人里離れた木の家で
タイプライターで小説を書いていたい

静かに、小さく、ひとりで



忘れられたピンボール・マシン
白黒写真にだけ残ってる
白骨化した遺体みたいに

静か、私はここにいる
ヘッドホンの中に

ヘッドホンは、最強の武器
異世界への、頁

退屈していたい
散り�
 「すみません。ちょっと、すみません。」
 耳にした 男の声

 近所の『なぎさ公園』
 夜空にそびえ建つ高層ホテル
 側に 野外劇場の石が組まれた広場
 置かれてある公衆便所の灯りだけが
 やたら明るい

 その前を通り過ぎようとした時
 はたと止まる 湖畔でウォーキン�
○「おばあちゃん」
お盆に帰省した5歳の孫娘が僕の妹にいったそうな
「おばあちゃんはえらいね
あさはやくからよるおそくまで
みんなのためにはたらいているね」
僕はそれを聞いて
亡くなった母を思い出した

○「鉄は熱いうちに打て」
若い時の努力は
年老いてからの努力よりも
何�
できたことができなくなるのは悲しい
できるはずだったことができないのは悔しい

老いとはできなくなっていくこと
若いとはできるようになっていくこと

迷惑電話が異国から
その国を貶すは下、国宛てに着拒するのは上

よきロゴが改悪
嘆く歌を詠むのは情、パッチを当てるのは僕

水浸しの草原に黒い鳥たちがいる
どこまでも濡れた大地に星が映っていた
シマウマに乗って宇宙へ行く
果てしなく遠い、天地の境を行けば
そこに揺らめく虚空の入口がある
朝が来れば揺らめきは消えてしまうから
夜にしか宇宙へ旅立てなかった

いつしか赤い砂の星にいた
転がる草と木�
  ・{引用
            ⚪︎}
   波音 のない夜の海の
   靴底の湿りけ。
   波の 、{ルビ音=ね}に

{引用=
    𝘹 }
{引用=なにも 想うことは 出来なかった
けれども こうして 立ち尽くして
夢の、帳を見ていた。}
{引用= ____________
 
 昼間は 陽射しにためらって
 雑木林の奥に潜んでいる
 秋が
 しのび足で 
 次第に満ちて来る夜

 軒ばの低い 村の細道
 懐中電灯をてらして歩くと
 いやに星がきれい

 灯を消して仰ぐと
 生命が ふと重たくて
 ひそかに 胸のうち深く
 響く 虫の音

 まるで�
宇宙のどこかで超新星が爆発している頃
ぼくは縁側で爪を切っている
我々という混沌を気にもせず
おはようございますと近所を装う
猫が欲しい 人も欲しい お金も欲しい
そろそろ寝ますか
それとももう一杯飲みますか
満天の星々を月と雲がそっと隠す
どうしたらいいのでしょう
寿命�
僕が寝ている
始終寝ている
するとどうなる

傍が働く意欲をなくす

僕が飲んでる
終始飲んでる
するとどうなる

女が自暴自棄になる

惚れた男がこのざまで
どうして病まずにおれようか

こうして少子高齢化社会は到来し
もう回復の望みもない

Oh バタフライエフェクト
というに
氷の季節には回虫も動きを止めていた
突然太陽が暴れだしたのでリンコ/僕は逆らうことを諦めた

ゆるせないのは涼しい顔をして腹の虫を肥らせていること
弱虫と見せかけて強い者には抵抗し、さらに弱い者を攻撃するからだ
                           顔�
心なしか連鎖反応の悟り

変容した脳を内包する生命体を眺める

愛らしくなく 続く気もせず

これが涙の終わりかと

ただ呆然とする

私の愛した水や空気や空は

犯されてしまったみたいだ

虚しさがこみあげて

幼稚になった自分に気付いた

無気力でばからしく

あとは目を閉じ
僕らはもっと怒っていいとあった
そうだよね
死者数半端ないもんね

ところが怒った先が
ファミレスの姉さんだったりする
なぜなのか

当たり前でしょ!
強い相手に怒れる?
とのことだった

こうしてもう去勢済みの
僕らの行き先は
大丈夫

SNS上では虎のように
指先一つで怒りを発
 心の 跳ねとぶような白

 に、目を見張る

 花は幻の様で すみとおり

 もう萎んでしまう朝


 銀夜に 開き

 香り咲いた一輪のナイトクイーン

  純真さが迫る

  希望が迫る

  素直に胸にしみいってきて

 そして

 何もないからか

 何処へ 行くのでしょ
iqが20違うと
会話が成立しないそうな
高い方が病気扱いですな

おまえには難解でわからないだろ
誰もわからなければ
病気扱いですな

なんかいー感じ
を大事にしてもらいたい
作品鑑賞

何回ーでも見たい
いい映画
健忘症発症

病、止まない雨はない
というが本当ですか
心はいつも
 小学二年生ぐらいかな?
 道幅いっぱい 横並ぶ
 かしましい女の子らの
 背後にピッタリくっ付き
 駅へ向かう

