うさぎが会いたくて
白い 白い
自分とおなじような
白い雪を降らせました
馬鹿なこどもは
白いうさぎに合うことが
できず泣きました
うさぎも泣きました
白い白い 雪と
赤い  ....
雲が波のごとく
制空に押し寄せてくる
この光景を
その窓から見たはずだ
きみよ
騙され屋の若き特攻隊員
南の海へ逝く
前に
わたし
78でヒットマンやりました
これも高齢化社会というものなのでしょうか
非社会人とはいえ
もう戻る組もありません
すこしはヒットしましたか
ひばりのように
朝からしゃけ弁当くわしよる
国会議員やったら幕の内弁当とちゃうんか
ほんま個人には冷たい国や
進行速度の遅い
乱気流は鈴鹿山脈を越え
大阪平野にフェーン現象を招き
一月の最高気温レコードとなった
毘盧遮那仏よ
立ち出でよ
吐息一風
悪政を焼き払え



 ....
「背側側頭窓」からチーズケーキがみえる。
その表面にはいくつものき孔があいている。
が、たべてもおいしいだけで、孔の味は発見できない。
古い毛布にくるまって
そのほのかなぬくもりの中へ落ちてゆく
ときおり失った言葉を見つけ直したりして
なんで毛布が言葉を覚えているんだろう
そういぶかっている自分に気が付くと
ディスプレイ ....
とにかくネットにいりびったって20年ほどにもなってしまいました。
HNもどれだけつくったのか、定かではありません。
「れたすたれす」っていうのが長かったみたいなんですけど、
「宗像現象」もけ ....
おそらく
この自然には同じといえる
事象はありません

天国と極楽が違うように

希望のシャロンに
輝く未来は到来しないように
深く森の闇の香りがします
行き過ぎてゆく人に言葉をかけたりします
つまらない世間話ですけれども
視線はいつも痛いものです
いくどもえぐられているような不安定な
でもそれが欺かれていた ....
正月が終わるころ、
いつとなく思うことがある。

母の島へいってみたい、
そう思う。

オレさえ生まれてこなければ、
兄と両親は、
幾度となく島に、
かえれていただろう…

 ....
小鳥についばまれた 肉は
果実の それであって
ついばまれずに 落下して
芽をいぶきだすのは そのたねである

ある彗星が太陽系外の別宇宙の存在者が
近々 太陽系内に飛来しつつある ....
回転台の壊れたヒーター
この部屋を暗室にしているカーテン

うまい嘘をつく季節風

渡すのか
渡すべきか

この使いきれない肉体を
その本質さえ死なぬ我が魂を
書き溜めたポエムを
彼女たちは読みっこ
恋もしたことないのに
恋のポエムをドキドキしながら
読みっこ

ハノイの広場にて


ソクラテスが恋人と語っている
胸の高鳴りを抑えなが ....
木立の間にはkたちがいて、
秋の陽のいっぽんの光線を見つめている。
アクビばかりしているけれど、
朝焼けだか、夕焼けだか、
それがわからない。
光線の中にはオレンジ色の微粒子が、
血球 ....
ながつづきしそうもない事をさじに拾っては、
数分の間、あれやこれや考えている。
白いからかさが回っている。
そでにはネズミが周っている。

  今生に産まれた甲斐がない。
  光ある処を求めなければ。

    雪の世に女が溶けてゆく。
    「それがなけ ....
ア、気息が冷たくなった。


夕空のコゲが美しい。

このダイダイの空腹。


迷子になった記憶はいつも鮮明。

まちがえ人が話しかける。

身内のだれかにするように・・・ ....
ドラえもんのシャツなんて着ちゃって
セワシなく早くも半世紀生きました

ドラえもんの連載開始は1969年
四次元ポケットで1968年にいけるでしょうか?

