それは疫病学の分野だが
これは心理学の分野である

恐慌状態に陥った人々との関係を?
マスクは実際の効果というよりもむしろ
{ルビ他人=ひと}を安心させるため
ひいては己の身を守るため
 ....
結婚するのはいい

けれど僕をどう処理するかは課題だった

善玉として処理するか、悪玉としてか

悪玉として処理した場合

あなたは子供の目の前できめぇという親になりかねず

そう ....
ひたすら迷惑とか言われてもね
君たちは僕の迷惑を考えたことが一度でもあったでしょうかと

これだけ同時に人がものを言えばそれはうるさい
かつては著名人だけが発信者であったころはまとまっていたも ....
早朝日が昇る前、まだ深夜に目が覚める

そしておもむろにPCに向かいゲームを立ち上げる
若いころに感じていた解放感はもうない

コーヒーを一杯入れてゲームとツイッターやら
同時進行で眺める ....
人はお祭り騒ぎをやらずにはいられない

人生は茶番ではないが

茶番めかして見せたいテレビ

成功秘話はドラマ仕立て

実際にはなかった必然性を時空軸に与えるのだから

やらせっぽ ....
わかるまい頑張るそばから上前をかすめ取られるこの気持ち、南無

スカッとねしたい人たち集まってスカッドミサイル飛ばすんだって

冬が来た僕の体が冷めたから秋に戻るはまた焼けたかな

守りた ....
たとえば自分が書くものが
書いたそばから誰かに読まれている
ハッキングなどされて
と感じていたら
およそいいものなど書けないであろう

集中が、意識が乱れるのだ

ここはスタンドアロー ....
騒がしく崩壊寸前のクラスで
教師が一喝しまず黙らせる
からの目をつぶって一分間黙とう

すると不思議な静けさが満ち
心の平静を取り戻した

というようなテクニックを使う教師は
今日日ど ....
眠れ蒸れないウメッシュ

いずれ灰塵泣いても

いてもなくてもその人

傍に気づかれないだろう

それは間違い君の

命なければ世界も

政界も生活も

回転を止める

 ....
毎日嫌韓ヘイト報道けっこう
ほっときましょ、それが彼らのしたいことなんだからさ

毎週市民エネミー選定リンチけっこう
ほっときましょ、それが彼らのしたいことなんだからさ

 そんなことが、 ....
反省が将来の行動に関して

なんの有効性もない場合がある

なんとなれば将来同じ暴虐を繰り返すための

口実になっている場合がある

私なんてほんとに嫌な奴だったし

と言った時、 ....
他人からどう見られるか気にするなっていうんです
君の人生は君のものだと

ありのまま振舞えばよいと
勇気づけてくれるのです

しかし実際はありのまま振舞えば
禁猟区から出た獣のように
 ....
謙譲と譲歩を美徳とし
丁寧すぎるほど丁寧にお話ししている
あなた、どこから声出してるのそれ

と思ったら内ではいつも怒っている
あ、やっぱり嫌だったんですね
無理しなくてもいいのに

 ....
アル中の父と同じに男をば見れば恋すらできもしまいに

人生を己がものだと思えたらこう酒なんて飲まないものを

己がもの勝手気ままに生きてるしすべて頭の中の出来事

さわやかな朝の一時告 ....
その恨みハラスメント?と問われればはらはら涙こぼれるばかり 僕は昔から変人に寄っていくところがあった
しかしもうそれを改めたいと思う

フェイスブックに自撮りの写真を頻繁に
文字を書けば意味不明な妄言ばかり

明らかにおかしい
それもそのはず、狂 ....
時の涙が
気体になって
空に昇って
初夏になり

まだしょんぼりと
してますか

改悛など野暮
信心もなし
そのまま行けよ
分かれ道

冷静な 過月の月も 笑っているよ

 ....
ネットは広大だ
人は己の秘密さえ無防備に落としていく
すると監視されていると思うようになる人も出て
自分で書いたんだよってことも多いのだが

しかし驚くべき監視社会を出現させた
これは人の ....
ええねんで。せやかて工藤!ええねんで

信仰はかつて宗教。今科学

動悸する?僕の体と同期して

二十歳過ぎ振り返るほど何もない

ああ酒が酒が飲みたし飲めぬ今

俗人の二言目には ....
あれだけのことしといてよく普通にしてられるよな、恥ずかしくないのかね
などという文言を見たので
ちょうどいいカウンターとしてここに反感を書く

