高架橋の手前で母子とすれ違う
 歩道へ吹き出してくる走行車の反響音
 二車線道路が湖岸の県道まで下っていた

 すれ違った時
 赤子はカラフルな膝掛けに包まれていた
 ちょこっとだけ小首傾げたまま
 すっぽりと母の胸元に身を埋め眠っている

 すれ違いざま盗み見た
 彼�
ああって叫びながらたつ屋上の自殺
少女ひとり しゃべるなにか
重さでひしゃげる重みはダイレクトに重み
赤いラメペンで切断したい手足
鏡は百均で買いました 白いやつ
さして可愛くないから戦う国道201号線
とうめいにんげんからシューズになったりして
立体駐車場の車はバック�
他人をバカにする人はバカだろうしカッコワルイ
本当にかしこい人は他人の悪口は言わないだろう。
バカにするのは、
他人に対しても家族に対しても自分に対してもできるだけ
止めた方が良いだろう。
勉強をできない人がバカなんじゃないよ
さまざまな人や物事を大切にできない人がバカ�
酢豚にも肉を選ぶ権利ある

カレー好きにはカレー好きなりの悩みある

ホタテを選んで何が悪い

小学生と同意見

恋だからってなめるなよ

睡眠を愛してる旦那

睡眠に旦那をとられた

旦那イコール睡眠と言えよう
もし何にでも好きなものになれるのなら
自分は自分になりたい
何かでも誰かでもない
そこにあるではなく
ここにいる人になりたい
これは詩というか散文というのか、(書き)つつも迷ってしまうのだが、
、というのも僕は何人かの詩を読んで気持ちわるい、あるいは~わり~いよ、とか過去にコメントしたことがあるのね。ごめんなさいね。それで気持ちわるいは本当にわるいのだろうか、と常々考えていたら具体的にいい見�
むかしはびじんでそれだけでみせもだいはんじょうしてこいびともよりどりみどりだったろじうらのすなっくのままさんみたいにさみしいにぎやかさ

ちょっと、小旅行。

むかしは美人で、
それだけで店も大繁盛して
恋人もよりどりみどりだった
路地裏のスナックの
ママさんみたいに
まばゆい時間の 小刻みにゆれる青さ
珊瑚礁を覗かせて萌える 艶やかな森の木々
哀しみも知らず どこまでも陽気にうかぶ島々
歓びにあふれる光
しろい砂浜と椰子の木と影
涼しげな風、
美しい女奴隷や ワインとチーズ 
いにしえの牧歌を口ずさむ碧緑の瞳の男娼たち
小指一本ほどの
 
   

『アミ小さな宇宙人』

て本があるらしい。

実際読んだわけではなく、
(ちなみに現在廃刊とのことです)
YouTubeのちょっとイカれてる(?)解説
のを、みて知った。
内容は、スゲー『愛』みたい。

もう、なんとも説明しようがないので、
その動画みてくださいというし�
 

太陽はいつも

泣きたくて

それをかくすために

明るく笑ってるんだ

って

知ってた?


それでもかくしきれない

悲しみや切なさが

白い雲になって

それでも癒されない

辛さや傷のあとが

灰色の雲になって


そして

ポツリポツリと落ちる涙が

雨なんだ

って
一歳半になる娘が
どんどん人間になっていく
言葉を理解し人格を備えていく
この発達を前にして
私は一人慄然とする
生命の恐怖というか
我々人間の仲間としての闖入者
この恐るべき存在に
我々の聖域はどんどん侵されていく
自由に運動し自由に思考する
娘がその自由を獲得して�
冬の朝の荘厳な空気
凛とした張りつめた冬の気が
壁を隔てた部屋に座っている
私の身体の皮膚まで
突き刺すように浸透してくる

