例えば世の中に悲惨な出来事があるのは誰でも知っています
新聞記事を読めば事足ります
僕も身を持って体験して知っています
だからといってそれであなたが鬱になる必要がありましょうか

僕は同時に ....
憂鬱で死にそうです
ハッピーになれるお薬持ってるって?
どう見てもドラッグです、ありがとうございました

断薬したら三十キロ体重が減っちゃったって?
どう見てもヤク切れです、ありがとうござい ....
向精神薬を飲むとち〇こが勃たなくなる
半日くらい効果は続く
無理に出しても精子が水のように薄い

あいや待たれよ、単なる下ネタではない

これは深刻な問題で
夜三錠飲むだけの僕でこれだか ....
アイコンタクト交わしたら

アイコン、ダクトに落としちゃった

愛、混濁たる世の中で

忖度しましょう

アナタの気持ち

タクトを振るのはその腕か

得々と説く

夜盗の ....
私の間違いだった

こうして横になればわかる

じんわり沁み沁み肝臓の痛み

身体に悪いことばかりしてきたのだ

いや、この痛みはどこかで覚えがある

ああ、そうだよ

子供の ....
月食の欠けていく様恋のよう眠りを妨げ影落ちていく

だから君あれほど私怨で歌を詠むなんてことしちゃいけないとかや

立ち直る術の糸ほどつかめない雪にも負けて陽ざしに甘え
は何かと考える
僕は追われる者だった
君らは追う者だった

追う者のほうが目標がある分強い
それはある
僕というのは目標にしてはならない個人ではあるが

僕には愛がなかった
君らは愛 ....
土盛がされた土手に上がり夜明けの空を見ると
ああ、十センチくらい違うだけでこんなに高いものかと
違う気持ちになりもして

そしたら僕より背の高い人は
さぞ開けた景色を見ているのだろうなぁと
 ....
たとえば家を出た後で
火の元大丈夫だったかなとか
鍵かけ忘れてないかなとか
心配になったことないですか

確認妄想というそうですが
うちのパパが若干その気があるのですが
そんなときの僕の ....
無害の証明を求められて
No, I don't have a gun.
ということを見せるために
全裸になった少年が
次の日に見たのは
病院の狭い白い部屋

いささか物理的に過ぎたか
 ....
昔日本を訪れた外国人旅行家は
教育の場で体罰を行ってはならないと
記していた

忍びの血を引く高潔なこの子らに
そんなことをすれば
屈辱と恥辱はいずれ
社会に仇なす仇敵という形になって
 ....
秋更けて夜長に何も変わらない だから何にもわからない、ああ 中秋の名月を見たかい?
中傷の政局なら見た
傷心の民衆も見た
哄笑の首脳部も見た
妄執の亡霊も見た

見たは十五のお月様
昨日の月は……丸かったなぁ
これは特筆すべき事態なのだが
人は成功を目前にして尻込みすることがある
幸福になることは不幸になることよりずっと難しいのだ