それはいけません
空想され ....
蜥蜴の紙の吹きさらし。
光見たもの消えうせて。
果たし果たされ闇の回。
ピーピー嗤う二頭の鳶。
台風の奴が過ぎ去っちまえば、
我が意識はまた、パソコンあさりを再演し始める。
母の一周忌が過ぎてからでいいと思うのだが。
6万ぐらいで、メモリーを16gbにしてとか、
hdは、1tでいいか ....
手をと、指をと、爪をと、

下弦の、琵琶の、定めの、

触れ合う、意識の、明証は、

我になく、汝にもなく、

流れゆく、雲にさへ、なく、

今しがた、潰した、蜘蛛の、
 ....
恋と愛はヒトツか――

コガレ コガサレ モヤサレテ

ヒトメ シッタガ ユエニ コロサレテ

ミハ シカバネ トカスモ

ココロハ コイ コイ ジゴクユキ

純粋な あまりに ....
秋が廻ってきた。
炊事をする兄の掌が楓になる。
母の一年忌ももうすぐ。
骨まで、
はがしてほしいのです。

偽りでもいい・・・
愛が知りたいのです。

ちぎれた月に、
照らされている間。

白い布で、
顔を覆われ、
私の細動が止まってしまう、
 ....
お供えの花を供えても、
同じことです。

強い風の日には。

同じ時間という、
事象はありません。

自分が周っていなくても、
地球は周っている。

白い塩をまきましょう。
 ....
手で計る
針二つをあわせたら
手首の傷にあわせたら
鈴の鳴く
辻の門に
風を捨てました
供養は茄子
特異点と言っても2045年ごろらしいけど
人工知能が人類の知能を凌駕しちゃうだろう
と言うある未来学者のこれって予言なのよね

その頃まで自分はまだ生きとるんかいな
お陀仏点に引っかかっ ....
愛する相手もいないくせに
フィロソフィアなんて
本が読みたくなる。

ページのはじめあたりには
著者のモノクロ写真が
あったりもしたりする

最初にあとがきを読む
人名索引を ....
初代ネットナビゲーターの某氏が亡くなったらしい。
高校野球・第三試合が終わった後のNHKニュースで知った。
投資家で大学教授・・・著書のタイトルは平成生まれウケを狙ってか、
「僕は君たちに武 ....
ナンモナイデス(274)
タイトル カテゴリ Point 日付
うさぎとこども自由詩5*20/2/8 21:02
紫電改自由詩2*20/2/3 21:20
ヒットマン自由詩1*20/2/3 21:18
冷たい弁当自由詩2*20/1/31 21:13
希求自由詩3*20/1/28 18:59
ヴェロキラプトル自由詩6*20/1/27 20:51
残された詩自由詩4*20/1/27 19:35
近頃の悪夢散文(批評 ...1*20/1/27 12:09
ストレリチアのストイケイア自由詩4*20/1/25 21:09
杳香自由詩7*20/1/10 19:35
自由詩10*20/1/5 19:05
プレゼント自由詩9*19/12/25 21:36
円環自由詩12*19/12/16 21:08
恋ごっこ自由詩3*19/11/20 21:04
kと言う生存者自由詩10*19/11/19 21:11
余った夜自由詩5+*19/11/15 21:09
性怪自由詩5*19/11/4 21:26
秋になると思い出す断片自由詩9*19/11/4 19:34
非同一自由詩4*19/10/30 19:45
手持ち首自由詩4*19/10/28 18:55
近況散文(批評 ...7*19/10/17 21:18
自由詩5*19/10/15 19:06
怪談 純粋経験自由詩5*19/10/9 19:34
令和元年の秋自由詩4*19/10/9 18:48
ハ・ガ・シ・テ・自由詩4*19/9/30 21:28
彼岸でもまた台風自由詩14*19/9/23 11:59
手計自由詩9*19/9/13 20:49
新しい未来自由詩3*19/9/10 12:01
間読書自由詩3*19/9/8 21:17
NHKニュース「パっと見」スクリプト散文(批評 ...2*19/8/16 18:47

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 
0.1sec.