占い師のバラードで混み始める市役所
1/60億 分母そんなにいらない
猫おっかけて風になったどうしよう
「人間」だなんて、もっと軽々しい名詞でいい
....
原形は不動 そして現在見ている物も不動 『ものかけ』
譬え立体に見えたとしても動く事はない
ところがそこに入り込む永遠
を構成する細切れの時間が空間を掻き混ぜる
歪曲
確 叶 ....
飲みかけのペットボトルに
虫が入り込んだから
そのまま蓋を閉めると
虫はかもめになった
飲みかけのペットボトルに
埃が入り込んだから
そのまま蓋を閉めると
埃 ....
1
るるる
時には名もないあなたを「あなた」と呼んでみる
「あなた」 あなたはふりかえる 顔のあるあなたは
時として 「あなた」ではあるものの あなたではなくなってしまう
時がある 「あ ....
愛は世界を救う責任を押し付けられて
部屋の隅っこでいじけちまってる
おい、愛とか言うそこのゴミ
何が愛だ
C2のボトルが夜の始まりでダストボックスに蝉の抜け殻
「きょうだけはけものにさせて」「けものならすききらいなどないはずなのに」
まっしろなシーツの上の波が凪ぐ 引き攣る指が津波 ....
僕
には携帯を充電す
るより少しだけ大切なことがある たま
に
は逆らってみたいと思う
....
1 降り注ぐピの静寂
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
ピピピピピピピピピピピピピピピピ ....
君の好きな白いTシャツとリーバイスを脱いででも僕とセックスするかい
圏外は僕を孤独にするからさ、わざと知らない番号を打つ
くちばしをとがらせとがらせひからせてさいごのキスにしようと ....
1
無印の裏の自動販売機に
たまに売ってるオタマジャクシみたいなの
120円入れたら二個出てきたから
ポケットに入れて家に帰ると
一個死んでた
2
確定申告を出した帰 ....
二組の親指と人差し指で
フォトグラフを撮りながら僕らは
あの一瞬一瞬を上手に繋げて
永遠を作り出す予定だった
空に雲は要らなかったし
海に波は要らなかった
砂浜に足を浸した少女が
僕 ....
パイの実がすぐ空になる すぐ空になるものがあと一つだけある
一人では食べきれなくて汚された皿の匂いは部屋の匂いで
単純な作業に終われああ今日も八年前と同じ青空
「何」と打 ....
歩き出す 30分で寝るために回り続けた扇風機まで
売春で出会った君が好きだったロイズのチョコを噛んだりしてる
今一度死んでもいいというような気分で英語の授業を受ける
明日の朝、起きら ....
ピッピ
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タイトル
カテゴリ
Point
日付
Q
[group]
川柳
34
04/8/10 20:10
+
[group]
未詩・独白
6*
04/8/10 15:54
pepsi blue
未詩・独白
4*
04/8/8 12:54
あなたが るるる そこにあるということ
[group]
自由詩
8
04/8/3 19:39
何が愛だ
[group]
自由詩
6
04/7/31 20:42
小さな死
短歌
10
04/7/29 0:11
僕には携帯を充電するより少しだけ大切なことがある
自由詩
8
04/7/25 21:52
ピ
[group]
自由詩
5
04/7/14 20:53
大人の階段近辺 抜粋
短歌
5
04/7/11 2:09
無益なリセット
[group]
自由詩
5
04/7/9 21:03
群れる青、その一部始終
[group]
自由詩
5*
04/7/5 0:55
ひとりぐらし
短歌
6*
04/7/4 23:49
回り続けた扇風機
短歌
18*
04/7/3 22:57
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