と私が書けば
人は性交を目前にして尻込みすることがある
と取る ....
ヨーロッパの教会の天井は高い
そして厳かだ

人の心の安定を図るのに二つの糸があって
一つは縦に
上へと、神へとのつながりで人を立たせる

もう一つは横に
向う三軒隣の人の輪が作る
 ....
子を殺された親が怒り狂うのは当然だし
親を殺された子がテロリストになるのも
わからぬ話ではない

和解の筋道など見えない

こうして天秤の片方に
盛られた不幸は重く
もう片方にいったい ....
親愛なる君たちへ

安心していいとは言えないが

案外、愛しているので

内心どう思っていようと

なるようになるんじゃないかな

しんどいかい

指導者たちよ

どうかい ....
猛反発枕という単語に少し吹いてしまった冬の昼

考えてみれば私も夜寝る時には
猛反発枕になっている

ネット上にうざいだのかまってくんなだの
書くほどうら若き{ルビ乙男=オトメン}ではない ....
朝、一日を台無しにするのも有意義にするのも

自分次第だと痛感してはいるものの

この薄明が吸血鬼たる自分には

眩しすぎるのだ
日暮れ早 カレイの煮つけ 五目飯 時は流るる 飲めとごとくに とある探検隊が砂漠に調査に行った時の話

教授と学生からなるチーム

水は少ない

一人の学生が水筒に口をつけて水を含んでいると

教授が怒って言った

 おい、なんでそんなに水あ ....
爆笑動画botみたいなとこで駅で暴れた男の人を駅員5,6人で押さえ込む映像が貼られていた

笑えなかった

おっさんがなぜ叫んでいたかの文脈は途切れていてわからないし

ともかく屈強なホモ ....
狂犬病にかかった犬を保健所に連れて行って

殺処分にするのと同じような具合に

人間をも屠ってきたのが

ここ20年来のこの国の行政です

ブラジルでは30分に一人凶悪犯罪で死者が出て ....
ああ、うざと 嘆く餓鬼のが よっぽどうざい

そんな気がした 四十路の夜

 先輩、頼みますよ

 もう三十路もとおに過ぎ

 四十路なんですよ

おお、ところでおまえ”みんな”か ....
十代の僕は自問した。客観的・普遍的・絶対的真理は存するか。
そして答えた。無い、あるのは主観的・個別的・相対的真理のみである。
のちに数学の世界には前者が普通にあることを知って切なく思った。

 ....
我らこんなにちやほやされて

受難だ

なぜと言って危害を加える輩も出る

可愛すぎて食べちゃいたいという心境は

わからんが

狙いにされることが困難だ

そういう理由じゃな ....
雨は夜更けすぎに雪へと変わって
けっこう積もったな
雪かきが大変だ

ここでただはしゃぐかどんよりするかが
子供と大人の境目なのかな

ラジオで
大人になるっていうのは責任を持って生き ....
以前、ラジオで香山リカさんがこんなことを言っていた

「たかが意見が違うだけでうまくやっていけないなんて云々」

この人は人間の歴史がわかっていないと思った

私たちはまさに”たかが意見が ....
今すぐあらゆる虐待行為をやめろ!

病院の片隅で、会社のオフィスで、学校の教室で、家庭の真ん中で

いたるところで行われている拷問を今すぐやめろ!

右の手で人を殴っておきながら

左 ....
世界に色を添える人というのがいる

あなたがいないと

世界が終るというほどではないけれど

世界がちょっとだけ色あせる

そんな人たちがもうたくさんいなくなって

世界はもう青ざ ....
りゅうさん(283)
タイトル カテゴリ Point 日付
何と言っていいのか自由詩1*18/3/6 7:23
医原病自由詩018/3/6 7:22
少子化問題自由詩018/3/6 7:21
目と目で自由詩118/2/24 14:19
マゾ、ダメ自由詩218/2/15 15:18
寝入った後に短歌018/2/1 6:44
僕になくて君にあるアドバンテージ自由詩118/1/19 12:13
今朝土手に上り自由詩2*17/12/25 16:07
信じることで自由詩117/11/27 7:08
無害の証明自由詩017/11/12 5:34
忍ぶれど人自由詩017/11/12 5:33
無題短歌117/10/17 12:51
月は夜空に自由詩317/10/5 7:32
結婚前夜自由詩017/9/25 5:20
縦の糸、横の糸自由詩0*16/12/6 7:07
幸運の天秤自由詩116/12/4 5:54
昔の手紙自由詩216/12/3 7:40
反発と課題自由詩216/11/28 12:43
一日の始まりに自由詩216/11/20 6:18
今日の終わりに短歌1*16/11/20 6:17
砂漠探検隊自由詩1+*16/11/12 5:50
柔の拳自由詩216/9/4 5:22
自由詩116/6/28 18:33
ある会話散文(批評 ...116/5/10 11:08
真の考察散文(批評 ...116/4/17 14:17
ネコの日に思うこと自由詩1*16/2/22 15:36
深雪遠望自由詩216/1/18 5:54
オリジナル自由詩0*15/12/9 12:49
宿命ではない自由詩015/11/21 18:31
世界の染色法自由詩115/11/3 9:22

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