{引用=ピッピだっけ?窓の隙間に北風がこぼれるような素敵な名前だ}


なんで今日は羽根が開かないって、ああ、マイナスだらけの最低気温

君の目で体透かせば黒い部分のたくさん出来る季節がきた ....
しっぽまで


あんこの詰まったたい焼きを


頭から食べると


おしりからいつか


あんこがはみだす


私たちもそうだろう


いつかは最後にはみだして ....
くらくらしている。クラシカ、遠い世界にいます。海。空に海があるよ。落ちてこない、あれ、今気付いた。なんで落ちてこないんだろう、あの海。空が青いです。ふしぎ。白いさかなが、いっぱい浮いてる。あれは死んで .... 背中、くっついちゃうね。
語尾で分かる、彼女は眠りそうなんだと、
顔が見えない。
抱き合って繋がりあって、その先まで考えていたけど、
今はこれがコップの全て、せ(か(い
違う世界を見ていかな ....
 自殺で死んで次に目を開けた僕は心底がっかりした





  同じ病室で同じ母親の下に生まれたからだ
隆没をたゆたわせれば僕らいつか仲良し一緒になれるかも、ってね



セックスの後に知ったのは涙って舐めるとしょっぱいんだってこと



いつも降るわけじゃないから雨なんて絵になるのにね ....
i. 光化学スモッグ

色盲ではない
真っ白な高層ビル 真黒な人たち 白黒の横断歩道
灰色の空…いくら時間が過ぎてもモノトーンのオブラート
真っ白な月だけが顔を出して 星はここから見えない
 ....
Tシャツで過ごし来た身に桜降るスーツの重みに耐えてゆかねば


学校まで2.6kmあるけれど1分間で着いても遅刻


「ダ・ヴィンチ」で対談をする一青窈「一青」が並べば違和感だらけ

 ....
クラクションを鳴らせばきっと終わりだねさようならって何回言えた?


好きなものリストは危険 親指の少ない俺が魅かれてく首


「花冠」という名の車命遠くヘッドライトは壊れたままだ ....
咲く、昨夜、咲く、空を裂
       く、さくさく、朔、咲く桜
      咲く、さくら、桜咲く昨夜
 、真夜中桜咲く、君の両掌
  の上いっぱいに、金色の瞳
         、金色の髪 ....
セトウチジャクチョウ!虫の名前。
メソポタミア!テレビに出てる眼鏡かけた外人の名前。
トランスフォーマー!!!駅の中にある機械の名前。
ホワイトバンド!!白人音楽グループ。
ケーヒンコーギョー ....
誰かの手、誰かの背中、誰かの舌、誰かの心、これがあたしか


10月は涼しいもんね夏休み連日連夜のお誕生会


「あたしたち群馬のまーのてんてんの下に住んでる人類なのね」


パチン ....
   大丈夫っスよ


   地獄の入り口では


   童貞と処女だった人間たちが


   「どうせ死ぬんだから」って


   日がなセックスしてるっスよ

 ....
夏をつれてくる妖精がいないから冷やし中華を初められない


泣きながら闇夜に響く帰り足コンクリートは{ルビ夏=プール}の青み


ウェディングドレスの中で夏に埋む指の日灼けを抱いて遠くへ
 ....
地獄から帰ってきたらまっくろいしっぽ丸めてHELL O,HELLO


ネネちゃんのなぐるうさぎになりたいな
 ネネちゃんの耳が夜毎伸びてく


このコート買ったのはもう五年前、この ....
携帯の001が空になる002の名前で埋める


けだものの名前教えて わからない言語でさけぶことになるけど


まっくろな花のない不思議命日は百合をインクにつけて乾かす


世の ....
クリスマスを想う真夏の公園のジャングルジムに降るしゃぼん球


赤道の下が静かになってゆく 同じ時間の違う景色で


青くなっていくのだ カレンダーをめくる指が冷たいと感じる7月の朝
 ....
劣情 かき乱す
辛い暗い部屋の奥底で
鬱味鬱色の飴玉ひと粒
嘗め回す 鼓動が一つ遅れる

存在を否定して
存在しようかと思ってる
六弦、後ろで鳴り響く、ドラム、
バス音…失くしてもいい ....
そう、かでも、かなでもかなりでもかなりやでもいいんだよあの鳥の名前は


