いい意味で
伏流水は川底を
映すのであろうか? 

その顔面を
嗤う筋筋を
自分は幽霊を見たことがない

父も出てこないし
母も今のところ出てくる気配がない

昔から死後の話は多い

哲学者だって哲学者として生まれ変る
事を信じていたようである

自分 ....
待ちかねていた
陽の射さない
真冬のバス停

一人 二人と
去り始め
待ちかねているのは
まっている私と
知らぬ間に
尾行してきた
黒い影

ちゃりん ちゃりん
鈴が鳴る ....
誰も寝ていない寝台の上に

まだ戒名の付いてない
母の骨箱を座らせる

ダウンロードしておいた
浪曲を流す

追い追いと涙が溢れる
ナンモナイデス(274)
タイトル カテゴリ Point 日付
綺麗な湧き水自由詩4*18/11/17 14:13
詩病なる自分自由詩6*18/11/6 21:29
錠前自由詩8*18/11/4 21:41
預けるまで自由詩11*18/10/24 12:55

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