今日もまたあなたを傷つけた

心のか弱さにくらべても

言葉はなんて

不自由なんだろう?




お終いまで好きでいられたのは

あの日の雪がやさしい牡丹雪だったから

少し離れたところに立つ

純粋に樹氷の美しさをみながら

あなたはその目いっぱいに涙浮かべて

 昔 暗い電柱の蔭に
 鮮やかな口紅を咲かせていた女と
 細くしまった腰をもった男との
 悲しい抱擁を見た時
 思わず浮かび出た詩は
 美しかったけれど

 月が厳しい弧を描く
 夏の浜辺
 波の響きに惹き込まれていく
 女の歌声はハスキーヴォイス
 潮風になびく赤い髪が
7 いいいいいいいいいいい!
8 いいいいーーーーー
9 いいいいいーーーーー!
10 い
11 い
12 あぁ

13 うぇあ!
14 ぎゅぇあ
15 ぎゅえあ

18 
19

22あああああああああああああああ!

25 はは
26ははは
27はははは
28 ああーーーーああ
感情は初めから歪んでいた、自分以外の誰かと居ると誤差ばかりが目についた、おそらくは幼いころから、欲しいものははっきりしていた、でもそれをどんな風に話せばいいのかわからなかったから詩を書くようになった、欲しいものははっきりしていた、おそらくは生まれてすぐに死線に手を� 渓谷の明日は晴れのち曇り
毎週土曜日は4700尾のヤマメと720尾のイワナが放流される

梅雨の中の貴重な天気で釣り人が我も我もと集まって
養殖の魚は警戒心に疎くて入れ食いになる
週末だけで殆ど釣られてしまう
野生に戻るのは僅かだけだ

数を釣りたいわけじゃない
深い緑に�
 

風が吹く
青葉の音を聴く白昼
眩しさに負け目を瞑りつつ



海峡へ
飛ぶ蝶々が群れ舞って
螺旋の時間がぐるぐる回って



メロメロに
なりたい夜は懐かしい
街へ帰って馬鹿してみないか



坂道を
ブレーキ壊れた自転車で
大声あげて駆け抜けた夏



砂浜に
もう死のうか
1 歩いていった

ある台風の日、灯台が根本から消失した。台風が原因だと思われた。怪獣映画の冒頭のようだという者もあった。人々はそれなりに天の災いを恐れた。しかし誰も真実を知らぬ。灯台は歩いていったのだ。ひとりで。荒れる海へ。自分の友が呼ぶ海へ。やがて友と戻ってくるだ�
思い通りを歩けない

思い通りにならない事ばかり

身体が思い通りにならなくて

心が前に歩けない

思い通りにならなくて

気持ちが

苛ついて

ストレスが繁殖する

思い通りに行かない事ばかり
瞼の裏側で眠りの松明が燃え盛る
タップを踏む睡魔が天然色の幻へと誘う
大地を俯瞰すれば麒麟の群れが走り
文明は密林のように摩天楼を生やした

水曜日の波が大通りへと押し寄せる
チョビ髭を歪ませて逃げるチャップリン、
覆面姿のフェアバンクスが馬を駈る
津波に乗るのは、マット
調子こく 調子こく
でも間違えんな

お前な、それ最高に幸せなんど
なめんなや

調子こく 調子こく
でも間違えんな

調子こく場面でありながらも
なんとか
調子こかない面も見ろ

有頂天 有頂天
勘違いしたら真っ逆さま

有頂天 有頂天
調子こいても見極めるとこ見極めろ

お�
最悪も知らず受け入れ日々暮らすそれが生まれる生きていること 今 一生のことは
分からない
次の瞬間か
十年後か だから
今を大事にしたいな
甘い甘い部屋の中。
遠い遠い、森の外れで、石鹸水のような
雨を浴びていたこと。
今はただ黒いキーボードをタイピングする
指先以外何にも感じない。

静かな静かな、まるで沈黙のような声を聴く。
空のリボンが僕を呼ぶ。
「チャンスはあるんだよ」と言う声がそれに続く。

……
この世のすべての生き物は
みな いずれ食べられる
食べられることなく死んだとしても
屍体は大地に食べられ
また なにかの食べ物へと姿をかえる
もし 食べることをこばんでも
おのれがおのれを喰いつくす
生き物は食べられる存在
食べられることによって
宇宙を循環させる
街に隠れた風を探して
暑過ぎる空の名はブルー
コカ・コーラの看板の前で
昔好きだった子を思い出す

