しずまりしずんで
またうきあがり
あがきあらぶり
いつのまにか
ふゆうし
すごしこえて
しずまる
あなたの
おだやかな
おももち
なにもかも
のりこえてきた
こくいんの

 ....
水たまりに水紋が

リズミカルに打ち鳴らす

雨がしとしと静けさを呼ぶ

子どもの公園

ブランコもすべり台も

手持ちぶさた

砂場のお山も

半分になりおまんじゅう ....
少女の家の浴槽の中でこれは夢だ、と判った。

僕を肩まで沈めるお湯はその面のすべてから苺の安っぽいにおいを放っていた(たぶん入浴剤の成分だ) 僕はこの少女の家の構造の対称性を想ってすべてが まさに ....
いらぬいらぬいらぬいらぬ
宮刑に処して{ルビ呉=く}れ
僕は四年間詩を綴る
珪藻の家、球は白濁し
粘弾質の液体を溜め込んでいる

不快人間だろう
神経毒で退治して呉れ
僕は{ルビ先=ま ....
 → 矛盾の坩堝

 - 「否定しない」
 - 「人種の坩堝」
  道端に少女
 - 個人ではなく
 - その姿。

 - 重すぎる。
 - ログが残ること。
 - すべての修学旅 ....
ただの消費者から
表現者になろうなんて
俺にはおこがましいかな
いやと言える実力が欲しい
地下から出てきて陽の光を浴びる

詩は他の創作に比べたら
やりやすい創作
だから俺みたいなのも ....
私はひとりで生きていくのが相応しい人間だと
ようく解りました
美しく詩いたかったのだけれど
なみだで文字が見えません

睡眠薬をのんで(ODでも自殺でもありませんよ。苦笑)
しばらく眠りま ....
ビル・エヴァンスの

あなたと夜と音楽とが

鳴っている

タイト目の録音だ

仕事に行くときに

車の中で缶コーヒーを飲みながら

いつも聴いていた曲だ

こいつを聞いて ....
なんだろうなぁ
この感情は

分析すると

遠慮
気後れ
申し訳ない
いたたまれない
もっと役に立ちたい
もっと会いたい

帰り道はいつも

なぜか

幸せな気持ち ....
長く働きたいって言ってたのに
突然辞めるなんて
どうしたんだろう
尋ねても
「色々あって」
理由はわからない
何が起こるかわからない
ぼくの右腕
ポロリと落ちた

ぼくの代わりはい ....
晴れていようが
雨でいようが
待合室の様なこの扉を開ける

向かう宛てがあっても
向かう宛てがなくても
コンパスは扉の外を指している

セリフもない
ストーリーもない
そんなス ....
「秋、遅い」云ったってあたしゃ知らないよ、まる子みたいに横向きくちぶえ サーベルタイガーとの死闘


 シーカゲ(カイゼル)は手持ちのクレジットを使って、再整備された一人乗りのイオノクラフトを手に入れた。これはガーゴイルに依頼して手に入れたモノだ。ガーゴイルとの関 ....
1度だけ
私を愛でて下さい
こころが開いた今
美しい私の肢体を
愛撫して下さい
セックスを望んでいるのではありません
あなたの手のひらが
あなたの口唇が
どれほど優しいのか
あるいは ....
あなたが死んだその日から
あなたがずっとそばにいる
あなたが生きたあの日々は
わたしの記憶の外にいるのに





あなたが死んだその日から
世界は少し嘘っぽい
あなたが夢に顔を ....
黄金の山羊
瞳がこぼれ落ちて
資本主義の留め具になる
ぱ、ぱ、ぱ、ぱらいや
桃の果肉が歯にからまり
白骨体の背骨を舐める
烏骨鶏の朝
寺の水たまりに映る小学生
跳ねる、跳ねる、跳ねる
 ....
時の留まる瞬間の開け
ゆっくりと飛び込み
沈んでは深く深く
舞い上がり高く高く
拡がり抉り尚も拡がり

鋼の意識を保ったまま
ほらっ、

昇る月の真ん丸へと満ち充ちて
黄白く微笑み ....
私はいつも
世界と向き合うと
身構えてしまい
端から太刀打ちできないと
首をすぼめていたけれど
今の若い人達は
臆することなく
自分の生活の延長線上で
世界を捉えているのではないか
 ....
照明を落とし、

真っ黒なブラックホールに

目を閉じ

静寂な部屋で

ゆっくりと静かに

息を吸っては、吐く

体内の何ものかが抜けていく

外の気配と

内の ....
私の
この闇は
深い
宙に照らされて
いつまでも静か



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
せん風機と
みんみんぜみと
こおろぎが
同居している
夏と秋のさかいめに



