冬の頃 テレビで見つけた温泉に
夏に来たのは 僕一人だけ
この夏の 打ち上げ花火 忘れない
初めて君と つないだ手とね
待っていた 暑中見舞いの ....
この花に
この色に
何度 なぐさめられただろう
短冊に 記す願いは 胸の内
「{ルビ一日=ひとひ}だけでも あなたをください」
キスをした。
触れるくちびる、抱き寄せられたからだ。
気持ちよくて夢中になる。
からめとられておいかける。
刹那。
....
世界を敵にまわしても
みんなに憎まれてしまっても
あたしはあなたをまもります
そのためだけに、生きていきます
ちょっと長くなるかもしれません。
よろしければおつきあいください。
夏バテか、疲れがたまったか、なにもする気が起きない。
そんなとき、彼女がやってきた。
「ご ....
どういう縁かは知らなかったけど、ひと夏、おばあさんが家にいた。
でしゃばらない、口数の少ない人だった。
私は小学6年生。すきな人がいて、友達がいて、楽しかった。
「主人は、三男坊 ....
彼女の場合
やんなっちゃうな
どんな時でも、君がいるとわかったら
探さずにはいられない
見つけると、
見つめずにはいられない
やんなっちゃうな
....
彼女の場合
ゲーセンで、ハンドルを握ってる
食い入るように画面をにらみつけて、時々、歯をむき出しにする
終わってもまたコインを入れて、ハンドルを離さない
よっぽどそのゲ ....
彼の場合
振り向くかもしれない
前を歩いている、去年、同じクラスだった子
いや、振り向かないかもしれない
歩いてる途中で振り向くコトなんて、ない
追い越せば、そ ....
知らなかったの
海がこんな色だなんて
こんな青と碧だなんて
いままでホントに知らなかった
だからあなたの言葉も
聞き逃してしまったの
もいちど言って?
すきって言って?
あたしをすきっ ....
「水平線の向こうには、
空以外のなにかがあると
信じてた」
昔、書いた文章
こんなトコまで来てみたけれど
まだ
信じてる
あれから12年
いま ....
神戸のモザイク広場には
一隻の船が飾られている
かつて世界一周を果たした船を、復元した船が
けれどその船は、航海してここまでやってきた
海を渡ってきたのだ
だが、いまは
陸に固定され、帆が ....
今年もまた、
桜が咲く。
「誰が為に」などと
言うつもりはないが。
去年までがそうだったように、
来年もまた、咲くのだろう。
二度と見ることはかなわない
あの桜も咲いているのか。
こ ....
満開を待つ桜に
雨がふっている
なんだか
うつむいて かなしそう
いったいわたしは
この桜に
なにを重ねているのだろう
「いつか見た 景色のよう」と うそをつく
桜の前には 恋の墓標を
願わくば 桜の下にて 恋、捨てる
カケラも残すな 春の嵐に
祖母の眼に 桜 ....
ねぇ和尚 あなたホントに聖職者? ベッドの上では 独裁者だわ
続きして? そんな気まぐれ 猫みたい
アタシを裸に したのはアンタ
足ひらく ....
おんなのこにうまれたら・・・
きっと、誰も、夢にみる・・・
たった一人の特別な人に・・・
「だいすき」のチョコを・・・
震える手で差し出す日を・・・
....
あまいはずのちょこれいと
いつも今日だけ苦いのです
今年もわたしが食べました
ずっとあなたがすきでした
いま、アメリカと日本は、狂牛病問題で、大変。
アメリカの、もしかしたら食べた人が死ぬかもしれない牛を、
日本は輸入したくない。ほしいのは、食べても絶対に死なない牛だけ。
「どうして牛 ....
読まなくなった本をかたづけていたら、
ページの間から、一枚おちてきた。
古い写真に手が止まる。
「・・・」
思い出したことなどなかった。
だが、忘れてもいなかった。
....
君の笑顔がすきだよ
「いきなり、なによ」
笑ってる君は、かわいいね
「やめてよ」
あれ?
どうしたの?
「いいかげんにして」
もしかして、怒ってる?
....