エジプトから来たパフォーマーが
ピラミッドの精霊を真似ている元ダイエーの廃ビル
僕は百円玉を投げて
彼の労力を称賛する

鳩たちが気前のいい誰かを探している
カラオケ屋のビジ
その時その時に
一つ一つを
していくだけだ。
目をつむり
感謝をする
この前は
その家族とちょっと
ケンカしてヤケになったの
でもすぐに仲直りしたよ
ごめんなさい



家族の
お一人
お一人が
ありがたい存在です
ありがとうさま
桜の花びらがはらはらと散るやうに
今日も命尽きた人人が五万とゐる。
それは至極自然な事で、
春の、或るひは生の宴の後の寂しさは
一陣の風と共に桜の散った花びらが渦巻く底へと沈み込む。
さうして地面の黒子が花びらの安楽の地となる。
はらはらさらさらと散った花びらは
そのこ�
生きているだけでつらいなら

針の筵の日々ならば

人生自体が無駄ならば

それでも世界は回るから


悲しいだけの日々だから

苦しいだけの日々だから

痛いだけの日々だから

それでも世界は回るから


チャイティー・ラテ 氷抜きで

ミルク増やさないで その濃さのままで

いろいろあって
今がある
いろいろと私は
つながっている
今がありがたい
忘れるなよ
お前が深淵を見つめている時
深淵もまたお前を見つめている
恐れるなよ
時代の闇に飲み込まれるとも
必ず私は生還すると
何の行列でしょう
いつからやってるのでしょうか
こんな時間だというのに

ずっと通りの向こうまで
途切れることなく
行列が続いていて

手に手に灯りを下げて
歌を歌ったり
泣いたり怒ったり

そのくせ辺りはしんとして
歩道に見物人が溢れていて
ざわめきはあっても
人の声は聴こ�
人と共に
失われていく
風習
しかし 人のこころは
今もここにある



首無し地蔵の
赤い布
赤には
魔除けなどの
意味がある



村を
見守る
首無し地蔵を
守る人が居る
お互いさまね
おピンク色に恥じらう
シャイな豚のこころはよう、
塩で揉んでヌメリを洗って
筋を剥がして切って、刻んで
ニンニク醤油にしばらく浸けて
ちゃーんと竹串に刺してだあ、
骨董モンの長火鉢でよォ、
じっくりじっくりと焼くんでぇ

生ジョッキ片手に
涎をたらたら垂らしてよ
こんがり焼
アーリマンよ勝者たれ
泡沫の美酒に酔うがよい
私たち日本人は敗者で良い
しかし勝者たるアーリマンよ
汝らはゾドムとゴモラの民と共に
私たち敗者が築く世界
弱きものが手をとりあう世界の
一員に帰属させてくれと
涙をながらに哀願することになるだろう
バベルの塔をいくら築く�
春雨に
沈む
残雪
さようなら
雪よ
仕事して
お金を稼ぐ

仕事終われば
真っ直ぐに家に帰る

途中コンビニの前を通る


駐車場に入れて
停める事もない

夕暮れは寂しい

空は
暗くなる

仕事してお金稼ぐ

何の為に
稼ぐかは
解らない
訳はない

稼がせて貰わないと
生活出来ないから

夕暮れは寂しい

空は暗
グラスを傾け
独り歌う子守歌
母が教えてくれたあの歌を
酔えば 酔うほどに想い出す
あれほど美しいものはなかった

こんなオレでもあの歌は忘れない

酔ってこそ普段は語れない物語がある
酔ってこそ人の優しさが解る時がある
酔ってこそ本当の自分が吐き出される
酔ってこそ眠れる
 瀬田川に架かる鉄橋に軋む音
 光の帯は今を、過ぎた
 
 引っ越し祝いで友人宅を訪問した帰り
 瀬田唐橋の欄干から眺める
 そこに 拡がるものは

 時の流れすら呑み込んでしまいそうな
 濃藍の川面
 波は無く
 岸の夜景も鏡像かもしれない
 この先に、湖はあるのか?
 
今日はオマエが氷壁から滑落して30年
オレは毎年この日に伽羅を焚いている
何故もっとオマエを止めなかったのか
記録を求めて命を賭けるのが解らない
あの酒席でもっと叩きのめしておけば
毎年この日を忘れる事ができないのだ
あぁ… 今頃オマエは何処にいるのか
銀河の果ての果てまで
ひだかたけしさんがポイントを入れずにコメントしたリスト(209)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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walk_awayホロウ・ ...自由詩3+*24-4-30
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