みんな内側で作られてきた
おなかの中の住人だったの
駅にたくさんの人が歩いているけれど
全員が妊婦から生まれたの
ブラボー
脳みそが痛いや
お母さんから生まれたんじゃなくて
妊婦さんから ....
 詩の批評とは、作者側と批評する側との詩を書く上でのスタン
スないしは生き方のスタンスの差異を明らかする作業なのではな
いかと私は考えている。
 批評する側が詩を選び作者の了承をとらずに批評する ....
うちの窓から
朝日はみえない
きっとどこかの窓からは
朝日がみえる
みえるのだろう
夕べ
流しの三角コーナーに
食べ残したサラダを捨てながら思った
サラダの中の胡瓜が細かくなる前
の ....
うさぎはおおかみの上着を着て
おおかみの上着の上から
うさぎの上着を着て
うさぎの上着の上から
おおかみの上着を着て
ほっと一息ついて
コーヒーショップなんかで
おおかみの上着を脱いで
 ....
すばらしい朝だよ

朝にすばらしいも
すばらしくないもないけれど

とてもすばらしい朝だ

さざんかの花びらが
土の道に散らばった

朝日のふりそそぐすばらしい

朝だ
私は、私を 
君に伝えた 伝わった?

国道38号線へ

わからないことは 
ますます増えてゆくけれど
信じていることは
これっぽちも変わらない

許せない許せない許せない
 ....
あなたは、加藤商店で
アイスキャンディーを
買ってくれました

川沿いの道並んで歩き
アイスキャンディーを食べました
おばあちゃんが待つおうちへ

「あ、おばあちゃんのがないよ」
 ....
お姉ちゃんが
こまぎれになって
道路に落ちていた

わたし
ひきずる
お姉ちゃんの右腕
ずるずるとひきずって

「はやく帰らなくちゃ」

アスファルトに
右腕が描いた
赤 ....
とあるところに、<虹色の湖>があるのです
光の加減ではなくて
なんの具合なのか水の色が様々に変化して
それは汚染ではなくて
自然の現象なのですから
たくさんの観光客が見物に行くのです
から ....
夜から朝の香りが漂いはじめると
冷えた青暗さが産まれてしまい
わたし
朦朧の海の前に立ちつくす

霧に包まれた濃紺の砂浜
埋まってゆく足元を
記憶の波がおしよせて
砂粒軋ませ揺らしてく ....
明け方の光は
夜に反射しているんだ
だから青い
青白い
山を登る
人は変わる
毎日変わる
同じ名前でも
同じに見えても
もう同じ考えでは
同じではいられないの
変わらないのは約束 ....
全ての女の子へ
王子さまは
かえるだったりするのだろうから
玉子さまだったりもする
当然、白馬になんて乗っていないし
スポーツカーなんか持っていないかと思われ
運転免許だって持っている ....
わたしは、男のおかあさんと暮らしている
男のおかあさんは、働いているので忙しい
男のおかあさんは忙しいので、わたしは留守番をする
わたしは遅くまでひとりで遊んでいるので、いつも眠い

男のお ....
ひっこしました
 
と言うのがすきだ

ひっこし

ひっこした あと

ひっこすよてい 

も捨てがたい

だからさいきんは

ほとんどの時間を箱とすごしている

早く ....
お池のコイ
腹を浮かせて
ぱくぱく
お母さん私は今日も
息を吸っています
音がないコーラス
コーラス隊は女ばかりじゃないのですね
コイなんですって
コイですってば
コイです夕方の ....
嵐の日には
換気扇からも
外が侵入してくるので
それがひとりきりの夜であれば
尚更雨が風にかきまわされて
音になってすぐ
そばまでせまってきて
寝そべった体は
あっと言う間に船にの ....
前の日の晩から決まっていたので
目が覚めてすぐ
はなうたを歌った

朝ごはんを食べるときも
はなうたで
納豆ごはんと大根のお味噌汁だ
やってみようとも思わなかったので
今まで知らなかっ ....
たとえば
男の手を盗み見て
どの指を入れているんだろうかと
思案するとき
大抵中指なのだろうが
どうでもいいが本当は薬指を入れるべきだ
と思う
覗き込むように真剣に
見つめて
「 ....
ロマンチックは
たったひとりの食事のようで
たったひとりのセックスみたいだ
ロマンチックは体では作ることができない
言葉
はロマンチックを形作る
ロマンチックはカタカナなので
哀愁として ....
鹿と衝突すると車が大破するぐらい
私は元気です

だから

貴方が
光への道を迷っているのならば
私が
身を持って進んで伝えに戻ります

宗教のようだと
貴方は
吹き出して ....
サダアイカ (aika)(20)
タイトル カテゴリ Point 日付
マーカー未詩・独白705/3/9 1:10
私はただ、過敏さを露見したにすぎないのでしょうか?散文(批評 ...5*04/5/19 16:38
サラダ自由詩2604/5/15 14:20
きぐるみ自由詩2804/5/15 14:17
すばらしい朝未詩・独白203/12/31 8:11
君は国道38号線をゆく自由詩503/12/3 18:36
ゆうべのアイスキャンディー自由詩603/12/3 18:34
お姉ちゃんのヘビ自由詩603/12/1 15:02
<虹色の湖>自由詩303/11/26 5:44
朦朧の海辺自由詩503/11/24 3:08
夜明けの地図自由詩103/11/23 20:30
Someone to Watch Over Me〜全ての女の ...自由詩1203/11/18 13:36
男のおかあさん自由詩1303/11/15 1:46
LEE MORGANのペットボトル未詩・独白503/11/12 17:21
カープ自由詩603/11/12 16:39
四十三音自由詩403/11/12 16:32
おとといはずっと歌っていた未詩・独白603/11/12 0:14
ゆび自由詩1203/11/11 4:12
東京のロマンチックめ!自由詩1203/11/9 15:16
人の群れ自由詩703/11/9 15:15

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