それでも
感情と思考の振幅は
動くことを止めない
揺れ動く

そして
時間は
途切れることなく
流れ続けてゆく

神は
人間である私の
この刹那を
無限�
トイレにいったついでに
(勿論、手は洗ったよ)
台所によって
今朝から水に漬けてある電気釜の内釜に
こびりついたもち米を爪でかき取って
石鹸で洗ってから温水で洗い流す
倦怠感が増してきたので
そこまでにして一旦、部屋に戻って
タバコに火をつけて一服する

倦怠感も極度になると
沈黙は 私と 世界を 巨大化する

また あるときは

私と 世界を 縮小する

私の沈黙と 世界の 静寂の中で

私は 私の 巨大な手に 驚く

眼前の 私の沈黙と 世界の 静寂の中で 

視力と視野だけとなった 自我と

眼前に見える 巨大化した 手だけになった 自己�
今宵、だれと
どこへゆくのかを考える

嘘みたいに
車で走ってる高速道路で聴こえる
秋の虫たちの歌声

高速を走ってる
車の中まで聴こえて来るって、

なんかそれって
音量てきには
騒音なんじゃないか?

しんみり鳴くとは
だれも云ってないかな

けっこう田舎の道を走ってる�
病んでる 過去に さよなら 書くには

どんな ペンが いいのだろう

どんな いろの インクが いいのだろう

わたしは 今日も 窓辺で 考える

今日は いい日に したいと 考える

ほがらかな 言葉を 書こう

お日様の ような 暖かい

言葉を 書こう

老いや 病�
 
 紙巻タバコのシケモクと電子タバコを交互に吸っている。
 電子タバコに切り替えてから一年も経たないのに電子タバコの吸引器を三回も買い替えた。発煙コイルが焼き切れる前に吸引器本体の電池がダメになってしまうからだ。
 電気クラゲ(ハーマン・カードンのPCスピーカー)から�
思い出すから
記憶なんだろう

過去の記録がヒトの脳内に蓄積される
その大半は埋もれたまま埃を被るに違いない

過去の痛い記録を

忘れる事によって人は安らぎすくわれるのだろう

貧乏に生まれ貧乏に育ち
自立して社会人になっても稼ぎが悪い

貧乏の土壌から脱出できないまま
空には
巨大なシャワーが隠されている

時々
それで
汚れた雲を掃除する


今日は
特別に
雲が汚れているみたいだ
生まれて今日まで
濃厚なキスさせて貰った記憶ない

どうせさせて頂けるなら濃厚がいいからさ

でも
キスって、させて貰うんじゃなくて
奪い取るもんなのかな

俺って軟弱な意思の
意気地無しだから

強引なキスなんてできないですから

生まれて今日まで濃厚なキスしたことないのに
ごきぶりをみて
にげだして なきだした きみ

きっと いまの きみに

「せかいで いちばん こわいものは なに」

と きいたら

「ごきぶり!」


まよわず こたえるだろう

わたしも きみくらいのころ そうだった


それから だいぶん としをとって
まもる ものが�
*エロス

熱い唇が夜に溶ける
重ねた皮膚は
殻のないぬめやかな二枚貝

弄ばれた魂が
半周遅れの月影に
しろい波濤を刻んでいる

脱ぎ捨てられた衣に
まだ残る体温が
生温い喘ぎの風となるとき
あなたへの想いは
サテュロスの半身を
しずかに抱擁する


*憧憬

おはよう空
かつ�
真冬の朝
道を歩いていると
飛べなくなった小鳥を目にすることがある
数年に一度
いつも忘れた頃だ
そっと捕まえ
コートの内ポケットへ忍ばせる
少しおくと
飛べるようになって
やわらかくあたたかい
それは手の中から去って往く
いま足元に一羽のヤマガラが
尾羽に糞をこびり付けた�
身についたものは
とっさに出てしまう
顔に 身なりに 行動に