電話ってさびしがりやのぶきようが作ってしまった手作りのうで


知ってるよ、リサイクルショップに陳列された ....
お兄ちゃんは一生しあわせになれません だって死ぬまできょうだいだもの




ぶさいくかかわいいかじゃなくお兄ちゃんと同じ苗字のこどもがほしい


法律よりあたしの羽をなめるとかそ ....
君の名前はそこにあり
僕はその名を呼んでいる
風邪で寝込んだ病床の
上空遙か20mm

君の名前はそこにあり
僕はその名を呼んでいる
呼んでも呼んでも減らなくて
僕はその名を呼んでいる ....
一行で勝負しようぜ僕たちの愛する言葉がグーチョキパーで




駅前でカップチーノを飲み干して横山剣からギャラを受け取る




君は何故毎年秋に亡くなるの、紅葉だからよ、 ....
(あれが僕の星)






開けられた鳥籠からっぽ当たり前


叱るという概念のない2090年


光る星は全て同じ


片足の彼女の羽のうつくしさ


き ....
しょっぱいスープにつけられた
エビのようにうずくまって
昨日の再来を待っている
明日なんて一つもいらない
歪んだギターになりたくて
誰かを傷つけたくなくて
歌った端から消えていく
言葉の ....
がらくた館で働くメイドの手帳には「明日はジャックの頭をいれる」


「人間の飼い方」というテキストをじっくりと読む講義内容


先生をやってる貴方の永遠の夏休みにピリオドを打つ ....
戦争に行きたいと
妹は泣いた
誰かを殺めたくて
仕方ないと言った
兄ちゃんを殺していいから
お前は戦争に行くな
と宥めて
固い指切りをし合って
その日は一緒に寝た

明くる日
妹 ....
眠れない夜に読経が聞こえない和尚も坊主もくんずほぐれつ


あしたから猫になるから恥ずかしい名前をつけて呼んでもいいよ


泳ぐ魚 無意味と知りつつ死ぬ君の欠片が♂の形をしてる
 ....
透明になる
季節の変わり目には
どんどん色素が失われ

地図上に引かれた
ぶっきらぼうな交差線を
どんどんほどいていく


今日をほどけば、
明日のかけら
冬をほどけば、
春の ....
だっだっだっだっ地下っだっだっだ
だっだっだっだっ地下っだっだっだ
だっぱー(しゅー)ずたたたたた多々ん
だっぱー(しゅー)ずたたたたた多々ん
だぱすかちん!

(あー)鷹鷹鷹鷹鷹鷹すかち ....
南町二丁目電話ボックスでさらってくれる人を待ってる



ガキ大将なんて嬉しいものじゃない道具で殺せるジャイアンのこと


死ぬ星が一番光る 遠吠えを聞いた僕らのつく嘘みたく


 ....
ピッピ(253)
タイトル カテゴリ Point 日付
【短歌祭】シンビジウム・ホワイト・ラバー[group]短歌1206/12/17 21:09
ц[group]未詩・独白606/12/1 17:27
classical[group]自由詩1006/11/30 20:56
ハピネス自由詩9*06/11/28 1:22
again?未詩・独白506/11/23 0:10
S[E/H]I  (生死)短歌706/11/22 17:33
光化学スモッグ/スクリーントーン自由詩1006/11/14 0:27
2006/10/01=2006/11/09短歌8*06/11/9 20:28
喪葬短歌806/10/25 22:04
咲くら自由詩406/10/25 21:47
授業まであと15分くらいなので(略)未詩・独白6+*06/10/19 12:09
誉められるものじゃなくても短歌6*06/9/14 10:03
大丈夫っスよ未詩・独白506/9/12 11:11
【短歌祭参加作品】ゆめのなかのこいびとたち[group]短歌1106/7/28 20:36
nagashi-so-men 2 青短歌506/7/6 22:45
nagashi-so-men 2 赤短歌406/7/6 22:45
faraway/just from this spot on ...[group]短歌806/6/19 21:11
wor-ds自由詩306/6/11 0:53
バイバイ、古語文法短歌706/5/25 20:35
お兄ちゃんあたしにデフラグしてください短歌806/5/25 20:19
君の名前はそこにあり自由詩5*06/5/18 19:57
一行で勝負しようぜ[group]短歌1906/4/21 1:09
ファンタスピカ川柳6+06/4/4 21:11
僕の手自由詩506/3/26 10:33
エロ美(あふれだす煮汁)短歌7*06/3/18 14:00
制御自由詩706/3/14 23:45
【短歌祭】エロは心のクスリです短歌1106/3/3 12:39
フューチャ・コンストラクチャ自由詩806/2/22 22:06
_自由詩5*06/2/15 8:22
短歌を書くときは書くことの十倍の文字を考えている短歌1306/1/27 21:14

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