「籠モル化」という言い方はまだ一般化していないが、ここでは詩の現場で見られる閉鎖的な相互評価の力学を指す仮称として用いる。語源は特定のグループに「籠もる」ことを強調した俗称で、少人数の内輪に作風や価値 .... ミャ~ゴミャ~ゴ~

養生訓なんぞない!

ニャ~ニャ~ニャ~

面倒だな!

ア~ハハ~ハア~

呼吸をゆったり、不覚だな!

シュワオン~シュワオン~

よくネテ! ....
いつも正しくいられる人は
一人もいないなら
間違いそうな時
止めてくれる人が必要だ

友達
こんな言葉好きじゃないけど
友達を作ろう

いつも笑っていられる人は
一人もいないなら
 ....
手探りに歩いている
何かやわらかなものに触れたような気がして
それは母の乳房だった
まだ若い母は哀しそうに娘を抱いていた
山積みにされた古い写真の中でも
あの一枚は記憶に眠っている
 ....
夕立雷鳴轟きて洗え!

醜さを怒るか天よ枯れた夏

叫べ!夕立。過剰な欲に

夕立やドラムビート打ち鳴らせ!

人生に似たる夕立畏れず貫く
うもれてしまって みたいな
水の中は暗くて 入れなくなるから
青褪めた月光そのものが
ぼくらの海の底になる

ただならぬ命が泳いでいる
やわらかく沈みながら
やさしく浮かびながら
空飛 ....
小さな悪意どころか大きな悪意がどんぶらこ
憐れだなあ {ルビ空=くう}

思い込む どこどこまでも思い込む 嘲笑われたと狭い窓



事実見ずひたすら偏る愚かさよ公平こそが平和のひかり
 ....
人柱法(抜粋)

公共施設は、百人収容単位につき一人の人柱を必要とする。
千人を超える公共施設に関しては、二百人収容単位につき
一人の人柱を必要とする。人柱には死刑囚をあてること。  ....
缶ビール片手に
火照った君と
まだ夏の匂いのする
宵の空気

今年もまた一緒に
思い出ひとつ増やす
提灯の灯りが照らす
うなじを見つめていると
不意に振り返る君

当たり前じゃな ....
遠く遠い
悲しみの起源で
生まれた
思いは現在に続き私の
一部を形作っている魂と。合掌

でもね
悲しみを
知っているからこそ
喜びが映えるんだ
とあの人は言ってくれた。合掌

 ....
ウフフ
私には権力者がついてるの
だから私を怒らさないほうがいいわよ

と彼女は言った

しかも二回。

あちらで、そちらで。

そう?だからなに?
私は答えた。
虎の威を借る ....
色眼鏡 曇り眼鏡

弱ぶってる者の言い分だけ
傷ついたと泣く者の言い分だけ
聴くんだね

色眼鏡 曇り眼鏡

私が傷ついてないとでも?
私が泣いてないとでも?
私が陰湿に仕返しされ ....
 小説の執筆に関しては、調子の良いことを書いていたが、実際の生活の方は散々だった。煙管煙草のやり過ぎで、少し動くと呼吸困難状態になって、スーパーで普通に買い物しただけで、ヒューヒューいいながら、小便を .... 夕刻、私の大切な床屋の店主が
営業を終えて鋏を研いでいる
今日は裏宿の常連が
髭を当てに来ただけだった
それでも夕陽の中
長年の日課として鋏を研ぐ

この夏最後の蝉が鳴き止み
 ....
 日の暮れ早い
 夕ご飯のテーブルに今夜は
 旅先で買った青い陶器の深皿を
 出してみる

 そこへ絹ごし豆腐を半丁のせたら
 白い孤島のようにみえて
 潮風と打ち寄せる波が茫漠とひ ....
わかるわよ
先生も若いころそうだった

などと言われると
ぞわぞわしたというのだ

領土に引きずり込まれる
ような気がして

そうでしょう
こっちゃこーの人間関係

凡人は無執 ....
{引用= グラフ化される こころのなか
 それは まるで心電図のよう

 きのうであったものが 季節の符号に置き換えられてゆく
  ひと、おしながされてゆく
 ぼくはしあわせでした
 遠い ....
いつまでも呼ぶ声に流れる涙
どこにでもいないけどどこかに必ずいるあなた
待っています 打ちつけた私の未来は 音が鳴る

気にもとめないで 日々を送れるようになり
ことりと失った夢は 失うため ....
どちらもこちらも仲良しごっこ
どんな詩にも

良いですねー
良いですねー
良いですねー

それは違うよ
ここは伝わらない

そんなことを言うヤツは
どこもかしこも出禁にされる
 ....

