煙草を一服
おいらは高額納税者
そしてまた一服
まどろみの午後、鼻毛を抜いていた
また白いのが一本
何事もなかったように、また鼻毛を抜くことにした
鼻毛
まどろみの午後、鼻毛を抜いていた
おや、白いのが一本
ち ....
夕涼み
風がささやく
お疲れさまと
暗闇に 弱々しい一筋の光
信じて歩んでみようか
これまでも、これからも、
夜を 想う
星を 想う
君を 想う
あっち向いて ホイ
ウチ見て ホイ
なんでそちらを向きはるのかしら、いけず
枯れちまった海で
魚は息はできない
また涙で溢れるまで
灰色の空
ヌメヌメした空気
人混みに溺れる
あがらうことが目的のあなたに
月は微笑まない
星々は拍手をおくらない
まどい
まぐわい
まどろむ
絶対なんて いらないから
小指をね、絡めて
ぎゅっと、
黄昏を乞う
夕餉の香りを乞う
あなたを乞う
もしも魚だったら?
泣くさ、ぼろぼろ泣くさ
海の中なら、あいつに気づかれずにすむだろ
月光に暴かれた激情が
いって はて
そして 闇、闇、闇
月夜にしか会わないこと
愛してるとは言わないこと
そして、キスすること
雪がふらないから
雪だるまにさえなれず
春になっても、とけることができません
愛ゆえに
あなたを、許さない
そんなわたしを、許して
あなたのみる あたいの影
あたいのみる あなたの影
たった一人の観客しかいない影絵芝居
火葬がいい
わたしを構成していた炭素原子はリサイクルされ
その二酸化炭素が空へ散布されるのだから
あやういわたしは
だだをこねたところで
やはり、あやうい
思い出になったあなた
お願いだから あたいをよばないで
この一本道、途切れるまで
言葉はいつも裏切るから
唇をあわせて
せめて、ぬくもりをちょうだい
冷たい手
あたい、冷え性だから
温めてやるさ、ずっと、ずっと、
名もいらぬ
我
一個のエキストラ
ほんとに星になっちまったのかい スターマン
空で待ってくれてたんじゃないのかい スターマン
でも泣かないでいいようにソウルを残してくれたんだね スターマン
あなたとわたし
その狭間にあるわたし
それだけがほんとのわたし
あなたの息づかい
あなたの体温
ほんとはね、わたし、それだけで生きていけるの
太った
ぶくぶくと
心はやせていくのにね
勝たなくていい
負けなくていい
それで、いい
月曜日の朝はよほど嫌な顔をしてるのだろう
だからか、いつもより少し長めのいってらっしゃいのチュー
それがぼくのビタミン愛
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