鼻毛 それから
殿上 童

 
まどろみの午後、鼻毛を抜いていた

また白いのが一本

何事もなかったように、また鼻毛を抜くことにした



鼻毛
まどろみの午後、鼻毛を抜いていた
おや、白いのが一本
ちょっとした目眩をおぼえながらも、また鼻毛を抜くことにした
                     初出 2013-02-03


自由詩 鼻毛 それから Copyright 殿上 童 2023-07-30 20:30:23縦
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