そらにはりつく ひしゃく星
すくっておくれよ
ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り
外は悲雨だから
いいんだよ、いいんだよ
ぼろぼろ泣いて、いいんだよ
陽気なハリー
今日も命を削って商売繁盛
そして、sold out!
あたいの心は茜色
つっかけ蹴り上げたら
明日は、きっと晴れ
あたいは線香花火
絶頂をすぎてもチリチリ感じていたい
火球 果てるまで
雨の日は おうち遊び
メールを待ちわびて
ひとり遊び
AといえばA
されど
BといえばB
澄んだ水にウチは住めぬ
これだけは言っとくよ
by ウチ
唇は ほどよく濡れ
指先は ぬくもりを感じ
果ては 穏やかな吐息
愛ってやつは
○だったり□だったり、ときに△だったり
そんなもんだろ、なぁ
雨も忘れるほど唇を求め合った夜
そこに忘れてきた傘一本
今も時々探してみるけれど
そこを曲がると、雨が降る
ずぶ濡れのふたりが駆けてゆく
それは遠い昔のこと
たんねんに こさえた ゆきうさぎ
あなたが ふりむいてくださらないから
きょうも 赤い目の ゆきうさぎ
携帯をにぎりしめる手がかじかむ頃
うちのハートも西高東低
はよかけてこんと、もう知らんよ
縦横無尽に うちのチャリ
それがすべてよ マイワールド
五里霧中なんかじゃないんだからね
あんたぁ ちょっとぉ みかけに よらない 日本一のくるくるぱぁー
ってなぁ
あほぉいうたひとがあほぉなんですぅ、あほぉ
ひとり酒は 心をさます
今宵だけ つきあってあげる
あたいの温もり すこしあげる
うちが一度は惚れたあんたや
男やったら一生守ってみせて
彼女は、うちのダチやから
あんたはカスカス
うちはスカスカ
ふたりそろおて、ほな、さいなら
また愛を怠って
また後悔などして
わたしは、いまだ愚かです
思い出の扉は
天瓜粉
慈愛に満ちた、そんな日々
あのひとにあって
あなたにない
わたしは、欲張り
公園でタバコをくゆらせていると
大胆不敵な白いヤツがやってくる
ニャンと甘えた声で
*平成22年3月 詩集「十二色入り」より
街は涙であふれかえり
あんたはもらい泣き
あんたには、あたいの涙、まだもったいない
切れるのではと、怯えるより
切れたら、繕えばいいと
わたしは、そのつもりだ
あなたは、ビードロの中
だから
今でも、そっと息を吹き込むの
今宵は
ちゃんちき、
ちゃんちき、
逢引きするなら
花祭り
逃げるなら
花祭り
タオル地のゾウさんは、ボタンの瞳
故郷のばっちゃんの瞳
とりあえず、ごめんなさい、ありがとう
春の陽気は
あなたのひざの上
ほんのりと
「あなた」
あなたは歩み
わたしに残されたものは
ただの影法師
「ひみつ」
そっと、唱えてみた
遠い昔の
あなたとわたしだけの呪文
「ひとりぼっち」
時が ....
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