子供たちを食い物にして、
利益をかせぐ、大人たち
未来は、どこに向かっているのか
大人たちにそんなことをされた子供たち
その子供たちを頼って生きる日が
大人たちにやってくる
....
もしかしたら
それでも貴方は
人間を信じていたんじゃないか
幼い頃から、富と権力と横暴さを、
いやというほど見てきた人だ
人間の純粋さに接して、醜く汚いものばかりに囲まれて
....
願うことは
罪ですか?
あなたがすき
あなたがすき
あなたがすき
願うことは
罪ですか?
わたしのしあわせは、あなたのしあわせとは違う
しあわせになりたい
そ ....
姫路の書写山に、
初詣で行きました。
明治のころから変わってないだろう、景色。
さがせばきっと、
たくさん残っているんでしょう?
そして、日本人の精神も、
変わって ....
すきと言えれば
あなただけと言えれば
・・・あたしにそんな勇気はない、だけど、ここに、あるんだよ
何年か前、女友達に呼び出されて、花火をした。
派手ではないが、間近で見れる線香花火がすきだった。
冬の線香花火は―。
暗闇の中、その小ささ故に、なおいっそう、さびしげに見えた。
....
こわいものだらけ
だから、なんにも必要ないようにした
強いあたしなんて、どこにもいなかった
信じてくれなくてかまわない
あたしはあなたをすきだった
それだけが、あたしの真実でした
逢坂桜
(201)
タイトル
カテゴリ
Point
日付
【短歌祭参加作品】団扇あおいで、忘れない夏
短歌
3*
06/7/22 21:48
なぐさめ
携帯写真+ ...
4*
06/7/15 22:35
たなばたの夜に
短歌
4*
06/7/7 20:15
あたしと彼と、彼とのキス
自由詩
4*
06/7/6 21:33
「闘う女」
自由詩
8*
06/6/28 12:53
かわいい彼女が言うかわいいこと
自由詩
2*
06/6/25 22:08
幸薄き人の声を
自由詩
5*
06/6/15 20:35
片想い 06.人込みの中に
[group]
自由詩
0*
06/5/20 17:03
片想い 05.横顔
[group]
自由詩
1*
06/5/20 16:58
片想い 04.こっちを向いて
[group]
自由詩
0*
06/5/20 16:50
海のせいなのよ?
携帯写真+ ...
11*
06/5/5 16:05
思えば遠くへ来たモンだ
携帯写真+ ...
4*
06/5/5 12:07
神戸のサンタ・マリア号
携帯写真+ ...
5*
06/5/2 6:57
桜の下で振り返ってはいけません。空をあおいで笑いなさい。
[group]
携帯写真+ ...
11*
06/4/11 18:30
雨の日さくら
[group]
携帯写真+ ...
7*
06/4/5 12:45
弥生の桜
[group]
短歌
4*
06/3/17 23:05
【短歌祭参加作品】背徳の時間の女たち
短歌
6*
06/3/5 20:14
2月13日にみる夢
自由詩
7*
06/2/17 19:05
2月15日のつぶやき
自由詩
5*
06/2/15 21:23
アメリカ人になってみた
散文(批評 ...
3+*
06/2/7 21:04
思い出さない、忘れられない
未詩・独白
1*
06/2/7 14:02
君の笑顔は世界を征服できると信じる
自由詩
7*
06/1/29 21:48
「夜回り先生」を読んだ大人たちは
[group]
未詩・独白
4*
06/1/16 9:33
翡翠の眼に映ったもの
[group]
自由詩
2*
06/1/14 10:14
I wish for my happiness.
[group]
自由詩
4*
06/1/14 10:01
ラストサムライがいた景色
携帯写真+ ...
1*
06/1/3 21:12
あなたに見えなくても、たしかに存在してるもの−3
自由詩
3*
06/1/2 7:02
真冬の線香花火
自由詩
2*
05/12/30 22:45
あなたに見えなくても、たしかに存在してるもの−2
自由詩
3*
05/12/29 11:09
あなたに見えなくても、たしかに存在してるもの
自由詩
2*
05/12/28 19:25
1
2
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5
6
7
0.43sec.