ブラザー、僕がどれだけのことをしたっていうんだい ....
お酒をやめられた人の話を聞くに
まぁ自然に何となく飲まなくなったという
羨ましい人もいれば
奥さんとけんかして飲むなと言われたから
止めたという鬼神のごとき意志力の方もいて

それはよほど ....
美術部の課外授業でフェルメール展に行く

入り口で点呼を取り各々好きに見て回り解散という流れ

一人の学生がとてもゆっくりとした足取りで

丁寧に絵を見て回る

絵画の技法に詳しいわけ ....
子供のころに姉とけんかして
ムキョーと発狂するほど悔しくて
髪を引っ張った
頻繁に

 今では僕が他の人にそんな思いをさせているのかもしれませんね

子供のころに隣の席の女の子が好きで
 ....
まだ暴れたい人なんているんですかって
いるらしく
やだ~無限のリビドーじゃないですかぁ~

謎は存在しない
故に冒険も存在しない
僕であればそんな気持ちにもなるが
彼らは違う

謎が ....
この不安や焦燥が
単に薬切れの症状であることが
容易に察しがつくために
僕の心は余計に悲しい

実際には父母を失うかもしれない
状況も手伝ってか

何もかもタイミングとしては
これほ ....
僕はトライリンガルじゃないし
映像編集の匠でもないし
音楽も聞き専だ

名前を付けることで要素の手足は切り取られ
収まりやすい瓶に詰められラベルが貼られる
どちらかというとラベルのほうが好 ....
常識的に考えてみてください

僕のような働き盛りの人間が

有能な、社会の担い手となる人間が

無力化させられお家でくすぶっている状態で

世の中がうまく回るわけないでしょう

も ....
社会に有益な提言をと放たれる言葉の数々が
軒並み雑音となって流れてくるので
僕もまた一つ奏でてみようと思う

偽者だったら許さないからなと聞く
一体、人に真贋を問うとは
ずいぶん失礼な世に ....
君らはジャップすげ~がやりたいつもり
僕は逃れてジャップアイランドがやりたいつもり
合わないのも無理はない

文化は真実を隠ぺいするという
レストランでビフテキを食べる時に屠られた牛さんを思 ....
書くことが
告白となり
こだまする

人の口に
戸が立てられて
そんなことが
あるんですか

なびく風にも
吹けば飛ぶ
うつろな人の
胸のまにまに
りゅうさん(288)
タイトル カテゴリ Point 日付
転ばぬ先の杖自由詩120/3/11 5:45
未練がましい男自由詩020/2/2 5:56
独裁者自由詩020/1/20 6:37
スターターキット自由詩220/1/7 12:38
祭りの後解散自由詩219/12/26 5:47
冷水短歌019/12/12 7:23
作家の悩み自由詩1*19/11/10 6:11
静穏が満ちるまで自由詩319/10/27 5:30
酔わな酔わない自由詩019/10/1 3:54
疲れちゃった自由詩019/8/22 4:27
反省の効用自由詩019/7/24 7:02
アンチテーゼ自由詩019/7/12 4:39
建前と本音自由詩019/6/24 5:40
酒粕短歌019/6/18 6:11
はらはらはらり短歌019/6/11 12:42
変人に別れを告げて自由詩119/5/22 4:04
季節の変わり目自由詩119/5/6 13:31
サイバーパンク自由詩019/2/11 5:17
去る正月に川柳119/1/13 15:45
犬は吠えるぞ自由詩118/12/18 4:58
日々の雑考自由詩018/12/3 5:57
美術館自由詩2*18/11/4 10:12
生まれる前の殻自由詩018/9/24 14:52
老骨にこたえる自由詩118/9/5 5:05
僕は減薬の夢を自由詩118/8/2 4:59
もぐりの芸術家自由詩018/6/28 5:28
本当は怖いクール・ジャパン自由詩118/6/23 3:31
写楽自由詩018/6/7 3:26
同じものを見ても自由詩218/5/4 5:11
そんな風に自由詩018/4/13 6:03

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