網目を伝ってやって来る
放火魔は蟻の行列みたいだ
あちらこちらで炎上してる
気づけば目の前に松明かざす奴がいる
怖がる前に
砂糖水をあげようか
甘い液体の味は
燃やす快感と似ているか ....
〈リピート、Endless〉
脳髄に細かく足踏みしながら
噛み砕く如く思考力動のステップ、
影踏み影踏まれ刻み込まれる木霊の
此処に至れば何れ全て識ることになると
瞑目意識の視界にもう終 ....
太陽と月に今日も見張られながら
24つに区切った計画を遂行していく
もう3日前の願い事なんて忘れてるのに
あの時の君の言葉だけは丁寧に保管されている
欲しい手がかりと残したい証拠が揃わ ....
路地裏にほこり立たぬがビー玉の雨あられ降るときの夕暮れ
Raincoatはお嫌いでしょう sugarcoatで献じる嘘
Evilを真似てlive供給 アナグラムの愛 日々拝受
Glamorousなるgossipも才能なれば許容範囲
Automatic ....
ありきたりの夢を見て自殺
それが一度目の人生
必死に飛んで落ちて死んだ白鳥
それが二度目の人生
行軍の果て青い空を見て餓死
それは三度目の人生
毎日、何度も何度も頭を下げ
子を育て、子を ....
夏の思い出がやさしい獣のように
部屋の隅でうずくまっている
私はその背中を見つめながら
眠ることもできずにいる
エアコンが微かに唸り
ぬるい空気を押し返す
飲み残しのペットボトルの水は ....
もっと上手に絵を描きたい
夏休みの宿題に取り組んだこと
頭の中で完成している絵日記が
所在不明で消えていく
次の日もまた次の日も
浮かんでくる影像を描写で ....
(じゅるりと甘い豊水梨
まだ食べさせられていない
疲れこんで放心
ひととおり過ぎてペタと座り込む)
一人で悠悠と横たわりながら耐える
くらしと
半生を捨ててあまい缶詰の汁に
溺れる ....
バスタオル干してる二の腕のとこ
おとうさん
姿見の中の姿見
おとうさん
切りにくくなる足の爪
おとうさん
蛍光灯の下の剃り残し
おとうさん
午前四時三十分の仄明かり
おとうさん
....
今日はお誕生日よりも
お盆やお正月よりも
待っていたよ
大好きなお寿司を食べる日だ
一番好きなビンチョウマグロを
いっぱいいっぱい食べるんだ
回れ回れ私の大好きな
ビンチョウマグロ
誰 ....
Curly and honey blond from his mom’s side,
Black eyes from my side,
He looks so gorgeous unde ....
最近気に入った歌が
十年も前に
流行ったことを知って
俺はその頃
一体何をやっていたのだと
愕然とする
記憶には薄っすらと
霞がかかり
もうはっきりとした輪郭では
捉えられない
....
1. 大規模処理型AI(Amazon Bedrock)で利益を最大化する条件
政治・経済の自由度:アメリカ大統領やグローバル政策の変化が必要
→ 規制緩和や国際競争の流れが有利に働かないと、投資回収 ....
明日は
今日と何もかも違い
こびりついた
不安も消え
地底から這い出て
陽の光をたっぷりと
浴びることが出来たなら
まだ何とか
やって行けそうだと思うけれど
夜、無造作に
左半 ....
身なりはキチンと
清潔感を大切にし、品を持つ
ウェアはシンプルに
洗練された装いで心を整える
食は大切に
栄養を考え、心と体に優しい食事を
整理整頓 ....
突然の
マサカリに
腰を抜かした
へー、腰を抜かすってホントにあるんだと
冷めてじぶんをみているじぶんもいる
たぶんあと3センチ前にいたら
絶対当たっていた
落ちてくる音 ....
よく冷えた梨が好き
隣席のあなたがそう言ったから
出勤前に、この梨を剥く
指先を滴るまろやかな甘い汁
一切れつまみ食いしてる間に
時計の針が進んでしまう
あわてて梨 ....
○「出会い」
人生は
師や友との出会いである
○「価値」
大事なものは
すべて
お金で買える
という錯覚に陥ってないだろうか
○「道迷い」
間違っている時は
はじめの第一歩 ....
発菩提心という
極楽行きの切符を買って
地獄行きの特急列車に飛び乗ろう
鬼が嗤う
無間地獄の責め苦なり
死にかけるほどの苦しみが
何十年も続く
お地蔵様が救って下さる
極楽 ....
自傷する人や死にたい人をネットで見かけると、たまに、無力感がぶわわわっと首筋を撫でる。「私も自傷した事が、死にたいと思った事がある。」と言ったところでどうだい、その人は私ではない。私にはない希望と絶 ....
接客業
出来て
良かったのは
一日に
何百人と話す中
嫌な人もいたけど
誠実な人もたくさん
いた事を知れた
どんな店舗でも
必ず良い人が
どこかに
い ....
スタートレイル 時間を研いでいる
その明方以外に死角はない
通り魔の沖にいる 壁がひらいていた
にぎる。ひとり、が 彩声される
判別しない問い おそらく折り返した像
ふつうとは猟犬をつれて ....
ゼロの終わりが始まりを呼び
始まりの終わりにゼロに戻る
ずっとゼロをなぞっている
今生きてる
それも一度だけ
Y字路での選択を繰り返し
限りないそれを超えては
ゼロ地点に立たされる
....
お金がある人は
ヒマがあると
お金を使って悪さをする
ヒマがないと
お金を使って時間を買う
お金がない人は
ヒマがあると
お金を求めて悪さをする
ヒマがないと
お金を求めて変容す ....
樹々のささめき
秋のまなざし
土の殻を脱いで
風鈴と戯れる
あの風のよう
出奔し
残り香をたぐる
民族という幻想の
ゲル状の遺跡を渡る
無造作に繊細に
ごぜの指先の
せつなの逡巡 ....
ただ愛が計り知れない罪ならば夜の夜中に星になってよ
もしチューハイ一杯だけでも云えるなら「死ぬまでいっしょね」花一匁
まるで涙の川ね
ルイ、リバー
わたしの胸に、
水音がせせらぐ
白い河原と、
仄かなことばが残した
透明な軌跡
ひとり、
揺らめく水に姿を映し、
零した、
哀しみの、 ....
「逢う」と「会う」の違いが
分かりますか
「夢」と「現」の境目が
見えますか
埋火のような想いはどうやって消したら
よいのでしょうか
叶わぬ願いを此処に置いて行っては
い ....
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