身につけるということは難しく
人は生涯
良いにつけ 悪いにつけ
身についてしまったものに
支配される

この歳になって
新たに身につけるということは難しく
観念的な武装をするほか
他に手がないような気がする

「�
奇麗な言葉が見つかりません
並べ立てて綴れません
私は内容のない人間なのでしょうか
私は生きて来たのです
ここまで歩んで来たのです
言葉で表現しようとすると
拙い言葉が浮かぶばかりです
私は内容のない人間なのかも知れません
だから気分のいい時だけ奇麗な言葉を捕まえ
表現す�
お帰りなさい
この安らぎの地に

ここには君のお母さんも
お父さんも
夭折した妹さん
弟さんも
健やかに暮らしています

貴方は死者になった訳じゃありません
現実と空の果てを往復できるだけなのです

この頃冷え込んできたせいか
貴方は温かな物を食べ
お酒を呑みますね
その夢の�
足音が聞こえる

とても生気のない
ただ歩いている
そんな足音が聞こえる

なんのためにあるき続けているのだろうか

それはきっと前へ進むため
そこに佇んではいられないから
休んでなどいられないから

行きたいところがあるわけでもなく
したいことがあるのでもないけれど
それで
詩を紡ぐこと

それはあの景色を もう一度見ること

詩を紡ぐこと

それは あの人にまた 会うこと


言葉でもって


文字でもって




詩を紡げ

記憶も 感情も

全て言葉にして

詩を紡げ

思い出も 気持ちも

文字に換えるんだ



詩を紡げば

世界も見えてくる

詩を紡げ�
じりじりと西陽を受けて
眩暈を感じたぼくは
電車に飛び込み
死んでしまおうかという衝動にかられた

全てを捨てたなら楽になれるのだ

鰻を食べて満足そうな妻の横顔を見たら
涙が滲んできた
電車がゆっくりと進入してくる

どうしよう…

飛び込むか
留まるか…
指先が震え
眼が�
ひだかたけしさんがポイントを入れずにコメントしたリスト(209)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
高架鉄道リリー自由詩6+*23-4-3
少女ひとりよるもと自由詩4+*23-3-31
複雑ですこしごえ自由詩2+*23-3-30
2023年3月30日_木曜日_旦那イコール睡眠と言えようルルカ俳句2+*23-3-30
擬態リィ自由詩1+*23-3-29
不気味さの正体アラガイ ...自由詩9+*23-3-29
感謝の小旅行秋葉竹自由詩2+23-3-25
私の名は、スタヴローギン!_(2023年改訂版)__atsuchan69自由詩3+*23-3-10
世界を滅ぼす愛秋葉竹自由詩0+23-2-26
眩しかったのさ秋葉竹自由詩0+23-2-7
恐怖葉leaf自由詩2+23-1-15
「冬の朝の荘厳な空気」ジム・プ ...自由詩2+*22-12-13
「待っていた天恵」ジム・プ ...自由詩3+*22-12-2
存在は_その恐るべき_姿を_剝き出しにしてるダンテ  ...自由詩0+22-11-13
いつか、いつか、しあわせに。秋葉竹自由詩0+22-11-5
なんにも_もう_こだわるまいダンテ  ...自由詩1+22-11-3
「五月六日、雑記」ジム・プ ...散文(批評 ...3+*22-5-6
不安な演奏こたきひ ...自由詩3+21-1-19
土砂降り風の化身自由詩0+20-4-13
濃厚な口吸いこたきひ ...自由詩4+20-3-20
ごきぶり巴(とも ...自由詩5+*17-5-31
エロスと憧憬白島真自由詩10+*17-5-13
いのちさめるただのみ ...自由詩13+*17-1-28
かたち星丘涙自由詩2+*17-1-19
星丘涙自由詩1+*16-12-26
死神レタス自由詩1+*16-12-2
向かう先は坂本瞳子自由詩1+*16-12-1
詩を紡ぐ黙考する ...自由詩0+*16-7-26
ホームにてレタス自由詩1+16-7-3

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