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
ようやくの雨よそのままこの傷に秋を運んできてはくれぬか 午前3時
静けさの中
静かに目覚める
これからどうすれば
自分を変えてゆけるだろう

ネット上をどんなに検索しても
その答えはないよ
考えながら朝を迎えた
少しも眠くない

どこ ....
我々は
煮ても焼いても食えない隣人に
面した時に
どうするかを
問われているのだ

見てください
ブルース・リーの
敵を屠った後の表情
切なさ悲しさ
そんなことはできない

愛 ....
自由に呪われている。とサルトルは言った。

ピンポン、
親分に食わせてもらってる以上親分の言うことには逆らえない。
 ~おまえ、死海の海を渡れ! と言われれば行くしかない。
死海行って来 ....
乾いていて冷たいそれを
おれは か細いからだに縫っている
目や耳や口すら覆っている
輝いたことなど一つもないが
揺れ動かず しんとしていて
煮詰めて固めたざらめのよう
黒々してて 鈍重で
 ....
たんたたたたんたん、たんたたたたんたん
聴こえるか
たんたたたたをたん、たんたたなたんたん
聴こえる
聞こえない
たんたんは死を表すってあのエイリアンが言ってた
あのエイリアン野郎は簡単だ ....
トーテムポールで隊列行進
宇宙バルーンが吹っ飛び
目ん玉に空の切れはし
鏡を割る
いけない子だと鵲が水浴び
西成の醸造アルコールで
ラジオがシャットダウン
ブスの破壊力をブラックホールが ....
日々の一

 絨毯に鍬形虫の脚ひとつ

 待ち人や蝿打ひとつ納屋の底

 冷房をかき分けて寝る三歳児

 子午線をくぐれ蚊遣火黙々と

 汗拭きてすわ首筋の揚羽蝶


水の二 ....
思いのこすことは無い
思いのこすことは無いが
このままでは
むなしい 空虚だ
と感じる一方で、私は
恵まれているんだ
とも思うのであった。なので、
まだその時ではない、と思いとどまるので ....
文書リスト
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
葬送&NewYouひだかたけし自由詩5*25/9/11 19:46
雨の児童公園多賀良ヒカル自由詩325/9/11 19:26
矢張り僕は宦官になりたい森 真察人自由詩225/9/11 18:34
僕は宦官になりたい自由詩125/9/11 18:26
散文2(8月wc散文(批評 ...3*25/9/11 17:43
Walking On Sunshinef自由詩225/9/11 17:32
閉じるりつ散文(批評 ...2*25/9/11 16:20
「氷入りのグラスの水割りを君の顔に」ジム・プリマ...自由詩2*25/9/11 16:20
子心花野誉自由詩13*25/9/11 12:56
青天の霹靂自由詩425/9/11 12:30
The Arena(アリーナ)自画自計自由詩225/9/11 8:02
はたけ、こころの短歌秋葉竹短歌325/9/11 7:50
銀河騎士隆盛記 壱 神の章 サーベルタイガーとの死闘 3~4ジム・プリマ...散文(批評 ...025/9/11 7:45
開くりつ自由詩1*25/9/11 7:43
あなたが死んだその日から自由詩725/9/10 22:33
日常の澱トビラ自由詩325/9/10 21:07
瞑目月下の瞬きひだかたけし自由詩625/9/10 20:18
若い人達に期待するしかないのではないか花形新次自由詩425/9/10 19:29
自由自在な時空間で遊ぶ多賀良ヒカル自由詩325/9/10 19:26
※五行歌「私の この闇は 深い」こしごえ自由詩2*25/9/10 15:56
※五行歌「夏と秋のさかいめに」自由詩6*25/9/10 15:54
ようやく夏も終わる秋葉竹短歌125/9/10 14:08
凛として朝自由詩5*25/9/10 13:00
ギスギスまったりりゅうさん自由詩3*25/9/10 12:18
自由にピン球?自由なんてあろうはずもない洗貝新散文(批評 ...5*25/9/10 10:05
うろこみぎめ ひだ...自由詩525/9/10 8:29
エイリアン降墨睨白島/...自由詩3*25/9/10 7:10
シュールレアリズムに関する持論 X(Twitter)より抜粋りつ散文(批評 ...5*25/9/10 0:09
郊外の熱射飯沼ふるい俳句2*25/9/9 22:16
たそがれ時こしごえ自由詩4*25/9/9 22:15

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