 なんだろう?
 ラップかな? 
 彼女達の口から繰り返し
 飛びだす言葉
 「無敵のバナナ。」

 歌詞ではないのか?
 リズミカルに節のついた
 「無、敵の
作業をしていると
体温があがる
汗がどんどんでる
それでもあがる

水道で
手のひらを流す
肘から先も流す
蛇口の下に突っ込んで頭も流す

身体の中には
確かに血が巡っていて
身体全体が冷えてく

頭を流しながらじっとする
巡っている
巡っている
感じる身体の中

頭の中も冷め�
夏の水の力を借りて
包丁を研ぐ
冷たい石の周りで
世界は沸騰し騒騒しい
蝉は
悲しみを
果てまで
追い詰めて鳴く

時折
人差し指で
刃に触れて確かめる
すり減りながら
鈍色に光る
わたしの刃を確かめてみる
この切っ先を
これも運命 天の自由
そうか
そうだ
あなたを思う時も
あなたを思わない時も


これも運命 天の自由
悪は悪か
善は善か
それでも
この命に従う


繰り返すのは
命だから
繰り返されない
命一つ
あなたと会う


蜩(ひぐらし)の歌声に
青くなるこころの
ここの魂という命は
夕�
我は燃え盛る火の玉
より良い人生を送りたいという願望の権化

願望が強いほど 不安や緊張は大きくなるが
それらをいじくらず あるがままに感じつつ
突き動かされるように 努力前進
怠けることが出来ないのは 生来の気質

あの人のように呑気になれたらという発想は
知恵によるも�
後悔しても
後悔を味わう

未来の今に
今を生きるために


その人のその時を
私が生きることは出来ないので
私は私の今を生きる
誰のものでもない
私の人生を生きる


「知る者は言わず
言う者は知らず」
と知る者が言っていた。
でもそれは本当だろうか
私は知らない者だ


さ�
 髪を上げてみよう
 唇に紅をひき
 新しい上衣を着て
 お茶を飲みにゆこう

 ポケットには何も
 入っていないから
 冷たい掌つっこんで
 香り高い紅茶を飲みにゆこう

 新しい上衣の匂いをかいで
 紅茶の色をみつめてみよう

 繁華街の路の筋入ると
 外装のレトロな
未だ血圧の上がりきらない朝
乳白色の靄がかかった意識の西側から
コーヒーの香りが流れ込んでくる

オールを失くしたボートさながら
廊下をゆうらりと彷徨いながら
食卓のほとりに流れ着く

ベーコンエッグ
バタートースト
少し苦めのマーマレード
さりげなく置かれた一輪挿しの小�
 変な 顔の子だった 
 くしゃみをした犬の子の様だと人が笑った

 その子が 二十歳をすぎて
 段々と美しくなって来た

 笑う時、口許に愛嬌がある
 と人が言った
 いや 目もとが優しい
 とも言った

 くしゃみをした犬の面影は残っているのに

 二十歳をすぎて

 急�
世界は僕を賛美する
僕は真っ白な天使ゆえ
人の道の頂点にいる

なのになぜだか
世界は僕を蹴落として独りにする
まるで僕は薄暗い日の当たらない所にいる
人の道の最下層にいる

人はみんな僕を愛してくれる
なのになぜだか
人はみんな僕を無視し不愉快な顔をする

みんな夢の中で�
 その日は夕方までに出張先を二箇所回る予定だった
 庁舎の駐車場を出発した公用車のバン
 
 走る 湖岸道路から
 雪化粧した比叡の山陵が見えて
 ハンドル握る主幹へ助手席の私はたずねる

 どうしますか?
 そうやな。
 わたし、アソコがいいかなぁ。
 アソコか。
 午�
浮かぶ言葉は
「死ねばいい」
そんな発語は
安易すぎるとは思うけど

死ねばいい
死ねばいい
って自分
自己同一性なんか
死ねばいい

自分の中の
他人消えて
他人のような
自分消えて
間歇的にやってくる
まぼろし消えて

そして
死ねばいい
が浮かばなくなれば
何かから
少し�
嫌ならいなくなればいいし
誰かに言わずにすぐに去ればいい
そうしないのは十中八九、止めてほしいからだ

批判すらする価値のないものがこの世には数多あって
御多分に洩れず自分はそんなもので
日々の努力以前に 日々の生活でキャパオーバーの人罪だ

それでもゴミのようなら駄作を
好みの女優の舞台の相方を見て
美男過ぎて僕の入る余地はないと思う
終了

学校での校則から叩き込まれるのは
重要なのは地頭ではなく
理不尽でも従わねばならぬルールなのだ
ということを知るだけ

そして僕らはマシーンになる
バイト先で、職場で
しかし接客マシーンとは世を忍ぶ仮
孤独を分かち合う
人はいる?

私にはいない

抱きしめてくれる腕も
名前を呼んでくれる人もいない

孤独とともに
いるしかなかった

あの頃
 糸杉に ゴッホは何を見たか
 古めかしい中世の かびの匂いを見たのか、
 裏切って去った恋人に
 報復しようとする女の歯ぎしりを見つけたのか、
 
 糸杉の先端の望む所
 何となく にごった血の色を見る

 白々とした火山地帯の農村の真昼に
 ヘラヘラ 笑い続ける狂人�
ひだかたけしさんがポイントを入れずにコメントしたリスト(215)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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独り言8.29ホカチャ ...自由詩2+*23-8-29
塩梅りゅうさ ...自由詩1+*23-8-29
シマウマに乗って宇宙へ行くatsuchan69自由詩12+*23-8-26
夜、[草稿]ryinx自由詩12+*23-8-24
虫の音リリー自由詩4+*23-8-23
外でも内でもなく空丸自由詩11+23-8-22
蝶の眩暈りゅうさ ...自由詩0+*23-8-20
イカリンコのうたアラガイ ...自由詩9+*23-8-18
tiny_fructify最北端自由詩1+23-8-16
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