ふだん詩を書かない私は

小さく生きてきたからか

大きなこと言いたかった
 
詩を読み書きする必要もないほど

威張り散らして人影で冷や汗かいて

部屋でドラマをみて涙をながしたり

 ....
放射線の網の中で寝返りを打ってひとマスずれた世界へ落ちる、衣服の色がほんの少し違うとかそんなレベルの誤差、日頃から些細なズレを見つけながら生きてる俺にはそんなもの異世界とは思えない、特別することも .... やわらかな拍布が身体を包みこむ
賞味期限は 胎児の記憶と似ている

未読メッセージの夜は
すべると太っただけ
するするとすこし 
きらいなスロープが、
こぼれる。

マスク越しの吐息 ....
あの人はスマホ持ってんだっけ
いや、持ってないです
なら閉鎖しかないわな

じゃああの子はスマホ持ってる
持ってましたね
あそう、Xはやってんの?
してるみたいです
おー、なら外でいい ....
あたまからっぽ

たまたまから

こころがからっぽ

ころころだから

かんどうが起きない

かんかんどうどう!

睡るペンのうらみはなし

ぺんぺんぺん

紙の白 ....
押し込められたことば
もがき続け
外への憧れ持ちながら
口には大きな罰マークのついたマスク

よく見れば手足は頑丈なロープに縛られていた
伝えたいことがあっても決して伝わらず
ほんの僅か ....
宮沢賢治の齢を過ぎ
中原中也の齢を過ぎ
石川啄木の齢を過ぎ

それでもいいから生きている
オレはひとりの修羅なのか

ジャニジョプリンの齢を過ぎ
ジミーヘンドリックスの齢を過ぎ ....
幼い頃の古い写真を見ていた
写真の中に写るすべてが白くて黒くて
当時とはまったく違うものになってしまった
過去に遡るほど色褪せてく
記憶や記録は形が変わらない代わりに
色が1つずつ消える
 ....
芸術は死んだとは言わないで
芸術は出尽くしたとは言わないで

そう言っていた
あの人は
今何処に

幸福の死亡推定時刻
調べる暇も無く

試行錯誤する時間を
奪う悲劇の中へ

 ....
実家に帰ったとき
姪っ子が歌いながら近づいてきて
「おじさん『あーぱつあぱつ』って知ってる?」
と上から目線で尋ねてきた

私はおじさんではない

「もちろん知ってるよ」
とくいげに答 ....
   *

 屈辱の痼(しこ)りを解きほぐしてくれるような他者がいない。積年の悪夢、そして中年の危機がわたしを追いかけている。なんだって、そんなていたらくに墜ちてしまったのか。じぶんの手を汚してま ....
文書リスト
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩壇における「籠モル化」とは何か ― 閉鎖性がもたらす評価の ...atsuch...散文(批評 ...12+*25/9/8 19:24
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夕立りつ俳句4*25/9/8 17:57
青い夜をみたいなみぎめ ひだ...自由詩325/9/8 17:39
平らかりつ短歌2*25/9/8 13:58
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秋祭り自由詩825/9/8 12:54
夏を 失った 秋にこしごえ自由詩7*25/9/8 10:57
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誰も私に尋ねない。自由詩1*25/9/8 9:58
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裏宿たもつ自由詩8*25/9/8 6:58
冷奴リリー自由詩18*25/9/8 6:56
こっちゃこーりゅうさん自由詩3*25/9/8 6:34
9月の朝ryinx自由詩1525/9/8 5:46
聞こえないメロディーつむぎ自由詩4*25/9/8 1:34
良いですねーりつ自由詩3*25/9/8 1:17
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My Enemyホロウ・シカ...自由詩4*25/9/7 21:27
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へい させか いカッラー自由詩125/9/7 20:44
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あぱつにゃんしー自由詩425/9/7 15:01
夜でなく、夢でもない。中田満帆散文(批評 ...2+25/9/7 14:29

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