかった
幸せなのかもしれない誰か
なれるって今�
わたりたり雁の旅路はせつなくも

涙もてただ拝顔すべし秋の田を

心を晴らす種はいずこへ秋の空

牛蒡引く手も借りたしや忙しなく

秋空に思い叶わず暮れるまま

冷たいと思わず手を引く夕まぐれ
世界は輝いている
それは
私の中に希望があるから
世界は輝いている
それは
私の中に勇気があるから
希望も
勇気も
私の中にある
見て欲しい
今は錦秋
紅葉は今が盛り
命は燃えて

地球を飾らんとする
輝いている
輝いている
悲しみの後に
希望は宿る
悩みの後に
勇気は宿る
今�
苦しいのわかっていても追いかけるストーカーまで一歩手前に

なんでだろ僕が僕ではないみたいこんな入れ込み這い出せないよ

あの頃の夢は無残に塵となり待っていたのは借金地獄

幻と思いたいこの暗い日々私は徐々に壊れていくの

悲しみを持ち寄っていま燃やしてる暖をとるにはも�
なぜでしょうか
思い出、記憶、面影、全てが鮮明に
と思った瞬間、全てが朧げに



帰りのカフェで君を思い出した
つまり 
それも かげろう



走り出すと「春ですね」って言って
消えていったあの微笑みのように
夕映えのなかへ ふわり



うみほたるはほたるじゃない
うみほ
臍帯の
とおい丘陵地を這いずる
霊魂は旅人 樹の葉の告げを
目覚めたばかりのわたしが{ルビ懐=おも}う

なにもないという天国
だれが、いますか

顕花植物というおおよそ
陰核の癖だけでも
ぎこちない空気

暗転と争点を骨壷に入れ
妄想ばかりのハラワタが忠実にあるとき
くびれ
 ほのぼのと

 開きそめし季節のすぎて

 髪洗えば抜け落ちる束 悲しきを

 湯舟浸かり両の手に 抱く乳房

 秋の晩
形見なるコートをはおる日も間近

月見酒沈黙だけが支配して

明日を思う今日これからの神無月

秋と言う幻想を越えただ歩む

秋月夜孤独と思うは一人のみか

酒を酌み己を見つめるこの今宵
憂鬱の汀よ
さらえ
霊魂はここに瓶詰
したためて殺す
抉られるべき言葉のからだを携えて
断崖に立つぼくのもとへの
あたたかな漂着は救済でなく
まして死への希求ですらない
それは白濁する虹彩の遺志
それは蒸散する首級のプシュケー
瘡蓋を剥がす音がきこえるのは
いきているから、
答は無い
永遠の謎
永遠の
愛を
愛に返す



愛に
帰る
愛を
再び
愛する
開いたままのネバーエンディングストーリーを閉じた日

新卒面談のための歩き方から座る仕草、
表情から目の輝きまで
徹底的に叩き込まれて
やってきたというのに
残念ながら俳優には勝てなかった帰り道

お祈りメールの音がした。

このお祈りメールを1週間以内に3人の、、、
新手�
結局はお局様の言う通り
嫌いじゃないがなんかムカつく
怖かったねぇ
本当に怖かったねぇ
何が
僕が?
そうでしょうそうでしょう

僕が怖いが具現化しての
テロだ
コロナだ
ワクチンだ
本格的に怖い

成長過程の大半で
傷ついたことは消せないし
なれば攻撃的にも
なりましょう
僕が怖がっているよ
リハビリ中

リハビリなか

なか‥‥シホ
動画クリエイターの橋本美千夫さんが、拙詩集『ソナタ/ソナチネ』所収の一篇「夏の水」を見事な「映像詩」にしてくれました。
朗読は詩人・画家の印あかりさん。使用音楽はショパンの練習曲作品25-1《エオリアンハープ》です。ご視聴ください。
https://youtu.be/AGsD8kI-NHg?si=HWI4PEXUA5PVYBd5
食べものや飲みものを
私が頂く時に
ご先祖やペットなどの
幽霊が私の肉体を借りて
私といっしょにその食べもの飲みものを
味わってくれていると
すてきだと思いませんか
ああ、
こんなことは私の妄想ですよ。

でも、
私が食べもの飲みものを
頂いている時に
みんなの幽霊が
うんめ
○「成長するために」
人のせいにしていては
いつまでたっても成長できない
草がアスファルトの小さな隙間からでも
伸びてくるように
我々人間も必死に努力しなければいけない

○「正常な社会」
ミスが全く見つからない社会は
かえって異常なのである
ミスが見つかる方が
正常な社会
ひだかたけしさんがポイントを入れずにコメントしたリスト(215)
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sayonara.com_21-30AB(な ...自由詩2+*23-11-4
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